びたあすいーと

日々の感じた事や仕事・趣味の事など。出来事を書きます。

リアル

2017-11-28 14:01:08 | Weblog

私は今日、映画を見に行きました。

話題の映画「この世界の片隅に」。

新聞社の特別割引が利くので行きました。

話題だけあって長蛇の列。

みんな結構ご高齢。Σ(゚Д゚)

アニメーションだから、せいぜい50代くらいまでかと思っていました。

まぁ平日の昼間ですし、このアニメは特別ですもんね。

満員御礼でした。

見終わった感想は・・・

これから映画を見る方は読まないほうがいいかも。

迷ってる人は、映画は是非見てほしいと思います!

まず、のんちゃんの声

賛否両論あるようですが、私は合っていたと思います。

のんちゃんでないと、のんびり屋さんが演出できない。

ちょっと何いってんの?ってところはあるけど、それも味。

パキパキと喋れる声優さんじゃ、感じが違ってくる。

ぽわ~んとしたところは、絵にもすずの性格にもぴったりだと思いました。

戦争中の市民って、絶対にこんな感じだっただろうなって思いました。

戦争映画は大抵、兵隊さんの話だったりするので激しさが描かれていますが

空襲警報のない時の市民は、貧しいけど普通。

そういう話を聞いたことあります。

田舎は特にのんびりしていたらしいですよ。

空襲警報をいい事に、エッチしていたって話とかも聞いたことあります。

だから案外普通なのでしょう。

都会の子供は大変だったようですけどね。疎開して、ガリガリに痩せていって・・・。

それこそ火垂るの墓。その土地によって違っていたようです。

食べ物には困ったでしょうね。みんな知恵を出して工夫していたんだと思います。

それが見事に描かれていました。

防空壕の中の様子もリアルでした。怖かっただろうな・・・。

そして身近な人の死。。。狂いそうになりますよね。。。

自分の体が変わっていく事・・・

今の日本が平和なのは、あの戦争で大変な思いをされた人々がいたから。

それを地味に、まざまざと感じさせてくれる映画でした。

ある意味すごいなと!(((゚Д゚)))

今日、見てらっしゃったご年配の方々にはどう写ったのでしょうか。

リアルに知ってらっしゃる方もおられると思います。

ネットの口コミは若者ばかりなので、ちょっと聞いてみたいです。(^^;

そして、子供には難しいと思います。

戦争はどういう状態かという事を認識した上で見ないと、頭の中??でしょう。

隣に座った親子がそうでした。小学生の子供がお母さんに質問攻めでしたもん。(・∀・`;)

日常の有り難味をじんわりと教えてくれる、リアルな映画でした。(´ー`)