今年1年間楽しませてもらった大河ドラマ「平清盛」について書かせてくれ!
ベストキャスティングを私も考えてみました。なるべく簡潔に書きます。順不同です。
・平清盛(松山ケンイチ)
松山ケンイチはスゴい!そもそも松山ケンイチ主演ということで見始めたのです。
青年期のキラキラした瞳から老年期の醜い(失礼だけどそうだよね)姿まで演技の幅がすごいよ。
・鳥羽法皇(三上博史)
前半は鳥羽法皇の周辺の人間模様がおもしろく、鳥羽ちゃんの繊細なキャラクターや有名なエア矢のシーンなど演劇的な魅せ方で三上博史トレンディなイメージだったけど実はすごい演技派!っていう発見。
・平時忠(森田剛)
アイドルの片鱗も見せない時忠っぷり。平家にあらずんば人にあらず、と言う哀愁の表情とか。
今やV6で歌ってる姿見ると逆に違和感。
・後白河法皇(松田翔太)
こういう狂ったキャラがほんとに似合う。
・藤原成親(吉沢悠)
オイオイ泣いた後、スッと無表情になるあのかんじね。真似をよくした。ごめん笑えた。
・藤原頼長(山本耕史)
貴族似合う~。BLな展開にも衝撃だったし、オウムも良かった。
・弁慶(青木崇高)
源氏のおっかけ。神出鬼没。明るいキャラ。義経(神木龍之介)とのシーンのイキイキしたところ。
・平重盛(窪田正孝)
後半の唯一の良心キャラ。平家の棟梁としての苦悩を繊細な演技でよく表してくれた。
窪田くんは今後どんな作品に出演してくれるか楽しみです。
・平盛国(上川隆也)
前半は上川さんよりもうちょっと若い俳優さんがいいんじゃないかな?と思ったけど、最後まで見て、やっぱり上川さんで良かったわ。基本的に盛国は清盛に対してイエスマンなんだけど、たまに見せる毅然とした態度、いいよね。平家納経の「鱸丸!」が一番萌えたシーン。
・源義朝(玉木宏)
一番ギラギラしたキャラで武士!って感じなのに父為義(小日向文世)を斬れないっ!という人間性とか。声がいい。俺は松茸パスタ!のあの声。
うわっ!これで10人。
まだまだいいキャラたくさんいたのに。政子(杏)とか。
この「平清盛」は、悪役キャラもちょい役キャラもみんな魅力的に描いてくれていたね。
過去と現在、人物の対比、壮大な伏線と回収、人物描写の巧みさ(私なんかは歴史を知らないからすべて新鮮に見ているのだけど、たとえばすでに歴史的背景を知っていて見ている人は悪いキャラと思っていた人物を、内面的な葛藤を繊細に描いていることで、新たなキャラの魅力に気付く、ということもあったのじゃないかと思う)、1年を通して放送する大河ドラマという枠を最大限に生かした脚本だったと思います。
残念なことに視聴率には結びつかなかったようですが、ずっと見続けた人には心に残る大河ドラマだったと思います。作品としてはすばらしかった。
平安時代というなじみない時代、平清盛という人物のイメージ、複雑な人間関係(私もガイドブック見ながらでも???となることがあったし)、某知事の序盤での批判的発言(これけっこうなイメージダウンだったんじゃないかな)とか、そんなこんなで今まで大河見ていた人々が見なかったというのもわかります。でも視聴率の悪さをイコール作品の質の悪さ、ととらえられるのは悲しいです。最後まで見続けていた私が、これほどまですばらしかったと言っているので。
まあいい。
こんなにドラマを楽しんで見たのは「白い巨塔」以来だ、と言っておく。
一年間楽しませてもらいました。ありがとう!
夢中になると本気でのめり込む性質(たち)でして、ほんとにごめんなさい!
ベストキャスティングを私も考えてみました。なるべく簡潔に書きます。順不同です。
・平清盛(松山ケンイチ)
松山ケンイチはスゴい!そもそも松山ケンイチ主演ということで見始めたのです。
青年期のキラキラした瞳から老年期の醜い(失礼だけどそうだよね)姿まで演技の幅がすごいよ。
・鳥羽法皇(三上博史)
前半は鳥羽法皇の周辺の人間模様がおもしろく、鳥羽ちゃんの繊細なキャラクターや有名なエア矢のシーンなど演劇的な魅せ方で三上博史トレンディなイメージだったけど実はすごい演技派!っていう発見。
・平時忠(森田剛)
アイドルの片鱗も見せない時忠っぷり。平家にあらずんば人にあらず、と言う哀愁の表情とか。
今やV6で歌ってる姿見ると逆に違和感。
・後白河法皇(松田翔太)
こういう狂ったキャラがほんとに似合う。
・藤原成親(吉沢悠)
オイオイ泣いた後、スッと無表情になるあのかんじね。真似をよくした。ごめん笑えた。
・藤原頼長(山本耕史)
貴族似合う~。BLな展開にも衝撃だったし、オウムも良かった。
・弁慶(青木崇高)
源氏のおっかけ。神出鬼没。明るいキャラ。義経(神木龍之介)とのシーンのイキイキしたところ。
・平重盛(窪田正孝)
後半の唯一の良心キャラ。平家の棟梁としての苦悩を繊細な演技でよく表してくれた。
窪田くんは今後どんな作品に出演してくれるか楽しみです。
・平盛国(上川隆也)
前半は上川さんよりもうちょっと若い俳優さんがいいんじゃないかな?と思ったけど、最後まで見て、やっぱり上川さんで良かったわ。基本的に盛国は清盛に対してイエスマンなんだけど、たまに見せる毅然とした態度、いいよね。平家納経の「鱸丸!」が一番萌えたシーン。
・源義朝(玉木宏)
一番ギラギラしたキャラで武士!って感じなのに父為義(小日向文世)を斬れないっ!という人間性とか。声がいい。俺は松茸パスタ!のあの声。
うわっ!これで10人。
まだまだいいキャラたくさんいたのに。政子(杏)とか。
この「平清盛」は、悪役キャラもちょい役キャラもみんな魅力的に描いてくれていたね。
過去と現在、人物の対比、壮大な伏線と回収、人物描写の巧みさ(私なんかは歴史を知らないからすべて新鮮に見ているのだけど、たとえばすでに歴史的背景を知っていて見ている人は悪いキャラと思っていた人物を、内面的な葛藤を繊細に描いていることで、新たなキャラの魅力に気付く、ということもあったのじゃないかと思う)、1年を通して放送する大河ドラマという枠を最大限に生かした脚本だったと思います。
残念なことに視聴率には結びつかなかったようですが、ずっと見続けた人には心に残る大河ドラマだったと思います。作品としてはすばらしかった。
平安時代というなじみない時代、平清盛という人物のイメージ、複雑な人間関係(私もガイドブック見ながらでも???となることがあったし)、某知事の序盤での批判的発言(これけっこうなイメージダウンだったんじゃないかな)とか、そんなこんなで今まで大河見ていた人々が見なかったというのもわかります。でも視聴率の悪さをイコール作品の質の悪さ、ととらえられるのは悲しいです。最後まで見続けていた私が、これほどまですばらしかったと言っているので。
まあいい。
こんなにドラマを楽しんで見たのは「白い巨塔」以来だ、と言っておく。
一年間楽しませてもらいました。ありがとう!
夢中になると本気でのめり込む性質(たち)でして、ほんとにごめんなさい!