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Aero

2006-11-01 | blog
Windows Aeroの必要スペックについて、
最近、質問が多くなってきています。
調べた事をダラダラとメモを。

WindowsVista Aero
Aeroは、ユーザーインターフェイスの名称で、
ウィンドウを半透明化させたり、3D化させたり、
自由度を持たせてくれる物とされていますが、
軽めな3Dゲームを動作させられるほどの
スペックが必要とされています。

Vistaの最低システム要件
"最低システム要件"は、とりあえずVistaを動かせますよ、
というスペックであり、満たしても快適であるとは言えません。
しかも、WindowsAeroを動かせるスペックではありません。
(Windows Vista へスムーズに移行できる PC を
"Windows Vista Capable PC" という名称で呼ぶそうです)
Aeroを使用しないでVistaを動かす事が可能なスペックとなります。

WindowsAeroを動作出来るPCは、
"Windows Vista Premium Ready PC"か、
"Premium Ready の表示がある Windows Vista Capable PC"
という名称で呼ばれるそうです。
これを満たすハードウェア最小構成は、以下の通り。
========================================
・1 GHz 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) のプロセッサ。
・1 GB のシステム メモリ。
・Windows Display Driver Model (WDDM) ドライバ、
 128 MB グラフィック メモリ (最小)、
 ハードウェアによるピクセル シェーダ 2.0、
 1 ピクセルあたり 32 ビットの色深度。
・40 GB のハード ディスク容量と 15 GB の空き容量。
・DVD-ROM ドライブ3。
・オーディオ出力機能。
・インターネット アクセス機能。
========================================

上記のスペックについて調べてみると、
①CPUが1GHz以上
PentiumIII世代にはかなり厳しい物がある
②メモリ1GB以上
~PC133世代のメモリは高いので、増設も厳しく、
P4以上のクロックが確保出来る様なボードでなければ、
現実的で無い可能性がある。
③ビデオカードの壁
Vista用のグラフィックドライバーが必要(WDDM)
(XP用のドライバーは使用可能だが、Aeroは動かない)
DirectX 9.0以降に対応したグラフィックス機能が必要
(GeForce FX 5800 / RADEON 9500、9700以降)
AGP4x世代以前のAGPは、グラフィックスメモリ帯域が足らないため、
除外されてしまう。AGP8x世代はIntel865、875世代~だが、
ビデオカード拡張が前提。オンボードビデオだと、
Intel 945以降が現実的となるとの事。

こうしてみると、Springdale(865)以降のPentium4マザー、
同等のAthlonXP以降のマザー程度は必要になると思われます。

そこでやってみようGoogle Earth
Google Earthを使用するための推奨最小システム要件は、
- Microsoft Windows XP
- Pentium 4 2.4 GHz 以上、または AMD 2400xp 以上
- 512 M の RAM
- 2 GB のハード ディスク空き容量
- ネットワーク速度: 768 Kb/秒以上 (DSL/ケーブル)
- 32 MB の VRAM 搭載で 3D 対応
- 解像度 1280×1024、32 ビット True Color 画面

次のグラフィック カードは Google Earth 上では使用できません。
- ATI Rage Mobility
- ATI XPERT
- ATI 3D Rage

実は、試しにやってみた所、
P4-1.7GHz、Radeon9250(PCI)、メモリ256MB(PC133)で、
動いたので指標になりません(笑)
ちなみにTNT2では動きませんでした。
ただ、Google Earthがうまく動かなければ、
Aeroもうまく動かないと思われるので、
試しにグリグリと動かしてみるのも一興かと。
まぁ、数週間で青空がクラシックな青と灰色の画面に
戻っていたあの頃が懐かしいとも思うのですが。