北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

スイス:列車で忘れた荷物が帰ってきた.

2007-08-07 00:57:47 | 旅・交遊
スイスに着きチューリッヒで一泊して、翌日の午前は市内を散策.午後はツエルマットを目指してSBBに乗る.その移動中ベルンで列車を乗り換えたのだが、そこで友人がリュックを忘れたのに気がついた.慌てた.取り敢えず予定の列車に乗り換えた後、友人には最悪の場合の腹をくくるようにと、まあ出てこないだろうと冷たい言葉を放ったが、なんとかしないとと車掌さんを探して相談した.列車番号や荷物の明細を伝えると、彼はすぐ携帯電話で連絡を取ってくれた.同僚がその列車に乗っているから探して返事してくれるのでそれまで待つようにとのこと.返事までの時間は長く感じたが1時間程経っただろうか、見付かったと報告してくれた\(^o^)/

一安心したがさてこれをどう受け取るかという一仕事が残っている.ツエルマット駅に着きすぐに係に説明すると、ここはSBBの駅ではないので即答できない、0900 300 300 へ電話するようにとのつれない返事である.

公衆電話へ行き電話したがうまく繋がらない.とりあえずホテルへチェックインし、食事に出掛けホテルに帰って部屋からもう一度電話をかけた.電話だと料金が云々、インターネットを使ったらということで、ロビーのパソコンでSBBのホームページにアクセス.忘れ物探しのページを見つけ、必要事項を書いていったが、その返事を受け取るメールアドレスが問題である.ウエブメールのアドレスは持っていたのであるがその時は焦っていたのでさてどうしょうかと悩んでいたらフロントのお嬢さん、うちのアドレスを書いておいたら、返事が来たら連絡しますから、と親切なアドバイスをしてくれた.

という訳で翌々日荷物が見付かったのでどこで受け取るかとのメールである.ツエルマット駅では出発してしまった後では困るので、次の予定地グリンデルヴァルト駅を指定した.

そしてグリンデルヴァルトに着いた翌日、駅の窓口に行き無事リュックは帰ってきた(^.^)
荷物の引取手数料は確か10フラン(1,000程)だったと思う.

ベルンで乗り換えた列車の車掌さんが知っている同僚が荷物を忘れた列車に乗っていて携帯の電話番号を知っていたのですぐに連絡がとれたこと、ホテルのフロントの女性がアシストしてくれたこと、ツエルマットで4泊していて毎日移動するような旅程でなかったことなどが幸いしたと思う.

インターネットの威力とSBBのサービスの素晴らしさが実感できた体験でした.

参考までにこのサービスは;
SBBのホームページから
Services
Find out more
Lost Property Service
と進んでいき、
Create a new loss report form
を選ぶと、忘れ物の明細を聞いてくれるページへと行けます.そこで必要事項を記入しておくと調査し、登録したメールアドレスに報告してくれる、というシステムです.

今回はホテルのメールアドレスに返事を貰ったが、転々と移動する時のためにウエブメールのアドレスはもっているべきです.


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