長野でロハス生活

モダンと古きよきものを大切にした生活を自然に囲まれ送りたい。オースティンの小説のような生活に憧れる日々。

振袖物語

2006年09月27日 | kimono
秋になると、振袖を選んだ日を思い出します。
振袖は高校生の時に作ってもらいました。

馴染みの呉服屋さんに来て頂いて、祖母の家で選びました。
あの時、初めて着物を選ぶ喜びを体験しました
何十という、反物を見せて頂いて、生地から選びました。

今年は、高校生の従妹が昨年秋に選んだ着物が仕立て上がり、
できてきたのを見せてもらい、ついでに軽く羽織らせて
もらいましたので、その写真を載せておきます。

この振袖は、絞り、辻が花、刺繍、鹿の子、など複数の絞りで
全体が仕上げられていまして、
手の凝り方がたいそうなものでした。

私の振袖は、絞りではなく染なので
総絞りの振袖は着てみると、まさにずっしりと
重くて驚きました
絞りは、生地が二重になっているので
染の着物よりも量感があるのだそうです。

振袖を手にした途端、女の子は何時の間にか
大人びて、女性に変身するので
従妹がどんな風に変身するか楽しみです

この着物に合わせた帯も、着物に負けないものでしたので、
次回は帯について書きます。

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3 コメント

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秋らしく・・・ (orchar)
2006-09-28 23:24:21
おお、季節感あふれる色彩。しかも、話題は着物。適度に漢字の多い美しい文体。。。

辻が花と鹿の子の意味がわかりません(ちゃかしてるんじゃありません。)

着物とお茶、お華のページは、知らない人にもわかるように解説してほし~な(^^;

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辻が花 (charlotte)
2006-09-29 00:49:41
それは、失礼致しました!

今度から書く時に注意して

分かる範囲で説明を加えますね。

実は、私も意味も分からず使っていて、

具体的に説明を、となると困る事もありますが

(すみません。。。)

今回の辻が花、についてはブログに書きますので

見てくださいね。
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鹿の子 (charlotte)
2006-09-29 01:22:00
鹿の子も絞りの一種です。

鹿の子絞りです。生地を細かく絞っています。

模様が子鹿の斑点に似ているところから

「鹿の子絞り」と言われます。

よく赤い鹿の子柄などあります。

小さい子が浴衣に締める布帯に、

小さな細かいポツポツした部分があるのですが

その部分にも似ています。
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