7月30日(土)
今日はまず7:00すぎに近くに朝食を買いに出掛けました。
その時間じゃ、屋台くらいしか無いんだけど…俺もS君もお気に召すモノが無くてね…結局何も買わずに部屋に帰りました。
付近にあったショボい遊具です。
7:45にチェックアウトし、路バスに乗って…
8:00「睢寧汽車西站」に着きました。
站前にも屋台が出てたんで、S君に「何か食べる?」って聞いたら、「この後バスでお腹が痛くなったりしたら困るからいいです」って。
何か…中国人らしく無いというか、俺の教え子の中じゃ珍しい「青島」(都会)生まれの坊ちゃんなんだよね~
昨日はここから「古邳鎮」に行ったんだけど、ほとんどがそういう小さな町行きだったんでね…まさか省を越えて「安徽省霊壁県」に行くバスがあるなんて思わなかったよ。
8:45バスは発車しました。
田舎町から田舎町への移動です…
農村地帯を通り…
10:30「霊壁汽車站」に着きました。
目的地までそんなに遠く無いと思ったんで、タクシーに乗ろうとしたら、輪タクのオバちゃんが先にS君に話し掛けてたんだか?でタクシーの兄ちゃんに食って掛かっちゃってさ。
おいおい…客の取り合いでケンカすんなよ…
結局タクシーに乗ったんだけど、メーター倒さないんで値段を聞いたら高くてアホらしいから降りました。
で、別の輪タクのオバちゃんが「そこ(目的地)まで行くバス停に連れて行ってあげる」って言うんで、その輪タクに乗りました。
こんな町で大した距離でもないのに5元も取りやがって…
10:40ごろ、ここからバスが出るから…って降ろされました。
待ってたバスに乗ると、何とも可愛らしい運転手じゃん…って、車掌でした。
周囲はこんな感じです。
運転手も来て、11:05バスは発車しました。
車掌(さっきの女の子)に行き先を言って料金を払うんで…
11:15「虞姫墓」前で降ろしてもらいました。
入ってみると…何か工事してるみたい。
一応「虞姫」の墓はありました。
この祠?には鍵が掛かってたんだけど…
ガラス越しに「覇王別姫」の像を撮影しました。
「劉邦」軍により垓下に追い詰められ、“四面楚歌”の状態になって自らの破滅を悟った「項羽」は「虞姫」に、
力拔山兮氣蓋世 (力は山を抜き、気は世を覆う)
時不利兮騅不逝 (時利あらずして騅逝かず)
騅不逝兮可奈何 (騅逝かざるを如何せん)
虞兮虞兮奈若何 (虞や虞や汝を如何せん) と歌い、垓下から脱出します。
小説では「項羽」の足手まといにならぬために「虞姫」は自殺します。
このシーンは京劇でも「覇王別姫」という題名で演じられています。
これしか見るモノが無いんで、11:30「虞姫墓」を出ました。
以前「周瑜」墓に行った時もそうだったけど…今後、墓を整備して観光地化するつもりなんだろうか…?
さぁ、今度は折り返しのバスに乗って戻らなきゃならないのに…30分待ってもバスが来ないよぉ。
そしたら1台タクシーが来て、既に乗ってた2人と相乗りで乗れたんだけど…
「汽車站」まで行かなかった(輪タクで汽車站まで2元くらいの距離で降ろされた)上に、S君は2人で10元だと思ってたのに、1人10元だったらしくてさ。
まぁ俺もここで運転手とケンカする気無いんで、すぐ20元払って降りたよ…
そして「霊壁汽車站」12:30発の「徐州市」行きのバスに乗りました。
またノロノロと客待ちとかしながら、本気で走り出したのは13:00でした。
当初の予定では「霊壁県」の後は河南省永城市の「芒碣山(劉邦斬蛇園景区)」に行こうと思ってたんだけど、中国の移動は時間が掛かり過ぎるんで中止しました。
そして15:15「徐州汽車客運南站」に着きました。
それから「火車東站」に出るために、15:25路バスに乗り…
15:35「火車東站」に着きました。
ここ「徐州」も俺は3回目だからね…まず「火車東站」近くの過去にも宿泊経験があるホテルにチェックインしました。
そして15:50ごろ部屋を出て、タクシーに乗り…
16:05「子房山」に着きました。
「伽藍殿」やら、
「東山寺」なんかがあり…目的の「子房祠」なんて無いぞ…
聞き込みをしたところ、工事中で入ることが出来ないと。
どこも工事してるような感じじゃないし…別の人に聞いたら、「もっと奥にあるよ」と。
とりあえず行ってみると、ありました「子房祠」が。
でも、やっぱ周囲は工事中で、この「子房祠」にも鍵が掛かってました。
ならばせめて「張良」像だけでも…と聞き込みをすると…
さらに奥の方に何か見えるぞ~
ありました「張良」像。
下の方は公園?みたいになってますね。
16:30「子房山」を出て、大した距離じゃ無かったんで街を見ながら歩いてホテルまで戻ることにしました。
これは「狗(犬)肉」です。
ずいぶんデカい「焼きナス」だなぁ。
バナナの叩き売り?
このスクーターのナンバープレートには「日本人と犬接近禁止」って書いてあるんです。
歩きながら「肉餅」など買い食いして、17:50ごろホテルに戻りました。
ホテルの窓からも火車站後方の「子房山」が見えましたよ。
今日は比較的楽な1日だったね…今日の時点で月曜に考察しようと思ってた最後の1社(山東省済寧市)を切り捨てました。
行くのが面倒な場所な上に、企業も有名じゃないみたいなんでね…永康市1軒目のOEM専門メーカーみたいかも知れないしさ。
なので、S君とは明日別れることになりました。
ここ「徐州」は山東省のすぐ下だし、これ以上俺の旅に付き合わすのも可哀想になってきたしね。
当初の予定よか早く、明日から1人旅になりました。
でも、考察の通訳以外でS君はあまり役に立たなかったからなぁ…俺1人の方が旅の仕方や中国の交通・地理に詳しいし、もう気を使わないでいいから楽になるかもね。
それじゃ、また明日。
今日はまず7:00すぎに近くに朝食を買いに出掛けました。
その時間じゃ、屋台くらいしか無いんだけど…俺もS君もお気に召すモノが無くてね…結局何も買わずに部屋に帰りました。
付近にあったショボい遊具です。
7:45にチェックアウトし、路バスに乗って…
8:00「睢寧汽車西站」に着きました。
站前にも屋台が出てたんで、S君に「何か食べる?」って聞いたら、「この後バスでお腹が痛くなったりしたら困るからいいです」って。
何か…中国人らしく無いというか、俺の教え子の中じゃ珍しい「青島」(都会)生まれの坊ちゃんなんだよね~
昨日はここから「古邳鎮」に行ったんだけど、ほとんどがそういう小さな町行きだったんでね…まさか省を越えて「安徽省霊壁県」に行くバスがあるなんて思わなかったよ。
8:45バスは発車しました。
田舎町から田舎町への移動です…
農村地帯を通り…
10:30「霊壁汽車站」に着きました。
目的地までそんなに遠く無いと思ったんで、タクシーに乗ろうとしたら、輪タクのオバちゃんが先にS君に話し掛けてたんだか?でタクシーの兄ちゃんに食って掛かっちゃってさ。
おいおい…客の取り合いでケンカすんなよ…
結局タクシーに乗ったんだけど、メーター倒さないんで値段を聞いたら高くてアホらしいから降りました。
で、別の輪タクのオバちゃんが「そこ(目的地)まで行くバス停に連れて行ってあげる」って言うんで、その輪タクに乗りました。
こんな町で大した距離でもないのに5元も取りやがって…
10:40ごろ、ここからバスが出るから…って降ろされました。
待ってたバスに乗ると、何とも可愛らしい運転手じゃん…って、車掌でした。
周囲はこんな感じです。
運転手も来て、11:05バスは発車しました。
車掌(さっきの女の子)に行き先を言って料金を払うんで…
11:15「虞姫墓」前で降ろしてもらいました。
入ってみると…何か工事してるみたい。
一応「虞姫」の墓はありました。
この祠?には鍵が掛かってたんだけど…
ガラス越しに「覇王別姫」の像を撮影しました。
「劉邦」軍により垓下に追い詰められ、“四面楚歌”の状態になって自らの破滅を悟った「項羽」は「虞姫」に、
力拔山兮氣蓋世 (力は山を抜き、気は世を覆う)
時不利兮騅不逝 (時利あらずして騅逝かず)
騅不逝兮可奈何 (騅逝かざるを如何せん)
虞兮虞兮奈若何 (虞や虞や汝を如何せん) と歌い、垓下から脱出します。
小説では「項羽」の足手まといにならぬために「虞姫」は自殺します。
このシーンは京劇でも「覇王別姫」という題名で演じられています。
これしか見るモノが無いんで、11:30「虞姫墓」を出ました。
以前「周瑜」墓に行った時もそうだったけど…今後、墓を整備して観光地化するつもりなんだろうか…?
さぁ、今度は折り返しのバスに乗って戻らなきゃならないのに…30分待ってもバスが来ないよぉ。
そしたら1台タクシーが来て、既に乗ってた2人と相乗りで乗れたんだけど…
「汽車站」まで行かなかった(輪タクで汽車站まで2元くらいの距離で降ろされた)上に、S君は2人で10元だと思ってたのに、1人10元だったらしくてさ。
まぁ俺もここで運転手とケンカする気無いんで、すぐ20元払って降りたよ…
そして「霊壁汽車站」12:30発の「徐州市」行きのバスに乗りました。
またノロノロと客待ちとかしながら、本気で走り出したのは13:00でした。
当初の予定では「霊壁県」の後は河南省永城市の「芒碣山(劉邦斬蛇園景区)」に行こうと思ってたんだけど、中国の移動は時間が掛かり過ぎるんで中止しました。
そして15:15「徐州汽車客運南站」に着きました。
それから「火車東站」に出るために、15:25路バスに乗り…
15:35「火車東站」に着きました。
ここ「徐州」も俺は3回目だからね…まず「火車東站」近くの過去にも宿泊経験があるホテルにチェックインしました。
そして15:50ごろ部屋を出て、タクシーに乗り…
16:05「子房山」に着きました。
「伽藍殿」やら、
「東山寺」なんかがあり…目的の「子房祠」なんて無いぞ…
聞き込みをしたところ、工事中で入ることが出来ないと。
どこも工事してるような感じじゃないし…別の人に聞いたら、「もっと奥にあるよ」と。
とりあえず行ってみると、ありました「子房祠」が。
でも、やっぱ周囲は工事中で、この「子房祠」にも鍵が掛かってました。
ならばせめて「張良」像だけでも…と聞き込みをすると…
さらに奥の方に何か見えるぞ~
ありました「張良」像。
下の方は公園?みたいになってますね。
16:30「子房山」を出て、大した距離じゃ無かったんで街を見ながら歩いてホテルまで戻ることにしました。
これは「狗(犬)肉」です。
ずいぶんデカい「焼きナス」だなぁ。
バナナの叩き売り?
このスクーターのナンバープレートには「日本人と犬接近禁止」って書いてあるんです。
歩きながら「肉餅」など買い食いして、17:50ごろホテルに戻りました。
ホテルの窓からも火車站後方の「子房山」が見えましたよ。
今日は比較的楽な1日だったね…今日の時点で月曜に考察しようと思ってた最後の1社(山東省済寧市)を切り捨てました。
行くのが面倒な場所な上に、企業も有名じゃないみたいなんでね…永康市1軒目のOEM専門メーカーみたいかも知れないしさ。
なので、S君とは明日別れることになりました。
ここ「徐州」は山東省のすぐ下だし、これ以上俺の旅に付き合わすのも可哀想になってきたしね。
当初の予定よか早く、明日から1人旅になりました。
でも、考察の通訳以外でS君はあまり役に立たなかったからなぁ…俺1人の方が旅の仕方や中国の交通・地理に詳しいし、もう気を使わないでいいから楽になるかもね。
それじゃ、また明日。
私も子供時代から中国歴史が好きで
「三国志」から始まり、史記、水滸伝、
殷・周の伝説など何度も読み返してきました。
史跡ハンターさんほど現地には
行けていませんが、西安や北京に
足を踏み入れております。
宝鶏で太公望関連や孔明の廟、
西安で鴻門の会跡・兵馬俑・驪山・始皇帝陵
など一応巡ってはおります。
実は、十月に上海に行くことになりました。
今回は、韓信のふるさとが目的です。
そこで史跡ハンターさんにお願いがあるのですが、
上記の虞姫の墓や子房山の場所を
教えて頂きたいのですが・・・
あと、黄石公が張良に靴を拾わせた橋が
実際にあるそうですが、そこの場所は御存じですか?
洗濯ばぁさんの場所もできれば行ってみたい
のですが、、、
色々綴ってしまい申し訳ありません。。汗
わかる範囲で構いませんので
宜しくおねがいします。