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みゅう'ずみゅうじあむ

猫2匹とダンナとご隠居と共に宮崎で暮らす主婦が個人的好み全開で語るブログです。時々アマ劇団員として暗躍しています。

『新選組!』第43回「決戦、油小路」です。

2004-10-31 | NHK大河ドラマ感想
なんつーか、ものすんごく久しぶりの更新で、多分見ている人は
ほとんどいないと思うんですが(笑)

ここ数回の『新選組!』は、放映時間に劇団の稽古が入ってて
ビデオ予約録画したものを後日観る、という形で消化しておりました。

でも、色んなお気に入り『新選組!』関連のサイトやブログさんの感想は
放映されたその日かあるいは2~3日中にチェックしていて、もうなんか
それを読むだけで、感動して、結局実際に観たあとは
「今更、ワタシの駄文で感想書くのは、作品に対して失礼だ!」
という気持ちにさせられてしまいまして・・・。

でも、きょうは久々に本放送(地上波)をリアルタイムで観たのですよ。
だから、まっさらな頭の中に、すーっと入ってきて、今書いている感想も
観たまま、思ったまま、なワケです。

これが書かずにいられようか!(涙)
というくらい、自分の気持ちにまだ収集ついてません。
なんといっても、あの中村勘太郎さんの演技です。
藤堂平助の表情、鬼気迫るものからなんとも言えない迷いや切なさを
たたえたあの表情。
やはり勘太郎さんは、生まれながらの役者さんということに加え
きっちり基礎をやってきたその全てが、この回に現れていて
凄まじいまでの役者魂を感じました。
もうワタシの中で「藤堂平助」つったら一生この人を思い出すだろうと。
他の人ではありえない!

それにしても。
この『新選組!』は、演技の上手い下手の枠を超えて更に、役が「降りて」きてる
としか思えない役者さんばかりです。
今回、近藤勇役の香取君にもそれをひしひしと感じました。
あの伊東甲子太郎役の谷原章介さんとのシーン。
(谷原さんも今回特に良かった・・・涙)
近藤勇としての素直な言葉が、伊東先生の心の仮面を剥ぎとっていくシーンが
泣けて泣けて仕方ありませんでした。
あれは多分、近藤勇をふつーの上手な役者さんがやっていても、あまり説得力
なかったのではないかと・・・。
この1年間、新選組!の中で生き、成長した近藤勇@香取慎吾だからこそ
観ているほうも素直に聞けるセリフ。
最初の頃は
「やっぱアイドルじゃのぅ・・・どうしても他の役者さんに比べて見劣りする。」
とか、心の中でひそかに思ってたり(たまにブログにも書いたり)してたのですが
本当にここ最近の香取=近藤勇は、素晴らしいと思います。
(えらそーなワタシ・・・)
三谷さんって、ホント人の資質を見抜く目に長けているのですね。

そうそう、以前から思っていたのですが、このドラマって誰かが亡くなる時の
過剰な回想シーン(要は今までの回の色んなシーンをそのまま映像で流すヤツ)
が一切ないんですよね。
それがないからこそ、今まで観てきたシーンが逆に観ている視聴者の中に
それぞれ蘇ってくるというか、それは多分実際に人が亡くなる時や
亡くなったあとに、残された者の心に蘇るものに近いような感覚で。

平助が、自分の迷いをついに振り切って、武士としての誠をつらぬくために
かつての仲間の前で刀を抜いたその瞬間、観ているワタシの脳裏には
今まで観てきた、さまざまな平助の姿(とくに八木家にいた頃)が、
蘇って、もうあとは涙で画面が見られないほどでした。


あーーーなんかもう。
またひとりいなくなった、と泣く源さんの言葉が痛いです。
最終回までちゃんと見られるかなぁ・・・ワタシ。
いや、見るけど!もちろん!見届けるけど!!

三谷さん、NHKさん!
こんな素晴らしいドラマ作ってくれて、本当にありがとうございます。

くそ・・・風邪の鼻水だか、涙だかわからん・・・。だー。

ファン心理分かってますね~(笑)

2004-09-29 | NHK大河ドラマ感想
毎週金曜日更新の『新選組!』withほぼ日テレビガイド
毎回楽しみに待っているのですが、今回突発的にスペシャル版で

ほぼ日テレビガイド男子部
修学旅行!
with 山南総長
~秋の京都に新選組を訪ねて~

という企画をやってくださいました。
これ、ほとんどリアルタイムで携帯画像つきの更新が行われてたらしいですが
私はリアルタイムでは追えず、あとからまとめて見ました。

すごくファン心理分かってるー。
というか、この方々がもうホントにファンの代表なのね(笑)『新選組!』の。
画像もね、変に立派なカメラでしっかりセッティングされたロケーションで
プロの方が撮ったりした物より、すごく良かったです。
何よりリアルタイムで更新されてるなんて、素晴らしいじゃないか~!
ファンはね~やっぱ一体感にヨワイと思うんですよ。
今、まさにあの山南さん@堺くんがそこにいるのね~、と思うだけで
多分、極上の幸せだったはずです。
私も、もしこれが一ちゃんだったら、PC張りつき状態でリロードを押し捲って
いたと思います。(企画的にほとんどありえないけど。涙)

でも、おじさん(失礼)ばっかりの京都旅行ってのも、なんかいいっすね~。
『新選組!』のサントラかけながらのドライブ、やってみたい!!

公演終わったら、企画してみよっか?(笑)>劇団SPC製作部みいな☆さま


『新選組!』第38回「ある隊士の切腹」独り言編

2004-09-29 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、独り言編(斎藤一萌え編とも言います)。

昔っから、TVドラマ見ながら色々とつっこみ入れたり無意識に気持ちが
口をついて出たりする、脳の収納部分がヒジョーに小さいワタシなのですが
特に『新選組!』に関してはその傾向が顕著です。
それだけ入り込んでしまっているのでしょうか。
え?単にオバチャン化しただけ?(涙)

冒頭、一ちゃんの悪夢にうなされるシーン。
ちょっと予想もしてない出だしだったので、ちゃんと見られなかった(涙)
でも、そうか~。やっぱ彼は苦悩してたんだよね。人間だもの。
これ伏線。

河合くんを助けるために、賭博で稼ごうとして大方の予想通り
身ぐるみはがされて褌いっちょの3バカトリオ(左之助、平助、一ちゃん)
これって「士道に背く」ことにはならんのですかー??
バレなければ大丈夫なのか?(笑)
それにしても色白っ!一ちゃん!(しかも細い、顔ちっちゃい・・・煩悩)
色素の薄いお二人とは対照的に、原色チックな左之助。
小麦色の肌にグリーンの褌かいっ!濃いなぁ・・・これはこれでステキです(笑)

「俺でなければ駄目ですか?」
いつになくはっきりと、土方さんに意義をとなえる一ちゃん。
そーだそーだ!
一ちゃんは、切腹の介錯するために新選組にいるんじゃないぞ~。
「好きで河合の首を斬るやつはいない。」
今までだって好きでやってきたんじゃないもんね!
「あんたが救ってやればいい。」
そのとーりじゃ!土方さん、あんたが・・・あんたが・・・やれんわな。
土方さん本人が言うように、それをやると山南さんの死は無駄になってしまうんよね(涙)

でも・・・そのおかげで、谷@まいど豊が介錯志願(おいおい)。
そんで、あの失敗・・・(涙)
思わず「ひぃー!」と悲鳴洩らしちゃったですよ、ワタシ。ホントに。
咄嗟に、腰を上げる一ちゃん。それより早くとどめを刺してあげる沖田くん。
なんというか、沖田くんそれまで一人だけずーっと、河合さんの方を見てなかったけど
とどめを刺してあげるところだけはしっかりと、彼の背中を見つめてたですね。
彼が隊士の中で一番変貌をとげたなぁ・・・としみじみ思わされる暗い瞳でした。

それにしても、この介錯失敗のシーンを見た時、以前『友の死』でカットされてたと
思われる、斎藤が沖田に介錯のやり方を教えるシーンが、放映されてて欲しかったなぁと
思いました。山南さんの時は、しっかり沖田くんに教えてあげてたのに・・・。
なのに、今回は自分の苦しみから逃れることを望んでしまって、結果的に河合くんに
更に苦しみを与えてしまった・・・これ、一ちゃんにとってはのちのちまで自分の心に
禍根を残しちゃうんじゃないでしょうか。
逆にまた、逃れられない自分の役割というものを認識してしまうのでしょうか。
今後の一ちゃんも目が離せません。


※文中のセリフは、記憶を頼りに書いてますので細かいところが違っているかも~。ご容赦下さいまし。

『新選組!』第38回「ある隊士の切腹」です。

2004-09-29 | NHK大河ドラマ感想
相変わらず感想遅いっすね(汗)

『友の死』より、ある意味リアルに人の運命というものを書いてる気がする回でした。
私が史実を全く知らず、公式サイトのあらすじもあえてチェックしない素のままの
状態で見たから余計にそう感じたのかもしれないけど、人の不運ってこういう感じで
日常と地続きで、フェードインで訪れることも多いような気がしたり。
「どうしてこうなったのか私にも・・・。」
こういうセリフがあったかどうか、ちょっと記憶にさだかでないのですが
(ビデオに録画は土曜日しか出来ないの。日曜日はなべちんがウルトラセブンを予約録画する日だから。笑)
本当に、なんで自分が死装束でここにいるのかと、その場になってもまだその状況が
信じられないというか。
多分彼は人に話すことで、本人が言うように、自分の清廉潔白を誰かにわかって
欲しかった、親に伝えて欲しかった、というのももちろんあると思うけれど
自分の中の時空列を整理する意味もあったのではないかなぁと思ったり。
そういう気持ち、私には良くあります・・・。
結局、整理できても納得はできないのですが・・・(涙)

「飛脚はまだ来ませんか?」
という言葉しか出てこない、最後には「飛脚は・・・」で口篭もってしまう
その往生際の悪さ、みっともなさが、本当に普通の人間らしくて見てていたたまれ
なかったです。
河合の耳に聞こえてくる幻聴(飛脚の鈴の音)は、切腹のシーンでは効果音としては
流れていなかったと思うのですが、見ているこちらの耳に聞こえてくるんですよね・・・。
そういう演技を見せてくれた、大倉孝ニさん、素晴らしい役者さんだと思いました。
大げさな表情をしてるわけでもないのに、その気持ちが痛いほどこちらに伝わってくる
こういうの見ると本当に、小劇場系の役者さんって好きだなぁと思います。
そうえば、今回は照明などの演出効果が、舞台っぽかったですね。河合くんのサスとか。
三谷さん、多分この回はすごく力入れて書いてるんじゃないかと思いました。
この1話で、1本の舞台になってるような。
もちろん、今までの経緯を見ていないと、なぜ河合に切腹させなければならなかったのか
土方の苦悩とかが分からないんですけど、それでもこの1話は1本のドラマとして
成り立ってるような気がしました。
しかも珠玉の1作。
でも・・・もう1回見ることが出来るかなぁ・・・気持ち的に。
あんまり理不尽で可哀想で、見ながらくやし涙があふれまくってたもので。

しかし今回は、いつもにも増して、TVの前での独り言が多かった私。
独り言編で、も1つ書くか・・・。

『新選組!』第37回「薩長同盟締結!」です。

2004-09-26 | NHK大河ドラマ感想
感想・・・よその感想を散々読んだあとで、今更自分の言葉では
書けないなぁ・・・と思いつつ、どこかでみたような感想を。

なんと言っても一さん(ちゃんづけ撤回)。
物事の先を見とおす判断力。人の心の機微を見ぬく洞察力。
好きですわー。ホント。
松原さんの介錯をした時のあの表情。
あのシーンは皆セリフがなく、とても静かでそれでいて、空気が
鳴動している感じで、とても印象に残りました。
障子越しのシルエットで、崩れ落ちるお初さんも切なかった。
誰も悪い人はいないのにね。
なんで死ななきゃいけないんだろうね。

あとはやっぱしタイトル通り『薩長同盟』でしょうかねー。
歴史の勉強も、こんな風にドラマ仕立てでやってくれてたら
もっと学校の勉強がわかりやすくて楽しかったかも。
あの頃はあんまし大河見てなかったしなぁ・・・。
幕末のあたりとか、テストでは大のニガテだったのですよ実は。
(今頃、食わず嫌いだったことを後悔しておりますが)
年号とか事件とかだけ覚えようとしても、そりゃね・・・。

龍馬「水戸さん」
旧桂さん「木戸だ」
も、お気に入りのシーンでした。
間髪入れない絶妙の間。
ウチの芝居でも、見習いたいものです。

それにしても次回の予告が、全然分からなかったのは、やはりワタシが
日本史ニガテちゃんだからですかーー?(涙)
まぁ、いいや。
予告でわかっちゃったら、面白さが半減するもんね。
今回は公式サイトのあらすじも読んでないもんね。
きょうの放送を楽しみに待ちましょう。

『新選組!』第36回「対決見廻組!」です。

2004-09-12 | NHK大河ドラマ感想
きょうも随所に笑いがあった新選組!
特に、みんなを一所懸命お宝探しに誘う沖田くんと、それに乗っちゃった
「新選組やんちゃ三人衆」by左之助、は微笑ましかったです。
左之助が絵をやぶいちゃった事も、何か今後の展開への伏線になるのかな?
史実にうとい(上にあえてあまり先を知りたくない)ワタシとしては
ちょこっと気になるところですが・・・。

それにしても、伊藤甲子太郎さんの参謀ぶりに、今回は不覚にもクラッと
きそうでした。なんとか持ちこたえられましたが(笑)
声かねーやっぱ。
声がいい人は、何を言っても妙に説得力ありますよね。
山南さんもすごく魅力的な声の持ち主だったけど、甲子太郎さんは
なんというか正統派カッコよいボイス(どんなんだよ)
フランスの兵学(白牡丹さんのところで知りました)を
教えている時の甲子太郎さんと、そのあとの武田観柳斎の軍学の
講義のギャップ、なるほどあれでは伊藤先生のほうが人気あるの
分かる気がします。
なんだか、予備校とか大学の人気講師の雰囲気。
にしても・・・平助くんの表情が微妙で、気になりますね。
板ばさみになっていく彼をこれから見るのがツライ・・・ような。
このへんは白牡丹さんのブログで詳しく分析していくみたいなので
そちらを読むことにします。

あと気になったというか可哀想だったのが、それまでやってた役目を
次々と奪われる源さん。
好きでやってた事なのにねぇ・・・(涙)

一ちゃんはきょうも大変見目麗しく、大満足でございました(笑)
松原さんに忠告するシーンは、ここに持ってきたんですね。
「亭主を切った男に金をめぐまれる女の気持ちになってみろ。」
すごく的を得ています。
なんというか、弱者の立場に回って物事を見ることが出来る一ちゃん。
そういう所が私的に好きなんですが、以前だったらこの場面でわざわざ
稽古の手を休めて、松原さんのとなりに腰掛けてまで、忠告したかな?
と、ちょっと行動パターンの変化にとまどうワタシです。
山南さんの件を境に、本来持っていた人間味が出てきたのかしらん。
それはそれで嬉しいですが。
(結局、なんでもイイらしい)
でも、多分来週はまた、あの冷徹な人斬りの顔にならざるを得んのよね・・・。
大河公式サイト第37回あらすじ参照)
ああ・・・それも見たいし。

とりあえず、まだ笑えるシーンが多かった今回。
こんな感じでいけるのはいつまでなんでしょう。
ラストに近づくにつれ、オープニングだけで涙が出てきそうに
なる気がします・・・ふぃー(涙)

あ、そうだ。書き忘れた!
周平くんをいじめるなぁーーーー!!


『新選組!』第35回「さらば、壬生村」です。

2004-09-07 | NHK大河ドラマ感想
リアルタイムで見たのに、感想を書くのが遅れてしまいました。
その前日(正確には当日)久々に午前様だったもので(汗)
しかも、午後からは劇団の稽古があったしで、新選組!を見る前
30分はもう、うたた寝爆眠モード。
でも、そのあとちゃんと起きて見ましたよ~。

台風&地震の影響で、トラップ、じゃないテロップだらけだった
今回。全体的に派手さはなかったですが、やはり思い出のつまった
八木家にサヨナラする回ということで、ちょっと回想シーンも
あったりして、ホロリときました。
八木家のみなさんはもう出てこないのかなぁ・・・為三郎くんの
「新選組観察日記」(うそ)、見てみたいです。
きっと色んな想い出がつづってあるんだろうなぁ。
コマ廻しのヘタな斎藤さん、とかも書いてあるんだろうか(笑)

さて、斎藤さんと言えば!
やはりこの回の萌えどころはあそこでしょう。
偶然飛んできた捨助の刀が、一ちゃんの顔横すれすれに!
それをよけての一言
「・・・できる。」
いや、できませんって!(笑)
ホントに思わず突っ込み入れちゃいました・・・。
・・・ってこれ萌えどころじゃないやん!(涙)
まぁ、それにしても、駆ける姿の美しいこと。
殺陣はなくても、萌えまくり。

そういえば、大河の公式サイトの35話あらすじには
「松原は、斎藤(オダギリ ジョー)の忠告を聞かずに自分が殺めた男の
妻女に金を届けに行く。」
とありましたが、忠告・・・?してなかったっすよね?
もともとセリフがほとんどない一ちゃん。
これ以上削らんでくれ~~い(笑)

『新選組!』第34回「寺田屋大騒動」です。

2004-08-29 | NHK大河ドラマ感想
台風が来て、停電になったりしたら書けない!!

ということで、もう頭の中が萌えまくりの状態ですが
整理せずそのまま、思いつき感想書きます!書かせて下さい!(笑)

きょうの(あくまで私的)見どころは、誰がなんと言おうと
「オレのせいだ・・・」
と、羽織のヒモ(?)を持って、しょげかえる斎藤一でしょう!
まさに
『(計らずも)恩をアダで返すことになっちゃった忠犬(爆)』

いやー、全国200万(概算)のオダギリ斎藤ファンの皆さんの
嬉しい悲鳴が聞こえそうでした。

近藤勇の祝言の折に、借りた五両。
本人に返そうとしても、受けとってもらえなかった一ちゃんは
ずーーーーっと気にしていたのですね(笑)
おつねさんを認識したと思ったらすぐその場からいなくなったので
どこに行ったんだ?
と思っていたら、尻尾をフリフリ(これは幻覚)戻ってきて
つぶらな瞳をキラキラさせて
「これ・・・お借りしてた五両、お返しします。(ニッコリ)」
なんてアナタは律儀なのーーーーっ!借りたの3年前でしょ!(笑)

もう、ワタシのツボに入りまくりでしたよ今回は特に。
なんだか回を追うごとに一ちゃんの表情がかわいらしく、ピュアに(?)
なっていくのはどーいうことでしょう。
やはり新選組という寝床を貰って、近藤さんという飼い主を得て
土方さんや他のみなさんに愛でてもらって、
ノラ犬が飼い犬としての幸せを知った
という感じなのでしょうか?
(剣を持つと狼だけどね)
とにかく、すさんでいたあの頃の瞳とは違って、本当に
少年のような今日の一ちゃんでした。

それしても・・・。
その日近藤さんが何をしに寺田屋に行ったのか、全く知らされて
なかったのですね・・・一ちゃん(涙)
間が悪すぎというか、こういうところで恩をアダで返すことに
なろうとは、つくづく可哀想な子だ。←子かよ!
いや・・・でも結果的に、近藤さんはおつねさんに隠し事を
しなくてよくなったのだから、考えようによっては、いいことを
したんだよ!一ちゃん!
と、思わず励ましてあげたくなりました。

それにしても、今回はほんと皆さん楽しそうに演じてらっしゃいましたね。
三谷脚本らしい脚本(源さんと土方さんの猿芝居とか。笑)で、先週までの
あの緊迫感がウソのよう。
多摩編を思い出すような感じでした。
きっと三谷さんも、ここいらでちょっと気楽に書きたかったのかなぁ?
(気楽に書けない回もありますもんね。)
こういうの「大河らしくない!」とかでイヤがる人もいるんだろうなー
とも思いましたが、多分そういう人はもうこの回まで見てないよね(笑)
やっちゃえやっちゃえー!(暴走)
というワケで。
本当に楽しい回でした。


つか・・・台風め~~~!!また画面の一部を占拠しやがって!
愛しの一ちゃんの顔にかぶったらどうしようと思ったぞ!かぶらなくて良かった(涙)
え・・・?九州地方だけ?もしかして。

思わぬ台風の余波。

2004-08-28 | NHK大河ドラマ感想
九州に超大型の台風接近中!
というわけで、ワタシの住んでる地方では、TVやラジオに
頻繁に台風情報が流れています。

きょうは土曜日。
『新選組!』の本放送を録画できなかったワタシは、朝きちんと
午後1時5分からの再放送を予約録画設定してました。
(ちなみに、なんで本放送を録画できなかったというと
なべちんが、スカパーのウルトラセブンを録画していたから。
うえーん・・・W録できるDVDデッキ欲しいよ)


そして、午後1時5分。
職場で休憩中だったワタシは、いそいそとTVのチャンネルを
合わせ、再度涙する準備万端整えておりました。

んが。
ワタシの目に入ってきたのは、画面上部と右端に流れる台風情報と一緒に
申しわけなさげに映っている、山南さん&明里さんでした・・・。
お団子あーん、のシーンなぞは、小さすぎて見えないっ!
(職場のTV画面は14型)
がーんがーんがーん。
これを大事に録画しているワタシって・・・(涙)

その後、時々全画面、時々子画面、を繰り返し、後半は左下端に
台風の進路図がずーっと出たまま、という状態にもかかわらず
やはり食い入るように、見てしまいました。

でも・・・この状況でも、泣けるものは泣けるのですよ。
『新選組!』おそるべしです。

ちなみに、きょうの『新選組!withほぼ日テレビガイド』で、ツボだったのは
女子部の
「オダギリジョーの泣き顔に心を打たれましたが、
回想シーンのセリフがアホみたいで笑えました。」
でした(笑)

たしかになぁ・・・、
いつだったか、大阪船場のなんとかいう呉服屋に・・・」
だもんなぁ。
肝心なことは何も覚えていないというか
(大体において)人の事に関心がない
大河の斎藤一らしい、セリフだったと(笑)
でもそういうところが、また好きなんだなぁ。

見れば見るほど、色々とみどころの多い、新選組!
明日は第34回『寺田屋大騒動』ですよ。

『新選組!』関連ブログは面白い。

2004-08-23 | NHK大河ドラマ感想
頭の中は『新選組!』の余韻と、今稽古中の芝居のことがちょっぴり
(うそ。結構ウエイト占めてる)
渦巻いていた今日1日。

夕方帰宅して、ネットを徘徊し、新選組!関係のブログを見まくりました。
質の高い感想が多い、新選組!のブログですが、特に今回ワタシが
思わず感心してしまった、白牡丹さんのブログがこれ。

『白牡丹のつぶやき』

新選組!ファンの方なら一度は目を通したことがあるはずの
名の知れたブログだと思うのですが、毎回丁寧にドラマの分析を
なさっていて、とても読み応えがあるのです。

そして今回、ワタシの胸のつかえがとれるような分析をしてくださっています。

「そして、出た、斎藤さんが語る、土方さんと山南さんの信頼関係。
これは、池田屋に先立って、文久3年秋から暮れ頃、または元治元年
1月とも言われている岩木升屋事件。」


この文章からはじまる、白牡丹さん的「ミッシングリンク」の解説。
土方と山南の信頼関係を示すあのエピソードが、史実にもとづいて
いたこと。そして、なぜ、土方が池田屋事件禁門の変の出動の時に
山南を屯所の守りという後方支援の役に就けたか、という理由について
とても納得のいく説明がしてあります。

新選組はおろか、幕末についても何一つ、詳しい知識を持ち合わせて
いないワタシにとって、この記事は本当に目からうろこでした。
(何せ、きのう自分が書いた記事中では「呉服屋?」ですもん。)

今後も、毎回見にいきたいと思っているブログです。