陽だまりのエッセンス

~成長のための記録~
自分らしく、楽ちんに生きる!スピリチュアルを思いのままに綴っていきたいと思っています。

2006年の終わりに

2006年12月31日 | 成長のための記録
2006年
皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

さて今年1年を振り返り、日記を書こうと思います。
2006年は皆さんにとってどんな1年でしたか?
私はこの2006年という年はきっと忘れられない
1年になるのではないかと思います。

というのも、これ程までに新しい出会いに恵まれた1年は初めてだからです。
仕事でもプライベートでも本当にたくさんの方との出会いがありました。
自分にとってどんな意味のある出会いなのかを
一人一人考えたいけれど、追いつかない人数です。

色々な事がありました。
これだけたくさんの人との出会いがあれば
たくさんの出来事、学びがあったのは言うまでもありません。
人は人と関わる事でしか学べないという事を
体験として学ばせてもらいました。

人と関われば楽しい事ばかりではないかもしれません。
落ち込んだり、苦しんだり、悲しんだり、傷ついたり・・・
でもそういった辛い経験こそが自分への学びなのですね。
より楽に生きる事ができる為のステップなのですね。

ただ落ち込んでいたり、怒っているだけでは成長できません。
その問題の何処に自分のネガティブが映し出されているのか?
それについて真剣に向き合ってみる事で
さっきまで問題の中心にいた相手はいなくなり
自分の中でだけの問題になります。

当然相手も関わっているのなら、相手も同じように嫌な思いを
しているのならその相手の中にも問題はあるのでしょう。
でも相手の人のネガティブを詮索するのは責める事になり兼ねないし
自分のネガに気づかないようにしているだけかもしれません。
相手の人生はこの際気にしなくていいのです。
相手の人生のドラマに入る必要はないのです。
大事なのは自分の人生のドラマです。
自分に関わる全ての出来事が、自分の為に起きている事なのですから。

何故こういう事が起きたのか?
それは自分が成長するために起きたことなのだけど
それについて気づかなかったら
また来年同じような事で悩むようになるでしょう。

今年起きた出来事、出会った人。
ひとつひとつ思い出してみようと思います。
それからこのブログも読み返してみようと思います。

2006年という年は自分にとって
何を学んだ年だったのか。
それは本当に学べたのか。
まだ心に引っ掛かっている出来事はあるのか?
クリアーにできない問題は残っていないのか?
これからゆっくり向き合う時間をとりたいと思います。

今年あまりにたくさんの人との出会いの中で
自分らしさを見失ったり、自信を無くしたりしていたけれど
2007年はもう少しゆっくりというか、
じっくり歩いて行きたいなと思います。

ちゃんと心に響いたのを感じられるように
本当の幸せに気づけるように
大事なものをこれからも大事にできるように
本当に大切なものと出会えるために
今この瞬間を大切にできるように・・・。


今年たくさんの気づきと愛をありがとうございました。














「ゆるす」という事

2006年12月14日 | 成長のための記録
「まだ許せていない人、出来事はありますか?」

そうこれは私がヒーリングを学んだ時、最初に聞かれた事です。
許せていない人、出来事をまずノートに書き出す作業から始まりました。

最初私は今でも許せない事などないな・・・と思っていましたが
後からいくつかの出来事を思い出し、まだ許せていない事に気がつきました。
忘れていたけれど、いつもいつも思い出しては許せないなどと思っていた訳では
ないけれど、やはりその出来事を思い出したときに
とても嫌な気分になりました。

その時の気分が蘇ってきたのです。
そしてそれからその出来事を詳しく思い出しては
また泣いたり、ムカついたりしている自分がいました。
という事は、やはりまだ許せていないという事なのですね。

何十年も前の出来事なのにすぐにその時のその感情を思い出す事が出来て
怒ったり、泣くことも簡単に出来てしまいます。

私達はこの許せていない出来事、人をゆるしていく作業に取り掛かりました。
その時は許そうと思っていました。
その人の事を理解は出来ないけれど、とにかく許そうと思っていました。
ノートにも「許します」と書きました。
だけれども本当に許せていたかどうかは疑問です。
少なくともその時は許せていなかったと思います。

でもこの作業の本当の意味はしばらくしてから理解ができました。
「ゆるす」というのは、相手の行為を理解するとか
自分が我慢するとか、大目に見るという事ではないのです。
過去に縛られている自分の心を解放するという事なのです。

過去にあった出来事に心を奪われ
自分または相手を責め続けているというのは
とても苦しい行為です。
責めることや恨むことで心が晴れる事はあり得ません。

「許す」というのは「許してあげる」といったような
上下関係が感じられます。
まるで許す方が寛大で偉いみたいな。
そして許した方は損をする。と感じるかもしれません。

でも「ゆるす」というのは本当は自分の為なのだと思ったのです。
誰でもない自分自身が一番楽になる自分の為の行為なのです。
そしてそれは誰でもない、自分自身で出来る事なのです。
今すぐにでも解放してリラックスできる行為なのです。

アメリカには犯罪者と被害者(又は被害者の家族)を
引き合わせるというセラピーがあります。
それは被害者が犯罪者をゆるしていく事で
被害者自身が癒されるからだそうです。
(犯罪そのものを許すわけではありません)

どんなにひどい事をされたかが問題ではなく、
問題なのは自分の心が過去に縛られている事なのです。
過去に起きた出来事に、今あるエネルギーを使っている事なのです。
だから疲れやすいのです。
だから今問題が起こっているのです。

大事なのは「今」です。
今この時を幸せを感じながら満足して生きていたい。
そう切実に思うなら、それは過去を手放す事なのです。

「ゆるす」という行為は
相手の為の行為ではないのです。
自分自身の為の行為なのです。