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SITTING BULL的フィットネスROOM

スタッフ『おけいはん』がご提案。体と心に向き合うあれこれ☆
MBT×YOGA×・・・!!!

MBTの経年劣化

2008年04月21日 | メンテナンスあれこれ
今日は「経年劣化」のお話。

経年劣化とは、“年とともに劣化してしまう状態”のこと。
フワフワと気持ちのよいMBT。これはかかとの「マサイセンサー」とよばれる部分の、発泡ポリウレタン素材のおかげです。

ポリウレタンというのは、大変弾力があります。
おおいに衝撃吸収をしてくれます。
しかし、加水分解を起こすという特徴があるため、年とともに劣化します。
5年ほど経った登山靴のミッドソールがポロポロとスポンジのようになってきていることがよくありますよね。まさにそれです。

お店に置いている分にはある一定の室温の中で保管されていますが、履き始めることで雨の日、暑い日など、MBTをいろんな状況下において使用しますと、4年ほどでこの経年劣化が始まります。

日陰で風通しのいい場所で保管していると、劣化を遅らせることは可能だといわれてはいますが・・・
逆に高温多湿の場所に置くと、この劣化は早まるんですね。
ユーザーさんのお話で“梅雨の時期に履いていたMBTを、車のトランクの中に、うっかり数ヶ月放置していた”ということがありましたが、これは「あっという間に劣化するコース」です。まぁこれは、極端な例ですけどもね。

というわけで、

劣化したMBTはどうなるか?というと。


こうなってしまいます。


よく見ると、くりぬかれた状態になってます。
この状態では非常に危険です。

この状態になれば、MBTを買ったお店に行き、入院させてください。
つまり、リペアセンターで張替修理をしてもらってください。
よっぽどひどい状態でない限り、13,000円程度&約4週間のお預かりで、修理できます。
※この状態までいくと磨り減った部分を埋めるだけの「補修」はできませんので、いさぎよく張替えましょうね(笑)。
あたしはいつもユーザーのみなさんにレクチャーする際、「できれば1ヶ月に一度は、靴底チェックしてくださいね」と伝えています。
マサイセンサーをボールペンの先でつっつくと刺さっちゃう、とか、ポロポロしてきている、という状態だとアウトですよ。


劣化がわりと進んだ状態。
すでにひずみが起こっています。


力を加えると、ジワ~っと、はがれてきます。

そういや買ってからそろそろ3年目かなぁ・・・という方。
念入りに引っ張ってみたりいろいろして、こんなふうに崩れてきていないか、たまにチェックしてくださいね。

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