New Englandのあれこれ

北米東海岸の街ボストンを中心に、ニューイングランドの素敵を写真でご紹介します。

3D IMAX ジョーダンズ姉妹店

2013-12-24 01:43:17 | 映画
以前ご紹介した3D映画館ジョーダンズの姉妹店のご紹介です。
Readingという街にあって、

Natickのジョーダンズと、また少し違ったアトラクションが用意されています。
回転扉を入ると。


正面の壁には、巨大なレッドソックス
マスコット人形が、ヤンキースの選手を鷲掴みに!

右手奥がアトラクション広場になっていて、


この奥では、時間で噴水が音楽に合わせて吹き上がります。
そして、空中ブランコの体験も。


こちらのお店も、シアターまで、満遍なく店内を歩く仕組みになっています。

到着です。
先着順システムの為、上映1時間前に到着しましたが、既にこんなに人が並んでいました。

本日は、「ホビット 竜に奪われた王国」を観に来ました。
で、1時間、ワイワイと並んでようやく劇場に。

会場は、ほぼ満席でした。
固定ファンが多いので、いつもとは違う熱気が心地よく期待を盛り上げてくれました。

撮影時には、国の政策として映像税優遇制度に力を入れるニュージーランド政府と、現場で働く技術者や俳優陣、そして、監督兼プロデューサーを勤めるピータージャクソン氏率いるスタジオサイドが賃金保証で揉めた経緯は、ここアメリカでも大きな話題となりました。

この騒動は、イギリスやその他の、同様な税優遇制度を推進する国々の技術者達が、バックアップした事で大きくなって行った背景がありました。

結果、ピータージャクソン氏の「全ての作品をニュージーランドから撤退させ、より安価な政策を行う東欧へ移す」との発言で、ニュージーランド側が折れた形となり、撮影は続行されました。

難しい問題ですが、何故かファンとしては、ニュージーランドで撮影される事に意義を感じてしまうので、正直、ホッとした方が多かったようです。

何処で撮影されても、中つ国は中つ国。
なのに、ニュージーランドにこだわるファン心理は、なかなか面白いと思うのです。
L.O.Rへの深い愛情なのですね。

公開2週目にして、世界興行4億ドルを叩き出し快進撃を繰り広げながら、今週以降、日本を含む未公開国でのオープニングが控えている為、まだまだ世界規模で盛り上がりそうな兆しです。

観客の様子など、映画については次回にご紹介します。