『劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇/爻ノ篇』
http://www.spec-movie.jp/

入院中、一番観に行きたかったのは実はこれです(笑)製作発表時から楽しみに待ってました。ドラマシリーズ、初回からハマったですからね。『SPEC~天~』(前作の映画)も、もちろん映画館で観ましたし、スペシャルドラマ(『SPEC~翔~』『SPEC~零~』)もわくわくしながら観ました。携帯の着信音はドラマのOP曲、THE RiCECOOKERSの「波のゆくさき」。(ドラマの回によってアレンジ全部違うんです。着信音にしてるのは初回の「甲の回」バージョンです。(微妙にマニアックでしょ?)
で、まずは入院中に公開されてた「漸ノ篇」を観ないといけなかったわけですが、もう後編の「爻ノ篇」が公開されてるので、「漸ノ篇」は1日に1回しか上映してなかったんですよ…
なので、なかなか行くチャンスがなく。やっと観れたのはお正月明けでした。一緒に行ったダンナは、すでに私の入院中に観ていたのですが、付き合ってくれました(笑)
で、すでにダンナが買ってたパンフレット読んでたんで、「漸ノ篇」は内容知ってました…。なんだかんだで、フリーズドライ(笑)な北村一輝さんが全部持ってった感じがする。野々村係長のとこでは、じわーっときました…知ってたけど。
エンドロールなしで、終わり方が完全に「続く!」って感じだったので、もう翌日には「爻ノ篇」を観に行きましたよ~!
感想ですが。(注:ネタバレです)
実は、「漸ノ篇」も含め正直途中までちょっと映画的なスケールでかくしました感が気になっていまいち入り込めないでいたんですよ。ドラマの方の「日常にSPECホルダーが混じってる」感じが好きだったので。風呂敷広げすぎてて、映画の中でも言ってましたが「中二病か!」て突っ込みたくなるようなセリフの数々がちょっとだけ気恥ずかしく…(笑)
SPECホルダー大集合!なシーンは予告観てすごく期待してただけに、登場した時は高まりはしたけど「え?もう終わり?」な感じで物足りなくて…。海野先生なんて、自己紹介しかしてない!!(笑)大好きな冷泉さんは仕事したけどね。ニノマエ君ももちょっと出番欲しかったな~。あ、ナンシー出てたの良かったです。ドラマスペシャルでは可哀想過ぎたんで。
でもね~、後半に行くに連れて、というか当麻と瀬文のシーンからのラストへの流れで、気がついたら大泣きしてました。ボロボロ涙が出てきて止まらないという…。そうか~そうだったのか~最後は「元から当麻が存在しない世界」になったんだね…。ちょっと浮遊してる姿がお間抜けな感じもしたけど(ってか、画面で当麻がどこに浮かんでるかつい探してしまうよね。)感情の部分はもう、その世界に持っていかれてた感じでした。
佐野元春の「彼女」が流れたあたりからは嗚咽がもれた、ホントに。
ダンナは泣いてなかったぽいので、泣いてるの私だけか~?と思ったのですが、通路挟んで左側の席の方にも泣いてるっぽい女子がちらほらいました。
それにしても、当麻役は戸田恵梨香さんの一番のハマり役だと思うなぁ。鬼気迫る演技で凄かった…、当麻はこの人以外出来ないと思う。最後の方の浄化されたような表情も、ものすごく美しかったです。
映画とドラマのテイストの違いが「天」の時から気になってたけど、最後はきっちりとドラマの世界観に戻してあったような気がして、それがすごく嬉しくて切なかった…。
ってか…最後の…最後の
朝倉て!(笑)
「ケイゾク2」だと言う触れ込みで始まったドラマなのでいつかこの名前が出るとは思っていたけどね、やっぱりか(笑)
いや~、でもホント好きです。
中二病でもなんでもいいわ。
SPEC最高です!!!
パンフ、2冊繋げるとこうなるんですね…。
切ないな…(涙)
