羊の国から

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オカメインコのブローチin栄

2019年07月27日 | 講座
メエ~~~~~!!!
羊の国へようこそ
羊毛フェルト作家meimeiです

昨日のブログで妹がダウン症だったという記事を載せましたが、あの頃に比べると随分とダウン症のお子さんへの印象が変わってきているように思います。
妹が生まれたのは35年ほど前。その頃はまだまだ障がい者に対する差別的な見方が強かった時代だったと思います。
生まれてすぐ、母はお医者さんから「精薄(精神薄弱)にしかならない」と言われたらしく、見放されたように感じてとても悲しかったそうです。
インターネットもなかった時代。限られた情報の中で障がいのある子供を育てていかなければならないと考えたとき、母は本当に不安で一杯だったと思います。

近所の人にダウン症の染色体の話をすると、「サルみたいね」と心無い言葉をかけられたそう。
普通に生まれてこなかっただけでも辛い思いをしているのに、追い打ちをかけるような周囲の不理解があったそうです。

ダウン症は心臓に病気があることが多く、そのせいか妹は8か月で亡くなってしまいました。
当時5歳の私は何が起きたのかわからず、そこから死について深く考えるようになりました。

妹が生きていたらどんな感じなんだろうと、今でも考えてしまいます。
ダウン症でも人それぞれで個性があるらしく、大学に進学した人もいるそうですね!
一括りに「精薄」と決めつけられてしまった35年前に比べると、今は随分生きやすい時代になっているのかもしれません。

親にとってみたらどんな子供でも大切だし、愛おしいし、幸せになってほしいと願うと思います。その想いを大切にできる社会であってほしいですね

さて、長くなりましたが
今週木曜日から栄中日文化センターの定期講座が始まりました!
夏の定期講座開催は実は今回が初めてなのですが、とても多くの方にご参加いただきました

今回作ったのは、オカメインコのブローチ。

トサカの細い部分が細かくて、中々難しい作品です
初心者の方には大変かな?と思われましたが、皆さんいい感じに仕上げることができました





表情も大きさも様々、色々なブローチが完成しました
みんなちがって、みんないい
とても素敵なブローチです
早速つけて帰られた方もいらっしゃいましたよ

次回からは、ふわふわのウサギに挑戦です!
難易度が上がりますので、頑張りましょうね!!!




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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ライトワイド)
2019-07-27 17:08:35
メイ先生へ......私は、先生のコメントに感動しました。
作品の完成度の背景には、大変な心情を通過してこられた先生の「愛と尊厳」を感じました。世の中の母は、
強い精神を持って我が子に無償の愛を捧げ続けて行くのでしょうね。先生の作品がもっと世に知れる事を
願っています。 ^_^ ……(最近白鳥庭園で白ピーを見なくなりました残念…気になります)
先日テレビ番組のケンミンショーに出ていた光浦さんが、羊毛フェルトの話をしていました。「チクチク刺し
てストレス解消してる!」……番組を見ていて先生に思いを馳せらせました。
返信する
コメントありがとうございます☆ (meimei)
2019-07-29 10:03:13
 母は本当に大変だったと思います。
自分が親になって初めてわかることもありますね^^
ほんと、羊毛フェルトはストレス解消になりますよ!
返信する

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