青い南風

不良じじいのひとりごと💛

無題

2012年11月24日 | 日記
今日は小春日和のポカポカ陽気に誘われて、近づいて来る冬に備えてマキ集めです。
マキと言っても雪で折れたり、風で倒れたりして枯れた竹を集めるのです。
お金が無いのが一番の理由ですが、我が家は未だに古びた五右衛門風呂なのです。
オール電化のお家でジャブジャブ電気を使いながら、原発反対を叫ぶような
矛盾した生き方をしたくないのも大きな理由なのです。

しかし、強がりを言いながらも本当はにわちゃんもアリさんよりは
キリギリスの生活に憧れるのです。ドジョウよりかキンギョになりたいのです。
でも、65年も生きていると、どんなにあがいてもキリギリスやキンギョになれないことが
     解かってくるのです。


父や母が残してくれた少しばかりの田畑をたがやして、お米や野菜を頂き
山からは体を温めるマキを集める。   
そんな暮らしが贅沢と思えるようになるのです。

枯れた古い竹を取り除き、小さな竹を切って、竹林に陽の光が一杯届くようになりました。
春にはりっぱな筍が育つはずです。
総選挙を前に、自分の進む路も分からなくなって本当に暴走を始めたジジイや
コスプレ市長など、自分党という怪しい連中が雨後の竹の子のように乱立しています。
しかし、中身のない冬の竹の子など旨いはずがないのです。  









坪庭

2012年11月21日 | 日記
昔、初冬の北陸を旅した時、輪島塗の屋敷の坪庭を見学したことが有ります。

埃を嫌う輪島塗の塗師が埃を落とし、心を鎮める小部屋の窓から見える庭に
山茶花のシンク深紅の花びらが、うっすらと積もった雪を染めている
唯それだけの庭なのです。花の咲いている見えない姿は自分の心で描くのです。
なので、見る人によって枝振りや花の咲きぐあいはそれぞれなのです。

二大政党を目指したはずの選挙制度でしたが、15の政党が乱立しています。
国民を守る覚悟も無いものたちが、自分たちだけの為に迷走しています。
今度こそ、彼らや彼女たちが発する言葉の裏の本当の姿を見抜かなければならないのです。
政治の劣化でこれ以上みじめな国になることだけは、止めなければならないのです。

輪島の坪庭を真似て植えたモミジが、今年も紅や黄色の落ち葉を敷き詰める季節になりました。
窓からは観えない姿を想像しながら、せめて綺麗なモミジの枝も美しくあって欲しいと
想うのです。

ぜいたくな時間

2012年11月12日 | 日記
周防大島の前島に行って来ました。初めての島です。
空き家を買い取って、障がい者の人の癒しの場所を作ると言う人の紹介です。
私の仕事は、島でどんな野菜が作れるかの調査です。

前島は渡船で20分の2,2㎢の小さな島です。
ヒョウタンのようにくびれた中央の表と裏に、多くのお家が軒を連ねていました。
過去形になっているのは、今は殆どの家は廃屋で昔の面影は無いからです。
年老いた母の面倒をみるためにUターンしたと言う漁師の船長をいれて
8人の人たちが暮らして居る島です。

船着き場から急な坂道をハァハァ言いながら300mも登って行くと前島分校にあたります。
眼下に静かな海が広がり、松山と柳井を行き来する白い船体にオレンヂ色の
ストライプが美しいフェリーが過ぎて行きます。
今は公民館になっている校舎に、大島の出身の星野哲郎氏の作った校歌が残っていました。
「島は小さく離れていても
大きな海と空がある
世界に続く前島の
わたくしたちは
ぼくたちは
きょうも希望にもえてます」

家族が食べるだけの小さな畑を耕し、魚を獲って
子供を一人前に育て上げた人達は、今は80を過ぎたおばあちゃんです。
こんなにも豊かな島を出て、みんな幸せを掴んだのでしょうか。
波の音と風の音、鳥のさえずりしか聞こえない、ゆっくりと流れる贅沢な時間に浸りながら
何かを考えさせられたプチ旅でした。





川柳

2012年11月11日 | 日記
近いうち ドジョウを信じた ばかウナギ

脳みその小さいやつでも、口先さえ切れれば
図体だけが大きいバカウナギくらいダマせるのはお手の物と言う、にわちゃんの言葉遊び。

誠実に生きようよ。ドジョウ君。

馬鹿ウナギは 絶滅危惧種だけいい加減にしないと、怖いよ。



今日は2合のブログ~。

申し訳ない

2012年11月05日 | 日記
11月2日に召集された臨時議会で私たちは住民の信頼を失う行動をしてしまいました。
小学校の改築に5億円余りの工事費を予算化していたのですが
集成材の単価見積りの誤りや付帯工事で1億円強の補正が必要になったのです。
5億の工事に対し1億の補正など今までにはなかったことです。
それだけに、慎重であるべきだったのです。
集成材の一㎥当たりの単価15万円が倍になったというのが主な要因なのですが
問題は見積もりを誤った設計者や発注者の責任を追及し
形あるものとしてなんら残さずに予算を通してしまった議会の対応です。

全ては生き残るために民間の方たちは少ない仕事を奪い合っています。
そのために入札の見積もりには必死なのです。
しかし、1円違っても他社に落札される可能性は常にあるのです。
今回の私たちの対応は、この方たちに対しても申し開きのできないものだと反省しているのです。

今回はこの他に教育委員の選任もありました。
にも拘らず、私的な用で欠席した議員がいます。地域の声だ、住民の声だと
議員削減に反対した人です。議会より優先する活動が有るのなら
議員をやめてそちらに専念すべきなのです。

この程度の議員に町政を託していることが情けないと
新聞報道でこの度のことを知った住民の方に言われた時に
出来れば、穴を掘って消えてなくなりたいと思ったのです。
万死に値する行為を唯々恥じるだけなのです。