沖縄の町を歩いていると屋根の上や門柱の上に置かれているシ-サ-をよく見かけます。
魔除けとして置かれているようなのですが、見かけは獅子に似ています。ユ-ゴスラビア・エジプト・パキスタンを
含む古代オリエントがそのル-ツとされています。それがシルクロ-ドを通じて、琉球(昔沖縄はそう呼ばれていました)
に14~15世紀頃、中国を経て入ってきたと伝えられています。
シ-サ-は対で飾るものだそうです。一般的には口を開けたシ-サ-(福を招き入れるとされています)を向かって右側
にそして口を閉じたシ-サ-(災難を家に入れることを封じるとされています)を向かって左側におくことになっています。
沖縄にはシ-サ-工房を見学したり、観光客が自分でシ-サ-を作れるツア-などもあり、シ-サ-は沖縄にはなくて
はならないものになっています。(終わり)