蒸発願望

今朝は霧雨の中運動不足気味の犬どもを連れてエルドラに行った

ジメジメじとじとしているので
こないだ行政が大掛かりな草刈してたけど、すっかりボーボーで
あちこちきのこも生えていた
おいしそうではあったが、収穫は止めておいた(^^;;;

ふたりともそりゃぁ熱心に楽しそうに走った

ここんとこ引きこもり色濃いリキはあろうことかウスデブっぽくなってきたし・・
そうさ・・・根性なしのヘタレは家に寄り付かない
庭の穴倉に20時間位は影のようにひっそり姿をくらましている

そしてエルドラでもこうして姿を消すのであった・・・
出て来い！リキ！腹くくって勝負しろぃ！！！！！！

ナイス・ファイト！！

昨日は梅は売っていなかった

・・・しぼりきった雑巾みたいなムギ・・

どうしてやったらいいんだろう

もし・・・アタシであったら・・
やれ頭が痛いだのおなかが痛いとか眠れないとか背中をさすってくれ！とか
色々回りに要求するだろう・・

でも伝えられない・・

もう末期中の末期、末期真っ盛りなのに
ヤツ・・・気丈なんだよ・・・あまりにも・・・・

ただただ使えないヤツ・・がそばに居るだけ・・・

やりきれないだろうなぁ・・・アタシが退院するときもらった痛み止めの座薬
砕いておしりに入れようと思った

嫌がった・・致命傷になっても怖い・・・でも医者に連れて行くのも躊躇われる

けど・・あんな体なのに抵抗するんだよ
きっぱり・・・どっからそんな力が出てくるんだよ・・
キモチだけでしょう・・・

だから連れてった・・連れてくリスクより緩和に賭けた

本当に『お医者さん』ってありがたいな・・・聖職だよな・・って心から思った

アタシのキモチもムギのキモチも状態もきちんと把握してくだすった対応をしてくれた

骨と皮だけで生きてるのが不思議なくらいの体を診察台に横たえて
尚、あらがり抵抗するムギに先生は
「だから死なないんだよ！」って言ってた・・

本当に気位の高くて気丈であきれるほど強情で屈強なオンナだ・・・

少し楽になったかな？♪
今は自力でお気に入りの隠れ家で寝てるゆっくりして

否が応でも

全く強力に蒸し蒸しするねぇ～(ーー;)

丁度パンを発酵させるにはいいあんばいかも・・・

！塩梅で思い出した・・・
そうね・・・市場行ってかわいらしい梅でも吟味して梅酒こしらえたりすれば
気分が晴れるね！そうだ・・・行って来よう♪

そうよ！ごらん！
フツーだって弱るのに、ボサボサになっちゃったけど毛皮着て
具合悪いのに・・
よろよろ歩いてきてちゃんとご飯食べてる！(T^T)クゥー
わざわざ歩いて定位置の台所で食べたがる・・

目が見えないから・・それでも少し回復したから
記憶を手繰り寄せていつもの場所・・本当はとっくにあ～に取られちゃった場所

ここでゆっくりじっくり食べたいんだよね

ムギ見てたらじとじと位で弱音吐いてらんないよ！
梅と一緒になんかおいしいもん買ってきてあげるね♪待っててね

ネコガラ

父親の介護も母親の介護もせずに両方とも死んじまってから
戻ってきたひとでなしのアタシはせめてムギの傍に居ようと思う

ただただよたよたあちこちぶつかりながら徘徊してる傍について
見守っているだけなのに
すっかり骨と皮になってしまった体を撫ぜてやってるだけなのに
何故かこちらのココロが洗われて感謝の気持ちに満たされる

多分ムギがアタシを気遣っているから・・・

その点こちらは、なんの気遣いもない・・・

そしてこちらは、使わなくてイイ気を使いまくって生きている
いろんなネコガラである・・・

どんより雲で

なんだかんだお疲れの今日この頃・・・・

どんより雲だし・・・出かけたくもないし・・・
なんだかんだゆっくり遊ぶ気分にもなれずに
放置していたこないだ買ったミシン・・・ちょっと使ってみた

やっぱ昔の鉄製の足踏みミシンが一番だねぇ～
なんだかんだ電子ってのは、軽くて信用ならんわい・・・
とかなんとか・・さしたる案もないのに、ガーガーやったって仕方ないので
そこらへんを片すことにしたら・・・

５年前に母島行ってたときにミンナにもらった手紙の束が出てきた

いつまでもってても仕方ないからこの際処分しよう・・その前に・・・
って１通１通目を通した

当時住んでいたとこの友人たち・・
そりゃミンナ今だに友人だけど・・母島よりココは近いはずなのに
疎遠になってるなぁ～

でもさぁ～ミンナやさしいんだよねぇ～

アホみたいにただただ悪あがきでなんだか逃げるように出かけていった母島
なにから逃げたんだか・・・・

だからか・・・あっという間に撃沈

メソメソミンナにＳＯＳの手紙送ったんだっけかなぁ～

なんて思い出して・・・やっぱ捨てられない・・・ミンナのやさしさそっと袋に戻した

ムギ？
ヤツは、躍進的に元気になって喜ばせてはガクッと落ちる・・・の繰り返しだね・・

でも・・一緒に暮らしてはじめてだよ
撫ぜさせてくれるの・・

すごいんだよ・・・
慰めてるつもりで撫ぜてるのにムギを撫ぜると
なんだかすごく癒されるの・・・アタシがね・・・

他の子たちを撫ぜてもそんな風にはならない・・・

やっぱムギはもう特別なところにいってるんだと思う・・・

ワールドカップ観てる？

くぅうううううううううううらっ（○｀ε´○）!!

またムギねえさんのご飯、こっそり食っちまったでしょ！
なっとらん！！！！！！正座・・・！！！！
ハイ！！！

ほかのこたち

この事態にしゃびぃが一番理解して一番献身的だ

いっつもムギの動向を気にしていて少し距離をおいて見張っている
どんなおいしいものをムギが残していてもそっと覗いて食べたりしない



ガキでトンチンカンなあ～を叱責しつつローテーションを組んで
夜も交代でムギに張り付いている
←なんだかわからず、しゃびぃの言うことに渋々したがっているあ～

今日も頑張り屋

体が熱いのかいつもお風呂場に居る、決して完全に横になろうとしないムギ


昨日はお友達から差入れの「まぐろとサーモン」のムース決して口にしなかった
頑として拒否した・・・

もう食欲もないのかと思い落胆したが・・
今朝ちがうゼリータイプのをあげたら喜んで反応した
あくまできっぱりとことん主張するムギは健在である
彼女は白身が好きアタシと同じ

(゜o゜)ギョ

ムギがこんなだってのにどいつもコイツもいかれぽんちで
毎日毎日もうクタクタでさぁ～
アタマガンガングダグダよぉ～(T.T)

昨日なんか９時に寝ちゃったわよ！
で起きて( ゜o゜)ハッとしてさぁ～

やぁあああああああああああああああああああああああん！
『新参者』の最終回見逃したじゃないのぉおおおおおおおおおおおおおおお！
泣きながら相方に訴えたら
今日は火曜日だよ・・・あれは日曜日だよ・・・って言われた・・・

それすらわかんなくなっていた・・・

えぇええええええええええっ！で誰が犯人だったのよぉおおおおおおおおおっ！

ムギは生きていたい

がっついてるたってぺちゃぺちゃなめてる程度で
米粒くらい口にするのが精々だよ・・・

でも食べる！ってすごいよ・・意欲的だよ

ムギは生きたい

昨日は顔を床につけない努力をしていた
すっかり横になったらもう2度と起きたくなくなるからだろう・・

常にカオを起こしていて
おでこをなぜているうちに
コクッコクッとアタマが落ちていくのだけれど
必死に立て直す

アイツね・・・気取り屋だからね・・
カオを見せたがらないの必ず背を向けた姿勢を取りたがる

ぶつかって怪我するほど体重も力もないけど
家の中の自転車なんかにぶつかって耳とかあちこち真っ黒に汚れてる

キレイにしてあげたいけど、消耗させると困るからしないでいる

どうして欲しい？どうしたい？

結局ムギは、独りで対処するしかない

トンチンカンな応対にもムギは、静かに対処するしかない

えらいね・・本当に強いね

ありがとう・・・勇気をもらいます

不死猫

嵐の夜中・・

ムギ・・・連れまわすの酷だと思ったから暗い安全なところに移してたけど
やっぱり隣で寝ればよかったかな・・とか思いつつ・・・

なんだか重苦しい朝を迎えた

ムギは場所を移動させていた
体が熱いのか冷たい床に寝ていた
歩いた？回復？！！！！

姉ちゃんが差し入れてくれたモンプチ・舌平目のムースを開けて口に運ぶと
これまた食べる！がびぃいいいいいいいいいん♪

もう一口運んでも食べる！！！！！！！

皿にもってやました。見えない目でお皿を探ってがっついてるじゃあぁああああありませんか？！

なんだよ！コイツ！はぁああああああああああああああああ！よかった
もう仙人・神の域に達しているのだね！ふふん！

すんげぇわぁ～！サイコーねアンタって！♪
本当にね・これは、本当に奇跡だよ・・・！♪！♪
すごいね・・ムギ！えらいね・・ムギ！
もうね・・ぼろ雑巾みたいになっちゃってるのに・・へこたれないんだね！つよいねムギ！

本当にすごいね

今度こそムギだめだ・・・と思ったの

気がついたら台所で倒れてた
よろよろ来たんだね

台所にいればいっくらバカなアタシでも気がつくから・・・

抱き上げてもぐにゃぐにゃのゴムみたいになっちゃって200ｇ位しかないだろう
どこにも力が入らない

タオル急いで持ってきてその上に寝かせたけど
苦しそうにもがいてへんな液体を吐いた。何度も・・。

息も荒く、胃袋まで出ちゃうんじゃないか？！って苦しみようで
早く死なせてやりたい・・と思った

背中さすってやるくらいしか出来なくて・・

そのうち息が静かになり・・・こうして往くんだね・・と
隣に寄り添いながらわずかに上下するおなかの辺りを見守った

それでも・・・ムギは縞々のしっぽをアタシの腿に乗せて
あやすようにやさしくポン、ポ～ンと叩く

アタシが泣いてたり落ち込んでるとやってくれるんだよね・・・それ・・・

ムギと寝るとき以外にこんなにぴったり寄り添ったことないね
最初が最期なのだね・・・

ずっとずっとなぜて隣にいた

アンタって本当に最期まで気を使うね・・・

台所を最期の場所に選ぶって本当にムギらしい

いくら目をこらしてもおなかが上下するのがわからなくなってきた

楽に往けたらいい・・・このまま静かにいきな

それでも時折アタマをあげようとする・・・

もういいんだよ・・・起きなくていいよ・・・ゆっくりしなよ

アタシはもう納得した。気も楽になった

他の子たちのご飯あげたりしてムギの寝場所なんだかんだしてその夜は嵐だった

とにかくつぼ

寝込み襲撃・マイブーム♪

まだ・・・？

もうムリでしゅ・・・

・・・

そして無防備におちてゆく”あ～"であった・・

梅雨だってねぇ

なんだかどよどよしてるから
真っ黒な雲が流れてたけどエルドラ行ってあばれてきたら疲れた・・・ので

無防備に寝ていた「あ～」の寝込みを襲った・・・

無抵抗であった・・・(^^;;;
どうやら目を開けて寝ているらしい・・・