本がようやく出来上がった。
『中世勅撰和歌集史の構想』(笠間書院)という本である。
オビの謳い文句には「十三代集の総体をとらえる画期的研究」とある。
十三代集については研究そのものがほとんどないから、「画期的研究」というのは、まあ、それほど偽りではないだろう。
20年余の研究をまとめたものだから、なかなかに感慨深いものがある。
十三代集の研究書が刊行されることも、今後それほどあるとは思えないから、そういう意味でも、感慨深い。
しかし、あまり感慨にふけっていると、これで人生が完結してしまったような気になりそうだから、適当に切り上げておこう。
興味ある人は、買ってください。
定価11,000円というのは、世間一般からすれば、とんでもない値段だろうな。
国文学の専門書としては、むしろ良心的な値段なんだけれど。
『中世勅撰和歌集史の構想』(笠間書院)という本である。
オビの謳い文句には「十三代集の総体をとらえる画期的研究」とある。
十三代集については研究そのものがほとんどないから、「画期的研究」というのは、まあ、それほど偽りではないだろう。
20年余の研究をまとめたものだから、なかなかに感慨深いものがある。
十三代集の研究書が刊行されることも、今後それほどあるとは思えないから、そういう意味でも、感慨深い。
しかし、あまり感慨にふけっていると、これで人生が完結してしまったような気になりそうだから、適当に切り上げておこう。
興味ある人は、買ってください。
定価11,000円というのは、世間一般からすれば、とんでもない値段だろうな。
国文学の専門書としては、むしろ良心的な値段なんだけれど。