青い南風

不良じじいのひとりごと💛

感謝

2019年01月17日 | 日記
「横綱として期待に沿えなかったのは非常に悔いが残る. 私の土俵人生においては一片の悔いもない」
複雑に交差する心を吐露しながら、男泣きする姿にはジジイも久しぶりに、もらい泣き。
引退を決めた稀勢の里のことである。

天才ではない自分が強くなるにはけいこしかないと15歳で土俵に上がった人である。
彼が残した相反するふたつの言葉はどちらも彼の本音だろう。
男泣きする彼の32年の人生の何と重たいことか。引退の会見に、それでなくてもよる年波には勝てず
感情をセーブ出来ない涙腺のゆるんだジジイの目からは涙がボロボロ、鼻水ズルズルで体の水分の殆どが失われたのでした。
同時に久しぶりに、男泣きする本当の男をみて日本人で良かったと思ったのです。

最近、小生のしょうもないブログにコメントが届くようになりました。
自分勝手な思いのままを唯、書きなぐるだけの意味もないブログなのですが、時には辛口で、時には諭すようにやさしく
そんなコメントに癒されています。まるで、砂漠に降る雨のようにギスギスした心にしみこんでいくのです。
人に支えられているということは有難いことなのです。

私もいつの日か、32歳の稀勢の里の引退の時の言葉のように「人生に一片の悔いもない」と
最後の最後に言えるような人生を歩きたいと思うのです。
生かされた人生に感謝の男泣きをしてみたいと思うのです。


1輪挿しの侘助の薄紅色のつぼみが、みようにエロく感じる、生暖かい夜です。

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