2月に入ったらなんだか春めいてきた感じだよね・・・
だまされちゃなんねぇ~と思いつつ・・・
でも桜もすっかりつぼみがふくらんできた
ふっと思い立って、シンの元の親に逢わせてあげようと思ってさ・・・
狩猟犬をマンションで育てるなんてハナから無理だったんだからさ・・・
ね・・・こんな草むら大好きなヤツ・・・
野原で森で暮らすべき種なんだもんね・・・
こんなに元気に走り回ってるよ♪って あの元気な走りを一回見せたかった
でも・・・変な里心がついたり、また動揺したりしたら可哀相だから・・・って2度と会わないって方向だったんだけどさ・・・
でも・・もういいだろうって エルドラに招待したの
今年でシンは9歳 うちに来て6年!さすがに、もう全くウチの子だもの・・・
シンはすっかりダイジョウブだ!って確信あったからさ・・
けものみちの向こうから歩いてくる彼女にリキは唸った・・・(アタシの後ろに隠れつつ・・(ーー;)
けど・・シンは全く無反応・・・
\(?。?")ハテ? っとアタシも元親もやや動揺・・本当に全く覚えてない・・
忘れちゃったみたいなの
しらない・・・ あのヒトだれ?
結構ショックだった・・
ペットショップから買ってきた仔犬は、とてもかわいく大事にされただろうけど
だんだん大きくなったら、めんどくさくなって、放置して手に負えなくなって手放された
って3年間の経緯・・・シンは削除したんだね
なかったことにしたんだね それが生きていくうえで一番賢いかな・・って思った
元親に1mmの興味も愛想もなかった。だからってあえて怒りの無視ってわけでもなく
本当に眼中にない・・風情であった
本当のとこはどうなんだろう・・
イキモノと飼い主のいろんな話あるじゃない・・
だもんで、色々美談みたいなことを、この再会に勝手に創造、想像しちゃってたんだろうけど・・
でも・・彼女がバイバイ!って少し先の駐車場に止めてある車に乗り込んだら
急に足を踏ん張ってそっちを凝視して動かなくなったの
本当の気持ちってどうなんだろう・・・
ま・・ねえちゃんに話したら、そりゃそうよ!シンはアタシのことだって覚えてないわよ!
あの子は、餌のことしか目にはいってないんだから!って言ってた・・・・・・
うん・・確かにヤツはSUPERDRY なとこあるけど・・
いろんな事情が世の中あとからあとから起こるんだけどさ・・
最善を尽くして対処しないといけないよな・・
本当にありがとう シンが来たから今がしあわせなのだと心から・・彼女にお礼を言った シンの命に心から感謝