New Englandのあれこれ

北米東海岸の街ボストンを中心に、ニューイングランドの素敵を写真でご紹介します。

クリスマスツリー ピック アンド カット

2013-12-09 12:40:13 | 日記
前回に引き続き、クリスマスツリーのお話しです。

北米の北の方の州には沢山のツリーファームがあり、ここから毎年、星の数ほどのクリスマスツリーが出荷されます。

初めて北米のクリスマスを過ごした時に、彼等が生木を使うのを知って、なんて素敵!と感激しながらも、一体どうすると、こんなに沢山の木を毎年供給できるのか、とても不思議でした。

この苗が販売用のツリーになるには、8年前後かかるそうです。


調べると、北米だけで毎年15,000の農場で、35億本前後のツリーが出荷され、市場はおよそ1500億円の規模だそうです。
あっぱれ。

で、ツリーファームへ行きました。

広大な敷地一面に、クリスマスツリーが育ってます。

価格的に優しいのはバーモント州。
普通のお家で使うツリーの高さは6フィート(1m80cm)前後なのですが、これが大体2500円位。マサチューセッツの6000円と比べると、かなりのお得感。

どうしても、行きたい!とは思いますが、如何せん、遠すぎます。

行ける範囲はニューハンプシャー州かメイン州。

メイン州に行けばロブスターもゲット!と期待したのですが、こちらは全てのサイズ一律で平均4500円。
予算オーバーです。トホホ。

ニューハンプシャーも同様に一律料金でしたが、3500円と少しお得。
ニューハンプシャーに行くことにしました。

傾向として、マサチューセッツとの州境に近い所はイベントがあります。

サンタが来たり、クリスマスキャロルを歌ったり、ショップがあったり。
とても楽しそうで、小さなお子さんがいらっしゃる方にはお勧めですよ。

他にも、ハロウィンのパンプキンハンティングの時に、ツリーを選んで自分のタグを付けておいて、クリスマスシーズンになってから切りに行く、というサービスをしている農場もあります。

秋から冬のニューイングランドを満喫するには、とてもいいイベントだと思います。

しかし、チョットお高くなるので、価格が抑えられて、遊び心もある、素敵なファームを見つけてみました!

グローブホローファーム
往復の道も楽しいので、明日、ご紹介します。本日はファーム内のご紹介。

まずは車を駐車。
こちらはツリーを切って帰り支度の皆さんです。

ご自分の車でファームまで行くことも出来ますが、殆どの人は、馬車か、


トラクターの引くワゴンにのります。

馬車にのりました。
馬に引かれ、ガタンゴトンと進むと、遠くにツリーが見え始めます。

馬車から降りて、道具置き場からノコギリとブラスチックのソリを取って、いざ、ツリーハンティングへ!
この中を歩き、気に入った樹をみつけます。

見つけたら、根元から切ります。

切り倒したら、ソリに乗せて運びます
ヨイッショ。

これを引いて、馬車まで戻ります。

道みち、皆さんが切り落とした枝を拾って歩きました。これでお家の飾りが作れるのに。。もったいない。

帰りは馬車ではなく、トラクターでした。hayride (ヘイ-藁 +ライド-乗り物)と呼びます。

椅子が藁(hay)です。

乗り込みました。

オフィス前に到着すると、下枝などを綺麗に切って、ネットをかけてくれます。



できたら車に積み

支払いへ行きます。

オフィスの中は暖炉が焚かれ、ホットチョコレートがサービスされます。

外は、とてもとても寒いです。
小川も凍っていました。

それだけにホットチョコレートはありがたかったです。ホッ