今日、いつもならお昼過ぎぐらいには部活から帰ってくる娘が
帰ってこない
そんなに心配する必要もないのだろうけど、やっぱり気になるものだ。
どうしたものかと電話をしてみると
「ちょっと寄り道していただけじゃん今、帰るから」
と、イラついているような返事。
なんだよ
心配する身にもなってみろってんだ
でも、今帰るって言うんだから、まぁ気長に待っていよう
数十分後、娘は白い箱を持って帰ってきた
「自転車だったから崩れちゃったかもしれないけど、これ・・・。
母の日だから。いつもありがとう」
と、白い箱を渡された。
箱の中にはケーキが3つ。
母と私と自分の分。
いつもよりも帰りが遅くなった寄り道っていうのはケーキ屋さんだったみたい。
そして、母からも
「私はもう、ハハじゃなくてババだから、これアンタにプレゼント。
いつもありがとう。」
と言って渡されたものは・・・
えぇ…、こちらこそ、何回言っても言い足りないぐらいのありがとうなんだけど
母が全面に刺繍した28㎝角のハンカチ。
「普段使いにするといいよ」って言うけど
もったいなくて使えないどころか持ち歩けないです。
母は、数年前まで刺繍の先生をしていました。
なので、家には何年もかけて刺した大きな額がいくつか飾られています。
聞いたところによると、この刺繍に数ヶ月もかかったそうです
娘からのケーキも母からのハンカチも 思いがけないものだったので
嬉しすぎて涙がちょちょぎれました
で、私から母へは、ベタなカーネーションでした