メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <箱にも外骨格と内骨格があるんや!>

2024-08-22 14:05:13 | Weblog

あちいよ。

って、エアコンのかかる(効いてるわけではない)室内で書いてみました。

窓開けると、ホントに暑い!

 

ダンボール箱に入れて送るというのが絶対ではなく、紙袋で送るや製品そのものに伝票付けて送るとかも増えてきました。

コストダウンですね。

コストダウンと言えば、ダンボールの材質が低いものになったり、色が白からクラフト色になったり、テープを外しやすくなる切り込みがなくなったりもしています。

製品の箱でそのまま送る場合は、箱自体の強度がある程度必要になります。

小さめの製品などの場合は、中の製品を入れるトレイは丈夫なものですが、外の箱は薄い板紙で作ってる場合があります。

そういうのを見た時、箱にも外骨格と内骨格があるんや!と一人で悦に入りました。

外骨格は昆虫のような外側が丈夫なことで、内骨格は人のように骨格がしっかりしていることです。

中も外も丈夫に作るに越したことはないですが、コストダウンを考えていくと、どちらかを丈夫に作って、その分他方でコストダウンを図ることが出来ます。

全部のケースに宛はなるわけではないですし、現状としては内も外も丈夫に作るうことが多いので、設計としてはなかなか勇気のいることですが。

外骨格だから内側は粗末でいいということではありません。

外側と内側を合わせて、最小のコストで最大の効果を生み出すということです。

そのために、製品をしっかり知り、材質や構造について理解をし、内と外でトータルの設計をしていくことが大事です。

そこに斬新な発想や勇気ある取り組みも忘れてはならないです。

そしてモノになるように、試作をして修正を繰り返すことが必要になります。

ご依頼お待ちしています。

でわでわ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダンボール作用点 <依頼先... | トップ | ダンボール作用点 <チュー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事