同僚議員のこんな質疑がありました。
私の意見は、
100億円近い一般会計の舵取りを行う責任者の町長が良い話を聞いて少しでも町政に生かしていただけれならば結構ではないかと考えます。
○1番(正村紀美子) 1番、正村です。
反対の立場で討論いたします。
平成23年度芽室町一般会計・7特別会計・2事業会計決算審査について、反対の立場で討論いたします。
平成23年度に実施された事業内容に、賛成しかねる決算項目がありましたので、以下に理由を述べます。
1点目ですが、一般会計2款1項1目町長・副町長秘書事務の中の負担金及び交付金、十勝政経懇話会及び内外情勢調査会の負担金、合わせて22万5,000円についてです。
この会は、会員相互の親睦を図る、意志疎通を図ることを目的に開催されており、質疑の中で、管内の政治、時勢的な内容を知る上で重要だとの答弁がありました。しかし、年3回、または4回の出席しかなく、参加の回数ではなく、情報交換することで町政に反映されていると答弁がありましたが、具体的な成果があったのかが理解できません。
平成22年3月議会議事録より
西尾委員。
○委員(西尾一則) それでは予算で質問させていただきます。
57ページの真ん中辺にある十勝政経懇話会の負担金と内外情勢調査会の負担金、片一方は3万6,000円で片一方が18万9,000円の予算計上になっているんですが、この内外情勢調査会はかつて平成15年の予算特別委員会で同僚議員が質問して、この中に答弁の中で内外情勢調査会は十勝毎日新聞社内にありまして、時事通信社帯広支局内にあります。昭和29年12月設立されて、全国1万2,000人の会員がいると。内外の情勢に関する情報収集、また調査・分析を行っておりますということで、年10回ぐらい研究会なり講演会がある。時の町長がそれに何回か出席をしているということなんですが、そこら辺の18万9,000円という金額は結構僕は大きい金額でないかなという気がしております。そういった意味で、例えば10回ならどういう研究会というか講演会があって、昨年であれば町長がどのぐらいそれに対して参加したのか。
それから、もう一つ、十勝管内の市町村の加入率といいますか、そこら辺についてもわかれば教えていただきたいなと。
それから、01番十勝政経懇話会、これは北海道新聞のあれでないかなという気がするんですが、これについても中身がわかれば教えていただければ。
○委員長(飛田秀樹) 暫時休憩いたします。
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午前10時39分 休 憩
午前10時41分 再 開
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○委員長(飛田秀樹) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
10時55分まで本休憩といたします。
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午前10時41分 休 憩
午前10時55分 再 開
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○委員長(飛田秀樹) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
引き続き総務費の審査を行います。
西尾委員の質疑に対する答弁を求めます。
齊藤総務課長。
○総務課長(齊藤明彦) 総務課長、齊藤。
大変時間をとらせてしまいまして申しわけございません。
まず1点目のそれぞれ十勝政経懇話会、それと内外情勢調査会の管内の加入状況でございますが、十勝政経懇話会につきましては加入している市町村が8団体、それと内外につきましては15市町村であります。
また、町長の出席率につきましては、昨年については公務等に重なっておりまして出席しておりません。
なお、講演会等の内容につきましては、出席されない場合については後ほど文書等で報告書が来て、それを活用しているという状況であります。
以上であります。
○委員長(飛田秀樹) 西尾委員。
○委員(西尾一則) 十勝政経懇話会については8市町村が入っていると、それから内外情勢は15ということで、公務で昨年は一つも参加しておられないということなんですが、ただ、この十勝政経懇話会なんですが、この17年、18年度の実績から見た評価には、これはなぜこの事業に税金を投入して町がおかなきゃならないかに対しては、必要はないと、これはネットの中で芽室町の評価の中で出ているあれなんですが、そういった形で、この事務事業は成果の指標、さらに伸ばすことができるかに対しては全然向上はないという形で、このものが大した意味ないよということでないかと評価して、これは19年の5月ごろの事務事業の評価なんですが、そういった形で大したあれはないという中で、なぜまたこういう形で予算に上がってくるのかがちょっとわからないような気がする。
それともう一つ、全然参加していない中でやはり18万9,000円という形の情報収集やら研修会が、ただ価値がないというか、行かなければ全然価値ないんですが、そういった意味でもそこらについて今後どう考えていかれるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○委員長(飛田秀樹) 齊藤総務課長。
○総務課長(齊藤明彦) 総務課長、齊藤。
内外情勢調査会、それと十勝政経懇話会につきましても、これについて出席するのは基本的に町長ということでありますから、町のトップが行って、いろんな各般にわたる世界情勢あるいは日本情勢、あるいは政治情勢ですとか経済情勢、それらを含めた知識を習得する場ということでありますから、一般の職員が研修に当たっての考え方じゃなくて、もっとトップリーダーとしての役割をするためにはそういった機会があるべきということでありますから、19年度の評価は評価として、事務事業評価は評価として、これからも続けていくという基本的な考え方であります。
以上であります。
○委員長(飛田秀樹) 西尾委員。
○委員(西尾一則) これから続けていくというよりも、もう一回もとに戻して、やはりもう一回見直したほうが僕はいいんでないかな。予算はこれはこれで仕方がないとして、今後やはり本当にこれが必要なのか、2つ合わすと二十何万の予算額ですから、本当にそこら辺について、大事な税金ですので、やはり見直すべきでないかな。それによって、まだ行くとか参加していくとかそういう形であれば別に構わない。ただ、去年は1回も参加していないとか、また、そういった19年の評価の中では必要ないという形で出ているものを、ただ漠然と、今までずっと昭和29年からある組織ですから、それにただやっているんだというマンネリ化したような物の発想は、僕は考え直すべきでないかなという気がしておりますので、もう一度よく原点に戻って考えていただきたいと、そのように思います。
○委員長(飛田秀樹) 齊藤総務課長。
○総務課長(齊藤明彦) 総務課長、齊藤。
基本的には税金ということは非常に認識をしているところでありますが、それぞれこういった機会というのは当然必要なわけで、この出席の率とかにいきましたら、先ほど言いましたように昨年はみんな公務が重なって行けなかったということでありますから、そういった部分では申し上げたように後ほど来る報告書等を見て、研修行ったと同じようなことで対応しているわけでありますから、また、管内で入っていないところもありますけれども、それは日中でどうしてもあるということでありますから距離の問題とかそういったこともあるというふうに認識しておりますが、なお、これについては、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、基本的にはこの政経懇話会あるいは内外情勢調査会の開催とかそういった部分については、変更ない限りは今のところやっていくということで御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長(飛田秀樹) そのほか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(飛田秀樹) ないようですので、先に進みます。
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