日本神話に登場する怪物にヤマタノオロチがある。
頭が八つで尾も八つ、毎年山から下りて来て娘を食べる。
自民党の実態は、派閥による連合政権だ。
最大派閥の安倍派、麻生派、茂木派、岸田派、二階派が主要派閥で、その他を含めれば八つぐらいになるだろう。
(解散したと言っているが名ばかりだ)
現状の姿はまさに「ヤマタノオロチ」を連想してしまう。
スサノオの作戦は、クシナダヒメに扮して、八つの甕に酒を入れて酔わせるところから始まる。
自民党は派閥パーティと称して10年以上も裏金作りに励んできた。
裏金という酒を飲んでいたわけだ。自分から飲み始めたわけでそれだけ罪が深い。
その酒が全身に回ってのたうち回っているさまは何とも無様で見ちゃおれない。
自民党が再生するためには、飲み過ぎて正体不明になった首(一つなのか二つなのか)を自ら切り落とすしかないのではなかろうか。
中途半端なことをしていては再生できない。
その時は、スサノオという国民がとどめを刺すだろう。