観たり蹴ったり擦ったり

サッカーの色々を。

トリプレッテ!!!①

2009-05-28 22:18:02 | 観た
美しきバルサ、マンUに完勝/CL決勝

CLファイナルが現地時間27日に行われ、バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドを2−0で下して欧州王者の座に君臨した。

試合の立ち上がりはマンUが果敢に攻め込み、バルサの出鼻をくじいた。緊張感漂う中、2分にはクリスティアーノ・ロナウドのFKがビクトル・バルデスを急襲し、至高のファイナルへの期待感を高まらせる。しかし10分、右サイドでボールを受けたエトーがヴィディッチを1対1でかわし、右足でシュート。これがファン・デル・サルの脇の下を抜き、バルサが先制点をあげた。

このゴールで流れは完全にバルサに。チャビとイニエスタで作る中盤、エトー、アンリ、メッシの3トップが、巧みにトライアングルを形成し、テンポ良くボールをまわしていく。マンUはシュート数でこそバルサを上回ったものの、余裕を持ってプレーしているのがバルサなのは明らかだった。

後半に入っても、バルサが主導権を握る。世界一のポゼッションサッカーは、マンUを相手にしてもまったくとどまることを知らない。焦りが見えるマンUを尻目に、70分にはチャビの絶妙のクロスからメッシがヘディングで追加点をあげ、勝負を決定づけた。

マンUはベルバトフを投入するなど、最後まで諦めずにゴールを目指したが、ナーバスな状態の中で決定的なチャンスを作ることができず、バルサが逃げ切って歓喜のタイムアップ。

プレミア勢の進境著しい昨今の欧州サッカーだが、それを一枚も二枚も上回ったバルサの魅惑のポゼッションサッカーが、ローマの夜空に栄光の紙吹雪を降らせた。

◇バルセロナ 2−0 マンチェスター・ユナイテッド
[得点] 10分:エトー、70分:メッシ

バルセロナ:
バルデス、プジョル、ピケ、トゥレ、シウヴィーニョ、ブスケス、チャビ、イニエスタ(90+2分→P・ロドリゲス)、エトー、メッシ、アンリ(72分→ケイタ)

マンチェスター・ユナイテッド:
ファン・デル・サル、オシェイ、ファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラ、パク・チソン(66分→ベルバトフ)、キャリック、アンデルソン(46分→テベス)、ギグス(75分→スコールズ)、ロナウド、ルーニー

~FOOTBALL WEEKLYより

最新の画像もっと見る