「日本が沈没します」ってところから始まりました。次々と起こる災害のシーンはとても迫力があり、こんなことが本当に起こるのかしらと心配になったりしました。レスキューに命をかける柴咲コウちゃんと、最後の最後で、皆を守るために身をささげる草薙剛くんの恋愛を中心に、いろんな人間模様が交錯するヒューマンストーリーでした。避難民の少女みさき役の福田麻由子ちゃんはかわいくて演技もよかった。あと掘削船パイロットの結城慎司役の及川光博さんーいままでは少し個性的な役どころが多いイメージだったけど、今回は自然な感じがなかなか良くて、印象が変わりました。掘削船で沈み込んでるプレートに穴を開けて爆薬を仕掛けて爆破し、そこからプレートをちぎりとってしまうなんて、そんなこと出来るのかしらとも思ったけど最後は希望を感じさせるエンディングでよかった。
