今夜も力うどん after

ミュージシャンMaysicoが綴るその後のいろいろ。麻布十番エリアにあるサックス教室アレイアミュージックカウンシル主宰。

逞しく、たまらなく魅力的になっていたかつての生徒さん

2024-03-17 17:47:22 | 音楽

2024年2月12日に28周年を迎えたサックス教室。
小さな教室だが、長い年月の中多くの方々との出会いと別れを続けてきた。

2007年頃だったか、大学を卒業して間もない長身のMちゃんが入ってきた。
3~4年ほどの在籍後、結婚をきっかけに教室を離れていったが、彼女のケッコンの縁はひいては私が連れてきたともいう。
ほんとうに偶然。まるで映画のようなストーリーで、教室の伝説のひとつかもしれない。

彼女と夫となった人は、一般的な話でいえば、エリートで華やかな世界の方。
結婚早々アメリカへ、帰国して数年、再び4年間のアメリカ生活を経て一昨年帰国していた。
その間もメールやLINEで時折連絡を取り合い、可愛いお嬢さんふたりと教室に遊びにも来てくれた。

素晴らしい快晴の土曜日、レッスン前に教室近くで久々の再会をした。
朝9時集合!!麻布十番というオシャレな街だっちゅーに、朝早すぎてナントカバーガーへ。
2児の母には見えない相変わらずのスタイルの良さ、がっつり食べる印象はなかったが、Mちゃん「朝から食べますよ~フルセット!!(でもこの後、また実母とランチ)」だと。
いいぞいいぞ、ということで二人分の食事と飲み物を豪快にテーブルに並べ、おしゃべりがはじまった。

Mちゃん、今話題の大谷翔平夫人に似ている。
当時からいつも自然体で気負うことなく生きていた彼女だが、17年の年月を経て、完璧に自分の言葉で、考えで実に楽しく豊かな時間を作ってくれる女性に成長していた。
特にアメリカでの主婦&母として、「やるしかない」生活で、逞しさや知恵、幸運に感謝すること、ギャグに変えることなど、枚挙にいとまないさまざまなことを身に付けてしまったようだ。
でもそれは、経験をする受け手の感性あってこそ。
レッスン開始の12時ギリギリまで、Mちゃんの話に耳を傾け、お互いの会話のキャッチボールをしたのだった。
「今度はランチですね!!」

書いてしまえばなんということはない。
しかし私がどれだけの幸せな気分をもらったか。
そのことを書いておきたかった。
嬉しかった。


Yellow Carnaval

2024-03-13 17:21:02 | 音楽

Yellow CarnavalというタイトルのFunk調のオリジナル。
書いたのは20年以上前だが、複数管でのアンサンブルテーマもあって、”みんなで”よく演奏をしてきたが、ちゃんと録音していなかった。
一昨年、まだまだコロナ禍残像の頃レッスン室でひとり黙々と録音した。
サックスはすべて私。
ドラム、ベース、キーボードトラックは、打ち込み。
作ってくれたのは、藤本淳也さん。あ、トロンボーンも!マルチプレイヤーの藤本君なのだ。
ベースは、この数年私の音楽活動には欠かせない、バンド「雑団」のベーシストでもある田代卓。
ギターは今は東北の地に暮らす、友人のギタリスト小野寺敏文さん。
一度も誰とも会わずに完成した作品です。

ちなみに、ロングベースソロの後のホーンリフはめちゃくちゃ不思議なタイミングで、
小節線を跨いでのタイは普通だけど、小節線を跨いでの3連符ってなかなかない?!

実はタワーレコードオンラインサイトで単体販売しています。

https://music.tower.jp/artist/detail/2002277421
よかったら是非ポチっとなを!!
フルサイズ試聴も実はYouTubeにあって、これ聴いたらわざわざポチっとはしないか...(笑)とは思うけど、こちら。

Yellow Carnaval