HERE NOW present by INAKA FES CAMPに行ってきました。
イナカフェスとは花巻市の童話村で開催されていたイベントで、今回のライブはその企画です。
bonobosが3月に解散するのでその前に岩手でライブを、とのこと開催されたっぽい。
イナカフェスにボノボが毎回のように来てたそうで。実はイナカフェス近いのに行ったことない。
会場は岩手県公会堂。とても古い建物。外観からも歴史を感じる。
開場時間についたのに、まだリハしてるようで30分ほど待たされた。
最初の出演はドミコ。岩手県久慈市の出身。
ドラムとギターボーカルの2人組。プログレッシブなホワイトストライプス、というイメージでいたのだが、ヤンキーだった。
ループステーションを使用して音を重ねて演奏していた。これだとメンバー2人でも音は4人や5人分くらい出る。言うこと聞かないメンバーと一緒にやるよりいいのかもしれない。
ボーカルが意外とブルージーだと思った。
愛想がなくて、thank you(ぶぇんきゅー!)しか言わなかった。
投げ捨てるように帰っていった。
2組目は奇妙礼太郎。
すごいバンドに囲まれて…と朴訥なトーク。
アコースティックギター1本での弾き語り。
ほんとに声がいい。奇妙さん意識してから初めてちゃんと観た。
会場の岩手県公会堂を、ドリフを収録していたような会場、と言っていた。
とても雰囲気がよかった。奇妙じゃない。
ラストにボノボ。
正直(しょうじき)あまりちゃんと聴いたことなくて、超有名曲をちょっと聴いたことあるくらいだった。
「ボノボスがくる」と夫に言ったら「ボノボじゃないのか」「いやボノボスだボノボじゃない」「それはボノボと読む」「知らんかった」という会話がなされたくらい知らなかった。
トークでは3月に解散するとは思えないような、ほのぼのとした雰囲気だった。解散前のバンドってピリピリしてるもんじゃないの?ブランキーとかルナシーみたいにさあ…?
全人類、愛、肯定!ってな感じでピースフルなステージでした。
でも演奏が超絶上手くて、ドラムがドラムンベースみたいだったり、意外とファズギターがうるさかったりした。
以上、タイプがまったく違うような3組でした。でも音楽好きが好きな3組、が集まった。
宣伝が少なかったせいかそもそもの集客力が少ないのか、会場の半分くらいしか席が埋まってなくて、最後は空いているうしろのほうでゆっくり観ました。ホールもいいけど、野外向けイベントだったかもね。真冬だからしょうがないけど。
会場から1キロほどのお寺で同じ頃に下津光史がクダンズの企画でライブをやっていて、それもすごく行きたかった。先に知ってチケット取ったほうを優先した。泣く泣く。
岩手でこんなに貴重なイベント少ないのになんでかぶるのよ。だったら合同でやってくれても良かった。