メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <卒業制作展に学生さんの作品以外にいろいろ協力していました!>

2020-02-18 13:26:21 | Weblog

いい天気。

CAD室が拡張して分かったけど、自分のデスクの位置は寒いわ(笑)。

先週、いつも見学に来られる嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の卒業制作展に行ってきました。

今年は、ある分野の作品展示台を弊社にてつくらせていただきました。また、リボードという厚みが30mmほどある大きな段ボールを屏風上に使うためのジョイントも作りました。

作品展示台は、事前にPCモニターを載せるとのことをお聞きして、内部に補強を入れ、また天板も荷重に負けないようにしました。

各パーツの材質(厚み)は変えて、耐荷重をクリアしつつ見目にスッキリになるようにしました。

もちろんノックダウンできるので、コンパクトに収納して来年以降もまた使えます。

リボードを屏風上に使うためのジョイントが、リボードの上下についています。三角状のものです。

付け外しやすくしっかり止まるように工夫をしています。

金属製の専用のパーツもあるみたいなのですが非常に高価なので、ダンボールで作りました。

組み立てはしていただきましたが、簡単なものです。

こちらは両面テープでしっかり組み立てますので、分解は出来ません。

ダンボールでも荷重に耐えられて美しくて、より安価なものも作れますので、各種展示の際はご相談くださいませ。

そして、学生さんの作品。

猫ちゃんのパネルがあるように、猫の遊具ですね。

存在感のある、ねこちゃんも楽しくなるようなダンボール製品でした。

学生さんがアイデアを出し設計してデザインしたものです。

ダンボールという素材にチャレンジして、面白い作品になりました。

どういう構造にすればいいのか?ここの寸法はどうか?実際使う時の使いやすさはどうしたらいいのか?などということを、学生さん自身が答えを出していました。

そういうことを見させていただく子tで、私も勉強になりました。

展示の時に、欲しいという方もいて、評判よくてうれしいですね。

およそ1か月半ぐらいで、ここまで仕上げるのも大変だったと思います。

卒業しても、この作品を思い出してダンボールにかかわってほしいですね。

でわでわ。

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