中村涼子は少女漫画っ子。

初めて買ってもらった少女漫画は、あさりちゃんでした。
毎日毎日漫画ばかり読んでいます。

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『なかじまなかじま』それって本当に悪いとこ?

2016-04-14 15:44:00 | 少女漫画・白泉社
るところにツノの生えた女の子がいました。
小さい頃から外を出るときは必ず帽子をかぶり、人前でそのツノを見せてはいけないよと両親に言われてきた女の子。
女の子はなんで自分にはこんなツノがあるんだろうと、鏡を見ることも大嫌いになりました。
みんなこの帽子の下にあの醜いツノがあることを実は知ってて笑っているんじゃないか。
女の子はあまり人に関わるのをやめました。
そんなある日、クラスに転校してきた男の子。
その男の子には長い長いシッポが生えていました。
明るく社交的な男の子にそのシッポはとてもよく似合っていて、シッポも心なしかキラキラ輝いています。
その男の子はクラスの人気者になりました。
私もツノなんかじゃなくあんなシッポが生えていたら・・・。
女の子がそううつむいた瞬間、男の子のシッポが女の子の頭にぶつかって帽子が脱げてしまいました。
そこには女の子がひた隠しにしてきた小さなツノ。
(みんなに気持ち悪るがられる!)
女の子が居たたまれず教室を出て行こうとすると、男の子が言いました。

「うわー!かっこいい!!!」

女の子はその言葉をすぐには理解できませんでした。
ただ女の子に小さく生えているそのツノは小さく光りだしていました。






私は声が低くてかすれやすく女性的な声が出ません。
私は声が特徴的で声帯が太いため周囲に混ざらず自分の声を通すことができます。



物事には元々の良い悪いの意味などなく、物事の良し悪しを決めているのはいつだって自分だ。




今回の主人公の自己への気付きは心を打ちます。




私の生きる場所は自分で見つける








なかじまなかじま
西炯子
メロディ 白泉社
2011年から2014年まで連載
全3巻



「娚の一生」、「姉の結婚」、
そして以前こちらで紹介した「お父さんチビがいなくなりました」
また先日のイベントで紹介した「カツカレーの日」などを手がける
男女の年齢差や、過去・現在・未来といったトキを華麗に操る西炯子先生の作品です。



この作品は、
一人の自己評価が低すぎる女子大生が二人の「なかじま」と関わっていくことで本当の自分を思い出していく物語です。
現状の自分自身を正当に見つめ直し、改めて自分のやりたいことを見つけていく・・・
自らの手で切り開いていく新型シンデレラストーリー


西炯子先生が描く主人公たちは、一筋縄にはいかない恋愛観の持ち主たち。
今回の主人公も癖だらけ。



内容↓

良いところのお嬢様たちが通う女子短大紅学園の1年生・北白川麗奈
ただ名前負けも良いところで、スーパージメジメ地味女子。
176cmもある身長にただのTシャツGパン、もさいめがねを掛け髪も5年伸ばしっぱなしで身長を気にするあまり常に姿勢が悪く猫背。
短大自体も補欠合格で受かっただけのただの田舎の公務員一家。

唯一の趣味は陸上選手ウオッチという名の、若手選手をテレビや雑誌で見つけて青田買いして陰ながら応援すること。


そんな学校にも馴染めていない生活を送っていたある日短大のあまり話したこともない芸能事務所の社長令嬢の同級生が映画のエキストラに来てくれないかと誘ってくる。
そこであったのが、一人目の「なかじま」44歳映画監督・中島圭。
麗奈の顔を見てすぐに「暗いブス」と罵ッタかと思えば、
「こんなブスを探していた」「俺のミューズ」「お前は女優になって俺の作品に出ろ」とここから付きまとわられることになる。

そしてもう一人の「なかじま」は、先ほどと変わって麗奈の憧れの男の子。
唯一の心の安息ところである、陸上選手ウォッチで小六の頃から目をつけ、現在陸上界両距離の期待の星とされている16歳・中島俊。
彼がたまたま部活帰りに麗奈の働くハンバーガーショップに来たことで知り合いの関係になる。


映画監督の中島圭には翻弄され、年下高校生の中島俊には癒されていく・・・
と、麗奈の近くに今までの人生ではいなかった二人の男性「なかじま」が現れたが、

実は、この二人は親子。

離婚しているため、父子家庭で2人暮らし。
この親子関係は読者には1話ですでに語られるが、ずっと麗奈は知らないまま、二人と別々に過ごして距離を各々と縮めていく・・・
(中村pedia)





という、1人のダメ女子×父×息子の複雑すぎる三角関係が出来上がっている!!!!


思春期の俊が年上の麗奈にドキドキするも、同級生からマザコンとからかわれて麗奈と距離を置き出したり、
しつこく女優になれと言ってきてストーカーまがいのことをしてくる監督中島圭に腹立つのに、仕事でお前が必要なんだと言われ傷つく自分がいたり、
麗奈も俊も圭もこれが恋なのか何なのか三者三様に悩み悩みぶつかり・・・と恋愛パートもすごく面白い




そして、私のなかのこの作品のもっとも魅力的な部分が、自己評価の低すぎる麗奈が、女優としての道を本当に少しずつ歩み始めるところ!



・監督中島圭とは別に同級生から頼まれて小劇場の芝居でダッチワイフ役をやることになった時に、
最初イヤイヤで、なんでこんな塩化ビニールの物体に・・・と思っていた時に、
そうか!舞台の上では私は北白川麗奈じゃなくなるんだ、それが演じるってことなんだ!と気づき高揚感を感じる
・その後もうまく踏み出せないでいたものの、久々に会った両親に無難に生きることの美徳を言われ、
自分がいかに昔からその言葉に囚われていたかに気づき、
自らの意思で綺麗になろうとする、そしてラストにかけて、麗奈が自分で全ての道を切り開いていく




誰がなんと言おうが、関係ない。
自分で舵をとり、自分で自分の人生という舟を漕いでいくんだ。



ぜひご一読くださいませ。






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コメント (2)

『かわいいひと』かわいい、ってどういう意味?

2016-01-28 00:36:11 | 少女漫画・白泉社
子供である、という身体の小ささも相まり無条件に言ってもらえていた幼少期。 

みんなは私のこと、どう思うのかな?ウジウジ・・・この言葉に外見が左右されていた思春期。

そんな言葉より面白いと言われたい!それが私の個性だ!なんて思っていた暗黒お笑い始めたて期。

ねえ、それ本心・・・?その言葉額面通り受け取っていいの?ビビり始めるこじらせ期。

いやもうね、本当嬉しい、ありがとうありがとう!どんな意味合いでもいいから言われたい三十路手前現在。




30年近い私の人生に常に付きまとい、意味合いを考えさせられてきた言葉・・・
それが、

【かわいい】でん!



世の中で様々な形容として使われている言葉ですが、もうね、とやかく、なんていらなくて、

もうシンプルにさ、



言われたいよね。 異性に!!!!!



同性からも!!!!



知り合いからも!知らないひとからも!!!!!



嬉しいよね!!!!!!
直球で嬉しいよね!!!!!!


いっそ服とかでもいいよね!!着てる服とか、持ってる鞄とかでもういいからさ。



言われたいよね!!!!!!



いやもう髪型でも爪の小ささとかさ、小さいねーかわいいねーでもさ、もう私と関係ないけど飼ってる犬でもいいよ。
言動でも行動でも、なんか失敗したことでも、斜めからの目線で本来の意味とかけ離れていてもいいよ。
ただよう空気感でも、堕とした影の形でもいいよ。
なんでいいから、


言われたいよね!!!!!!



それぐらい
かわいい、ってイイ言葉だよね!!!!!





さーてさてさて、今回の漫画は、そのかわいいがテーマ。
今回の漫画は、もうとんでもなくかわいいひとが出てきますよ。



さあ、あなたのかわいいはどんなかわいい?






かわいいひと
斎藤けん
既刊2巻
AneLaLa(隔月5日に発売)にて連載中


毒素抜かれまくり心臓ギュンギュン漫画の到来!!!

あのねのね、本当、
読み始めから、読了後まで、
人を好きになりたくなり、そして今好きな人がいる人はその人の好きなところに改めて感じずにはいられなります。断言! 


内容↓
いい人なのに怖い顔の花園くん。
そんな彼が告白されて、初めてできた恋人は大学のマドンナ・日和。不釣り合いな2人のデートは上手くいくのかな……!?
(ネットから拝借)





・・・なんですが、、私の口から長めの導入説明させてください!!!!




主人公は花園森也。
実家の花屋を母親と二人で経営する27歳。

ある日大学の学園祭に花を届けに行ったところ、その大学に通うとんでもない美少女・鈴木日和に出会う。
彼女は友達から頼まれたミスコンへの出場を渋り、森也の車(バン)に逃げ込んでいた。
そのあまりの可愛さに花の精かと見まごう花園くん。

だったが、

見た目で判断されミスコンで人に晒されるのが嫌だと泣く日和に、
「綺麗な花には、荒んだ心を癒す力がある。晒されてなんて言わないで、会場の人たちをいやしてあげたらどうですか?」と声をかける。

その後ミスコンで優勝した報告と、花を買いに森也の働く花屋に度々訪れる日和。
こんなかわいい人と付き合えたらいいななんて思う森也だが、そんなことを考えること自体日和さんに失礼か・・・と思ってしまうほど、消極的。

なぜなら彼は、
小さい頃から目つきが悪いばっかりに周囲に泣かれ怖がられ友達もなかなかできなかった。
彼の高校のときのあだ名は五寸釘くん。
ヤンキーには何にらんでんだと喧嘩を売られ、生涯一度も彼女もできたことなく気づけば27歳。
楽しみといえば店の花の世話をすること。
ただその顔を見た人は死神っぽい顔などと形容してくるものだから、接客はできない。

27年間、人に怖がられ、避けられ、彼女ができる想像なんて、できもしていなかった彼の人生。

そんな風に花屋に通ってくる日和に対して自分からは何も行動できない上、する想定もできていなかった森也に
日和は、好きな人に花束をあげたいから、それ用に包んで欲しいと店を訪れる。
日和ならその人ときっとうまくいく、仕方ない、
と思いながらも、苦しくてたまらない森也は泣きながらラッピングをするが、そこで日和から、
その花束を告白とともに渡され二人は付き合うことになる。



長くてすいませーん!
でも、これ一話の!イチワの!!導入部分!!!!



素敵すぎいぃ!!!!!(*´-`*)!!!!!





そう!!!!そして戻しまして、ここからが物語のスタート。
27年間彼女もいなかったマイナス思考花好き男と、歩けば誰もが振り返る美少女大学生の二人のお付き合いとは・・・というキュートラブコメディです。



日和は、27年間人に避けられ続けた森也からしたら、もうまさに天使


顔も性格も行動も天使angel!!!!

例えば・・・

森也がマイナス思考に陥っていたら、下から売り物の人形とともに覗き込んで話しかけてきたり・・・キュン
あの・・・と思い詰めたと思ったら、手をつないでいいですか?と聞いてきたり・・・キュキュキュン
小学生の時にたった小学生のときに!付き合った男の子のことをなかなか言い出せずに森也に申し訳なさそうにしたり・・・キュキュキュキュイーーーーン



とそのキュンキュンはもう、京楽顔負け。
もう本当に一つ一つの行動がかわいい。



このタイトルのかわいいひと、
は確かに森也目線の日和にぴったりなタイトルだなと思えるんですが、
途中から、お互いであったことがわかってくる。


森也のまっすぐで心優しい、嘘のない、性格に、もう日和もベタ惚れ。

7つ上の森也の女性に対して全く免疫のない部分にたまらず、「かわいいなぁ・・・」と漏らしてしまう日和。

正直!!!
年上男性のそういう女性関係の部分て、いじっていいのか難しかったりしませんか!!!!

ただ!!!!
日和が心底愛おしそうに、かわいいと思っているのが伝わるから、こちらも嬉しい気持ちで満たされる。いい・・・良すぎる・・・



この二人により
全部が全部愛おしい気持ちで満たされているこの漫画。
そして、この中に出てくる脇役も個性豊か!!!!


二人がいるのに、ついつい間が悪く、部屋に入ってきてしまう母親や
妹が心配すぎるあまり過保護になってしまう日和の兄や
森也が騙されてるんじゃないかと日和に辛く当たる親友・原っち。

いい味!旨味ぃ!!ごちそうさまです!!!




森也のそのままをいいと言ってくれる日和と
日和の見た目じゃない部分も全て愛す森也の
かわいい日々に心がキュっと絞られること間違いなしです。


改めて
このタイトルのかわいい人というのは、顔や性格、人気者であったり、意外性であったりとかではなく、
好きな人、に対する言い換えの言葉なんじゃないかなと思う。

好きな人がとる行動のひとつひとつがかわいいと思える、
そんな愛おしさを表した言葉が、【かわいいひと】。




あああ恋愛っていいねぇ・・・

あたらめて好きのフィルター通して世の人々を見てみたい。
自分に対して、から、ひとを愛おしくてかわいく感じたい。



この冬に、温かい気持ち、いただきましょう。





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