私が「道明」の帯締めを知ったのは、つい最近のことです。
京都の老舗料亭を舞台に、姉妹の恋愛模様を
描いた小説を読んでいてのことでした。
馴染みの客である男性が、女将への贈り物に帯締めを贈ります。
その時は読んでいて、帯締めを贈るなんて、
なんて素敵かしらと思いました。
その帯締めが「道明」のものでした。
ちょうど、母の誕生日があった先月、
初めてお店を訪ねました。
母に帯締めを贈りたいと思ったからです。
江戸中期に創業、その歴史350年だそうです。
上野広小路の池ノ端仲町通りにひっそりとありました。
昔ながらの佇まいを残した店内は、こじんまりして
いました。
あまりの色の多さと、美しさに感嘆しました
日本には、日本古来からの色が数多くあるのですね。
受け継がれた、組紐の伝統、芸術、季節の色。
帯の色や、母が平たい帯締めが好きな事を考え、
お店の方に勧められたものを選びました。
お店を出る時、ここの帯締めの似合う
女性になりたい、と思いました。
家で、母以上に、その帯締めに見入る父の姿が
可笑しくて、男性もこのように興味が
あるのも嬉しいこと、と思いました。
京都の老舗料亭を舞台に、姉妹の恋愛模様を
描いた小説を読んでいてのことでした。
馴染みの客である男性が、女将への贈り物に帯締めを贈ります。
その時は読んでいて、帯締めを贈るなんて、
なんて素敵かしらと思いました。
その帯締めが「道明」のものでした。
ちょうど、母の誕生日があった先月、
初めてお店を訪ねました。
母に帯締めを贈りたいと思ったからです。
江戸中期に創業、その歴史350年だそうです。
上野広小路の池ノ端仲町通りにひっそりとありました。
昔ながらの佇まいを残した店内は、こじんまりして
いました。
あまりの色の多さと、美しさに感嘆しました
日本には、日本古来からの色が数多くあるのですね。
受け継がれた、組紐の伝統、芸術、季節の色。
帯の色や、母が平たい帯締めが好きな事を考え、
お店の方に勧められたものを選びました。
お店を出る時、ここの帯締めの似合う
女性になりたい、と思いました。
家で、母以上に、その帯締めに見入る父の姿が
可笑しくて、男性もこのように興味が
あるのも嬉しいこと、と思いました。