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after 9 caffe

今日も明日も明後日も

ざざむしロック

2010-10-07 23:16:56 | 過去の話
コンビニで懐かしい人に会いました。
俺が学生だった頃、地元ケーブルテレビの番組の1コーナーを、企画、構成、レポートとやらせてもらった時期があったのですが、それを一緒にやっていた人でした。
しばし懐かしい思い出話に花が咲きました。

知っている人がいるかどうか、、ざざむしロック、という地元音楽シーンを応援する番組で、その中の伊那谷トワイライトゾーン、という10分ほどのコーナーでした。
地元の怪しいスポットや変わった仕事、人、趣味などを取材して回る、という内容で、2年ほど続きました。
(同番組は現在もカンタロックと名前を変えて続いています。)

当時、好んで取材したのは、母校、信州大学農学部の学生寮「中原寮」。
寮にある秘密の地下バーを取材したり(廊下の途中にマンホールのふたがあり、それを開けると4畳くらいの広さの空間があり、棚や机、椅子、電気スタンドなどがあって、酒瓶が並んでいて、夜な夜な寮生が集まって飲んでいた)、汚い部屋コンテストを開催してベスト3を決めたり、寮祭での裸踊りやモヒカン刈りの儀式を取材したり、とまぁ楽しませてもらいました。
(今年から男女共同になってしまい、そーいったバカぶりは見られなくなってしまった様です)

それから、今はもうなくなってしまいましたが、とあるバーのオカマのマスターを取材しました。とにかくよく喋る面白い人で、東京に恋人(♂?)がいる、といっていました。

それから、今は冴えない地味なお店になってしまいましたが、当時は怪しくも新しい感じだった隣町のジロンドという服屋さん。
ここは当時、綺麗なグラデーションに染めたり、柄を入れたりするオリジナルのジーパンを作っていました。

それから俺の趣味ではない(というか近づきたくない)所でしたが、ヤンキー改造車を作っていた秘密のガレージ。

数百万円もする様な超高級スピーカーを通信販売で扱うおじさん。

当時はまだ新しい遊びだったサバイバルゲームを森の中で夜な夜な繰り返す集団。

勿体ない事に取り壊されてしまいましたが、戦前に建てられたモダンなビルに潜入。

小学校の先生の夜の宿直に立ち会う。

など、毎月1回、ばかばかしい企画と取材を2年ほど続けたのです。

当時とはすっかり風貌も変わってしまったのでさすがに分かるまいとは思ってはいるのですが、今も年に1回くらいたまたま知りあった人から、「もしかしてざざむしロックに出てました?」と言われる事があります。

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