マーリー

　本屋さんに行くと犬が表紙になっている本(雑誌も)に目がいってしまう。
　犬好きさんなら　そんな気持ちもわかるかな


　でねでね、以前からずーっと気になっていた「マーリー」を
　買ってしまいました


　


　グローガン家のご夫婦が子育ての練習として一緒に暮らし始めた、
　ラブラドール・レトリーバー「マーリー」のお話し。

　『世界一おバカな犬がおしえてくれたこと』というサブタイトルがついています。
　そのタイトル通り、この「マーリー」のやることといったら、
　ガレージを血まみれになるぐらい破壊したり、網戸はくぐって(破って)通ったり
　お客様の股ぐらに顔を突っ込んだり・・・。

　こんなんだから、躾教室に入ってもクビになってしまう始末


　うちにもラブラドール・レトリーバーが居ました。
　と言っても、保護してから里親さんが見つかるまでの間の一時預かりでしたが
　とてもお利口さんで「やっぱり盲導犬になれるだけの犬種だけあるよな～」って
　聞き分けの良さには関心していました。
　ほんの数ヶ月間一緒に暮らしただけですが、そのコは一度も悪さをしたことが
　ありませんでした。

　私としては、そういうイメージが強いラブなのですが、
　マーリーったら・・・


　こんな犬がウチに居たら、どうしましょうヒェェ～と悲鳴をあげたり

　どうせやるなら、とことんやってしまえーっと応援したり

　マーリーのハチャメチャぶりに大笑いしたり

　362ページもある分厚い本をあっという間に読んでしまいました。


　最後は、涙なしでは読めません

　でも、後味はとても爽やか



　なんていっても、こんなマーリーを手放さずに最後まで守ってあげた
　飼い主さんの忍耐強さに拍手です


　だからこそ、その命が残してくれたものが何であるのかを、
　知ったのでしょうね。


　
　優しい気持ちになれる本です。

　是非、どうぞ