表千家同門会長野県支部総会のお手伝いを
頼まれて、行ってきました
もう、6月。やや日中は、夏の暑さを感じますね。
この間、実家から持ってきた
臈纈(ろうけつ)染めの単を着ました。
臈纈(ろうけち)とも言うそうですが、
蝋を使って防染したものを言うそうです。
当時は今の中国(唐)から技術が輸入され染められたようです。
臈纈は長い間謎とされ幻の染めと言われていましたが、
明治時代頃から徐々に解明されてきました。
ちょうど若草色で、この新緑の芽吹く季節に
合う色の着物でした
何百人もの方に、お茶やお菓子を出すのも
容易なことではありませんね。
沢山の着物の皆さんの帯や着物をじっくり
拝見する間もなく、忙しく動いて来ました。
私が、びっくりした事が2つありました。
一つは、その会場で実家の方の知り合いのお茶の先生に
お会いしたこと。
二つ目は、数茶碗に十牛図画が使われていたこと。
十牛図は、高校時代に知った禅の教えでした。
ドイツの哲学者ハイデガーが、この禅の思想に言及している
ことに興味を持った、懐かしい記憶があります。
お茶のお茶碗は、本当に「一期一会」。
人との出会いもまた然り。
本日のお軸は「雲収山岳青」(雲収めて山岳青し)でした。
頼まれて、行ってきました
もう、6月。やや日中は、夏の暑さを感じますね。
この間、実家から持ってきた
臈纈(ろうけつ)染めの単を着ました。
臈纈(ろうけち)とも言うそうですが、
蝋を使って防染したものを言うそうです。
当時は今の中国(唐)から技術が輸入され染められたようです。
臈纈は長い間謎とされ幻の染めと言われていましたが、
明治時代頃から徐々に解明されてきました。
ちょうど若草色で、この新緑の芽吹く季節に
合う色の着物でした
何百人もの方に、お茶やお菓子を出すのも
容易なことではありませんね。
沢山の着物の皆さんの帯や着物をじっくり
拝見する間もなく、忙しく動いて来ました。
私が、びっくりした事が2つありました。
一つは、その会場で実家の方の知り合いのお茶の先生に
お会いしたこと。
二つ目は、数茶碗に十牛図画が使われていたこと。
十牛図は、高校時代に知った禅の教えでした。
ドイツの哲学者ハイデガーが、この禅の思想に言及している
ことに興味を持った、懐かしい記憶があります。
お茶のお茶碗は、本当に「一期一会」。
人との出会いもまた然り。
本日のお軸は「雲収山岳青」(雲収めて山岳青し)でした。