今夜も力うどん after

ミュージシャンMaysicoが綴るその後のいろいろ。麻布十番エリアにあるサックス教室アレイアミュージックカウンシル主宰。

終戦記念日は終わったけど

2014-08-17 11:13:00 | いろいろ
8月は日本にとって決して忘れてはいけない月ですよね。
ひと頃より、この時期にTVで放映される戦争についての番組が減ってきたような気がするのは私だけでしょうか?
もちろん8月のこの時期だけ、戦争や平和について考えればいいというものではありません。
ドラマなどでも失礼ながら内容の薄っぺらいものもあります。
見せればいいというものではありませんし、教えればいいというものでもありません。
もちろん私も戦争を知りませんから偉そうなことはまったく言えません。
が、こういう機会が減っていくことはあってはいけないことだとも思います。
私の両親も戦争を経験しています。
穏やかの極みのような性格で良心の塊のような父でさえ、何を思ったのか少年兵に志願したこともあるそうです。(幸い、健康診断で不合格でした。)
信じられません。
母の兄は、1945年4月ルソン島で戦死しました。
終戦まであと4ケ月。行かなくていい戦場でした。
文才に長けた(私にとっての)伯父は生きていたらひとかどの仕事をしたに違いありません。
出征後遺書を見つけた母は、ああもう逢えないのだと思ったそうです。
私はこの叔父の顔立ちに似ています。
会ってみたかったし、かわいがってもらいたかったです。
こんなことは、日本の無数の家族に起こったことですが、今のようにそのことを語る機会も、Facebookで訴え、誰かとネットで共有するということもありません。
無言で受け容れて過ごしてきたのですよね。
死だけでなく、有形無形どれだけの犠牲と損失だったでしょう。
このことを忘れず、絶対に繰り返してはならないためにやらねばいけないことは、変わらず粛々と続けていかなくてはなりません。
インターネットやSNSの普及は悪いことではないけれど、言葉は悪いですがこのことについて考えることはブームや瞬間の盛り上がりとは違います。
教育には国の方針や、やらねばならぬカリキュラムというものはあるでしょう。しかし、何をおいてもこのことが最優先であると思います。
教える順番(例えば歴史を古代から教える)そんな決まりを外れないことだけが教育ではないとも思います。
今日はこんな番組に遭遇しました。戦争に関することは知ろうとする努力をしてきたけれど、知らなかったことでした。
日本軍スパイ 戦争マラリア 
先日は、こんな番組も。これも詳しくは知らなかったことでした。
ペリリュー島 終わりなき持久戦
偉そうに書きましたが、もっともっと勉強します。