北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

今年はコブシ(タムシバ)がすごい

2014-04-10 19:06:41 | 自然・風景



この春はタムシバが今が盛りと咲き誇っています。この昨9日と今日10日に撮った写真を載せます。

美山の板橋付近(9日)


美山の大野(大野屋の川向)(9日)



井戸峠峠道のすぐ近くに見ることが出来ます。(10日)



車を走らせていると道路脇にも姿を見せてくれます(10日)


9日は午後の日差しで、また10日は雨のためきれいに撮れませんでした、とは腕のないカメラマンの言い訳でございます(^_')

コブシはもっと北の方に生え、このあたりはタムシバが生えていると教えられたのですが、その違いは、花の下に葉があるかどうかだそうです。一度手にとってしっかりと見てみないととは思っているのですが...

今年は大豊作の予兆の様です(^^)



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
辛夷とタムシバ (硯水亭歳時記)
2014-04-17 15:41:00
    Mfujinoさま

 憧れの山国に、こんなに多くの辛夷が咲くのですか。残雪と見紛うほどですね。確かに辛夷とタムシバの違いは微妙で、葉っぱは辛夷が緑ですが、タムシバは裏白です。噛むとタムシバはちょうどキシリトールのような甘い味がしますが、辛夷はそれほど味はしません。辛夷には幼葉が花の元に一枚あるのですが、タムシバにはありません。でも遠くから観ると殆ど変りはないようですね。古来タムシバはカムシバとも言われ、春告げ花として、辛夷やタムシバや櫻も、総称してサクラと言われていた記述が残されています。邸内に櫻が植えられたのは平安末期のことで、清少納言の枕草子には「谷戸の櫻」として、山から移植された櫻を「をかし」と言って愛でていたようです。定子とともに、ひそやかな歓びをしていたのでしょうか。無論Fujinoさんが仰る通り、農作物への予祝の気持ちに溢れていたことでしょう。
返信する
タムシバでした (mfujino)
2014-04-18 22:30:02
硯水亭さん、辛夷とタムシバを見分けるポイントとして、花弁の元に葉があるかないかということを聞いていましたので、先日井戸峠を越えた時道端の木に花が残ってるのを見つけ、車を止めて見てみました。葉っぱはありませんでしたのでタムシバと判断しました。詳しい人はみなさん植生としてはタムシバと仰りますし、タムシバでしょう。
それにしても今年は見事に山を賑やかにしてくれました。例年にない咲きっぷりでしたね。
さくらはサ+クラ、昔の農民にとってはゆっくり花見という意味でなく、自然と一体化した信仰の対象であったことでしょう。
返信する

コメントを投稿