大高緑地のさくら

早咲きのさくらが見頃と知り、大高緑地へ行ってきました。
ソメイヨシノのつぼみは、まだまだ固く、ほぼ、ちらほらと咲いている状態でした。

そんななかで、西側の園路に咲いていた満開の陽光桜。

濃いさくら色が、あざやかでとってもきれいでした。
青い空に映えて、静かに、それでいて咲き誇っているかのような存在感がありました。

愛媛県の元教師が、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮魂の旅に出た沖縄で寒緋桜（カンヒザクラ）と出会い、この桜が生まれることにつながったという。「里桜」の天城吉野（アマギヨシノ）と寒緋桜（カンヒザクラ）との交配によって作出され、「平和のシンボル」として各地に贈り続けそうです。
ソメイヨシノよりも少し早く咲き、一重咲きで、寒緋桜（カンヒザクラ）の紅色が残され、別名を紅吉野（ベニヨシノ）とも言うそうで、もう二度と戦うまいと誓いたる思いをこめた陽光桜だそうです。

初めて知ったさくらだったので、いろいろ調べてみました。
優しいピンクの花色が可愛らしく、とても気に入りました。








ソメイヨシノは、若草山辺りの日当たりのよいところで、ちらほらと咲いていました。上品なうすもも色が美しいです。






梅林も、まだ一部分、きれいでした。



もくれんも。



あちこちで、春をいっぱい感じられ、暖かく静かで楽しい時間になりました。