私は今日、映画を見に行きました。
話題の映画「この世界の片隅に」。
新聞社の特別割引が利くので行きました。
話題だけあって長蛇の列。
みんな結構ご高齢。Σ(゚Д゚)
アニメーションだから、せいぜい50代くらいまでかと思っていました。
まぁ平日の昼間ですし、このアニメは特別ですもんね。
満員御礼でした。
見終わった感想は・・・
これから映画を見る方は読まないほうがいいかも。
迷ってる人は、映画は是非見てほしいと思います!
まず、のんちゃんの声
賛否両論あるようですが、私は合っていたと思います。
のんちゃんでないと、のんびり屋さんが演出できない。
ちょっと何いってんの?ってところはあるけど、それも味。
パキパキと喋れる声優さんじゃ、感じが違ってくる。
ぽわ~んとしたところは、絵にもすずの性格にもぴったりだと思いました。
戦争中の市民って、絶対にこんな感じだっただろうなって思いました。
戦争映画は大抵、兵隊さんの話だったりするので激しさが描かれていますが
空襲警報のない時の市民は、貧しいけど普通。
そういう話を聞いたことあります。
田舎は特にのんびりしていたらしいですよ。
空襲警報をいい事に、エッチしていたって話とかも聞いたことあります。
だから案外普通なのでしょう。
都会の子供は大変だったようですけどね。疎開して、ガリガリに痩せていって・・・。
それこそ火垂るの墓。その土地によって違っていたようです。
食べ物には困ったでしょうね。みんな知恵を出して工夫していたんだと思います。
それが見事に描かれていました。
防空壕の中の様子もリアルでした。怖かっただろうな・・・。
そして身近な人の死。。。狂いそうになりますよね。。。
自分の体が変わっていく事・・・
今の日本が平和なのは、あの戦争で大変な思いをされた人々がいたから。
それを地味に、まざまざと感じさせてくれる映画でした。
ある意味すごいなと!(((゚Д゚)))
今日、見てらっしゃったご年配の方々にはどう写ったのでしょうか。
リアルに知ってらっしゃる方もおられると思います。
ネットの口コミは若者ばかりなので、ちょっと聞いてみたいです。(^^;
そして、子供には難しいと思います。
戦争はどういう状態かという事を認識した上で見ないと、頭の中??でしょう。
隣に座った親子がそうでした。小学生の子供がお母さんに質問攻めでしたもん。(・∀・`;)
日常の有り難味をじんわりと教えてくれる、リアルな映画でした。(´ー`)