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『春のオルガン』(5/16)

2013年03月07日 23時52分08秒 | 読書
年間16冊読もう!の5冊目。

こちらも伯母の持ってたものから選びました。


湯本香樹実さんの『春のオルガン』。

春はもうすぐ!って感じでタイトルで選びました。


小学生から中学生になる間の、春休みのお話。
主人公である「姉」と、独特の感性を持った弟でほとんど展開していきます。

たくさんの猫も出てきます。


エピソードがそのままにふわっと終わってしまいます。
…たとえば「えっと、あれはどうなったんろう」とか「それはそのまま??」とか…、
それらのあれ?ふわ?っていうところについて、あとがきで「そこがいい!」って書いてありました。

それを読むまでは、どうなったんだろうって気になってたけど、あとがきにあった、
「身の回りのすべてのことは解決しないしすっきりしないもの」みたいな書き込みを見て、
それもそうなのかなあなんて納得したり。。。

私ってば、自分ってものがないのかって不安になったりもするんだけど、
そんな自分でもまたいいのかなって思える作品。


あれ?何の話かな??

そんな感じでした