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Letter of flower * Mauve

小さな庭に咲く花の思い出をブログに…
四季の花便りです。

一番花のジャンヌダルク

2016-06-22 14:29:43 | ** 薔薇

 

いつ雨が降ってきてもおかしくないどんよりとした曇り空

梅雨時にしてはあまり湿気を感じない風がカーテンを揺らしています。

 

薔薇の2番花が咲きだしましたが

避難のできない地植えの薔薇の花弁は折角咲き始めたのに茶色く傷んでいます。

 

二番花が咲き始める頃にやっと今年の薔薇が開花した「ジャンヌダルク」

2013年の秋に我が家にやってきて3度目の春を迎えた今年

芽吹きがイマイチ!なんだか調子が悪そう…

他の薔薇が咲き終わる頃にやっと元気を取り戻して小ぶりながら只今開花中

 

 

決して太いステムではないけれどシャキーンと上を向いて開花

気温が高くなっているので咲き進みが早いです。

 

 

 

端正な顔立ち?

 

 

一番花らしくギュッと花弁を抱え込んでます。

 

 

こちらは二番花の「アルカンシェル」

 

この優しい絞り模様を見るといつも「いちごミルク」みたいって思えちゃうのです。

 

 

 

 

 

 

薔薇が二番花に向けて準備中の時に庭に咲いていた花たち

 

 

雨が降るたびに重そうに花首を垂らしていた「アナベル」

 

初開花の去年から比べると花数が増えた「フィリペンデュラ・ウルマリア」



同じような白い花で


白のアスチルベ


ラベンダー色のアスチルベの苗を購入したはずだったけれど

苗を購入して3年目?初めて咲いた花はラベンダーと言うより桃色でした。

草丈が高いアスチルベだったようで(その辺りの確認をせず植え込んでいる)

ぐんぐん成長するアスチルベに完全に覆われてしまった

アストランティアが埋もれています。

 


2015 薔薇

2015-06-04 12:33:04 | ** 薔薇

明日からは曇りマークがずーっと続く予報ですが

今日は梅雨入りしたとは思えない爽やかな風と青空です。

 

昨年の今頃は外壁塗装の邪魔にならないようにおもいっきり切り詰めたマサコとヘリテージ

その思いっきりが良かった様で秋薔薇がきれいに咲き揃いました。

 

その経験を踏まえて今年も躊躇なくバッサリ!

これからの蒸し暑い季節をすっきりと過ごせそうです。

 

ポツポツとUPしてきた薔薇以外を記録用に載せておきます。

左上から時計回りに名前を記しておきます。

 

<ウイリアムシェークスピア2000・アイスバーグ・ゴールデンボーダー・エアリエル>

 

<サンテグジュペリ&ミミエデン・エバンタイユドール・シュシュ・ゴールドバニー>

 

<ジュードジオブスキュア・ジュリア・マルクアントンシャルポンティエ・ジャンヌダルク>

 

<パリス・ヘリテージ・ディスタントドラムス・フレグランスオブフレグランシズ>

 

<マダムフィガロ・ミミエデン・茶々・ベルベティ-トワイライト>

 

<ミッドナイトブルー・ラデュレ・ピンクサクリーナ・ルージュピエールドゥロンサール>

 

だんだん手入れがしんどくなってバラ友さんちへ行った薔薇が幾鉢もありましたが

先日見せて頂いたら我が家にいた時より勢いよく咲いて立派な姿

大事に育ててくれてありがとう~♪

 

これからは虫と黒点病に悩まされ嫌になりますが

二番花の小さな蕾が出始めた薔薇を見ると元気付けられます。

2年前テッポウムシに大きな穴を開けられて危うかったニューウエーブ

今までベーサルシュートがなかなか出なかったけれど

今年は勢いのよいベーサルシュートが出て元気をアピールしているようです。

元気になった薔薇や撮り溜めた画像を整理し終えると

やっぱり薔薇育てまだまだがんばろう~って思えてきます。

 


ピンク系の薔薇

2015-06-03 14:48:30 | ** 薔薇

近畿地方も梅雨入り

GWからずーっと真夏を思わせるような天気が続いていましたが

やっと暑さと乾きから逃れて植物が生き返ったよう

庭主も今朝は水遣りや花がら摘みから解放されてPCの前に陣取り

気になっていた今年の薔薇の画像の整理をしています。

 

4年前 娘が誕生日プレゼントに好きな薔薇をプレゼントしてくれると言うので

一緒に園芸店に出掛けて選んだのが 

「シャンテ・ロゼ・ミサト」 と 「ジュード・ジ・オブスキュア」

この当時は香りとコロンとしたカップ咲きの薔薇にときめいたころでした。

 

 

2年前の植え替えの時に見つけてしまった「根頭がん腫病」

思い出の薔薇だけにガッカリしましたが

もう何鉢も見ているがん腫だけに手慣れた処置です。

瘤を取り除いて切り口周辺にノースキトンLを塗布

効果が出ているのかどうか…?

翌年の植え替えでも新たに瘤がみつかっているので根治は不可能なのかもしれませんが

年々花数が増え樹勢も衰えていないのでなんとか共存しているようです。

 

淡いピンクの花びらからは想像もつかない赤黒い蕾の色

 

 

昨年は一番花から調子が悪く一年に渡ってきれいに咲いた画像があまり残っていません。

鉢植えなので置き場所が大きく影響していたのかもしれませんが…

今年は蕾が出来るまでは日がさんさんと降り注ぐ場所で

ガク割れが始まる頃から木漏れ日の柔らかな日差しのところへ移動

強い陽ざしや高温から守られてゆっくり開花して楽しめました。

 

 

ピエール・ドゥ・ロンサールは相変わらず蕾が見え始めるころからギュッとハートを鷲づかみ

 

 

なにやらひそひそ話でもしているように見えるね。

色合い、花の形 花保ち どれをとっても満足 (微香なのが少々不満)

殿堂入りする薔薇だけのことはあります。

 

 

 

 

花保ちの良さでは「あおい」も抜群です。

 

 

花保ちの良い薔薇の褪色していくグラデーション

房の付きかたによって色合いの出方が楽しめます。

今年はイマイチ調子が悪く…房の数がショボイのです。

植え替えをしなかったのでひょっとして根っこに問題を抱えている?がん腫?

と悪いイメージが頭をかすめますが…

それでも咲き始めると花期が長いのでいつもいつも「あおい」に癒されました。

切り詰めてから活力剤で株を休めてあげましょう~

 

 

 

さ~て…残りの薔薇の整理をして続きを又明日UPします。

 


ルシファー&ガブリエル

2015-06-01 19:26:51 | ** 薔薇

色とりどりの薔薇でしばし賑わっていた庭でしたが

遅咲きの薔薇をのぞいて二番花に備えて切り戻しと施肥

道路沿いで通り行く人に見て頂いたピエールとアンジェラは

周辺に散る大量の花びらを思うと

もう少し眺めていたい気持ちを抑えて早々に切り詰めました。

 

今年も一番花の蕾が見え始めてから「今年はどうかな…?」と

摘蕾せず見守ってきた「ルシファー」

春の芽だし肥料を控えましたが

他の薔薇に比べると膨らむのにものすごく時間がかかっています。

やはり沢山の花びらを作ってしまったようです。

 

やっとガクが反り返って…

 

 

でもここからまた時間が止まってしまったかのように、開いていかないのです。

 

開花が難しいと言われるルシファーの一番花、蕾を優しく揉んで

2~3枚の花びらをそーっと開いておきました。

 

 

どうにか開き始めましたが…幾重にも抱え込んだ花びら

本来のルシファーの優しいふんわり感がまったく感じられません。

 

 

有島薫さんがルシファーの作出家の河本純子さんに一番花について訊ねられたとき

 

「春の花が開かないと言われると、一番花は無理といいます。

そのかわり夏から秋までは良く咲きますと言います。 」 と…答えられたそうです。


4年目を迎えてみてもやっぱり「今年こそは?」と思いながら一番花に期待をしてしまいました。

さぁ~これからがルシファーの本領発揮!

2番花で本来のふんわりと包み込むようなルシファーの姿にお目にかかれますように。。。

 

見た目は同じような細い枝で繊細なイメージの「ガブリエル」

ルシファーと違ってこちらは素直に一番花を楽しませてくれます。

 

 

 

 

中心に向かって淡いパープルが入り期待を裏切らない優雅な香り

 

 

咲きすすんだ姿も乱れることなくそして花保ちもいいようです。

 

 

パープルの色が退色して白花になったガブリエル

残りの蕾もあとひとつ

ガブリエルの二番花はどんな花を見せてくれるのか?

それぞれの薔薇が二番花に向けて

力を蓄えだしています。

 


複色系の薔薇

2015-05-26 10:04:54 | ** 薔薇

早朝、薄暮…柔らかい光の時間帯にカメラを持って庭へ

撮り溜めた画像を整理していますが、花期の長い薔薇ほど枚数が増えます。

今年一番画像が多い薔薇は「アルカンシェル」

5月9日に写し始めて未だ美しい姿を見せています。

 

 

 

絞りの薔薇は色の出具合によって雰囲気が違ってくるのが魅力

 

 

フリフリの花弁といちごミルクを思い浮かべるような色合いがとってもチャーミングです。

 

 

同じような色合いの絞りの薔薇で古典的な顔立ちの「バリエガータ・デ・ボローニャ」

 

 

ころんとしたカップ咲き

一季咲きの薔薇で力の限りこの春に出し尽くす…ってちょっとオーバーですが

たっぷりの花弁を蓄えてたくさんの花を咲かせます。

 

 

 

デルバールのぺインターシリーズのひとつ 「アルフレッドシスレー」

 

 

花保ちの良さが褪色した色と咲き始めの色が同時に楽しめます。

秋の花色はもう少し黄色の部分が白くなってまた春と違う味わいがあります。

 

 

絞りの薔薇が好きじゃなかった頃には

この「ベル・デスピヌーズ」を育てるなんて思いもよらなかった筈

一旦絞りの魅力を感じると

どんどんドギツイ(?)色合いも魅力に感じてしまうのです。

 

 

房咲きで花保ちがよくついいつまでも咲かせてしまい

一年目の昨年は一番花が咲き終わる頃にはかなり弱らせてしまった気がします。

今年は早めに切り花で室内で楽しみます。

 

 

 

絞りがうっすらと花びらに現れる 「ペッシュ・ボンボン」

 

 

切込みの入ったエッジにピンクの色がのって可愛らしさ満点

 

 

 

淡いクリームとピンクがうっすらと絞り模様に

淡い色のため雨に濡れるとシミが目立ってしまいますが

このところのお天気に恵まれて咲き始めに比べるときれいな花が次々と開花しています。

 

 

深紅の蕾は「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」

ペッシュ・ボンボンの花はR・ピエール・ドゥ・ロンサールに負けないぐらいの

大輪の花を咲かせます。

太い茎が大きな花が房咲きになってもびくともせず凛とした咲き姿

 

最後は絞りというよりグラデーションの「ラ・パリジェンヌ」

 

 

今年は花数が少なくって画像の枚数が少ない薔薇になってしまいました。