写真俳句~~一生感動 一生青春  松風庵

森林公園、動物公園、松風公園より

彼岸の入り

2006年03月18日 | Weblog
墓参りに行ってチョッと昔の思いに馳せてみました。そこで一句ひねって

  「春の日の皇霊祭で墓参り」

チョッとこれも前回と同様アナクロニズムが過ぎるかと思いますので、又一首

  「梅香る春ののどけき墓参り暑さ寒さも彼岸までかな」

ひねりすぎたありふれたものになってしまいました  <m(__)m>

                           青葉園にて

梅の香

2006年03月18日 | Weblog

東風吹かば

年度末、人事異動の季節で栄転あり左遷ありの真っ最中に、学問の神様で有名な菅原道真の左遷の歌が梅の季節になると思い出される。

  『東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて春をわするな

左遷されて都を離れるときのしみじみとした心が伝わってくる歌だが・・・TVでは今大声でミノモンタさんが特殊法人天下りの不合理を報じている。

  「東風吹かば 人事移動の この時期に 姿勢正せよ民の公僕」

っとまあ~世の中色々ありますが、今日から彼岸の入り、墓参りでも行って花を手向け線香上げて先祖の霊を敬って気持ちをさっぱりとしてきます。
戦後育ちの私もアナクロニズムの頭で言わせていただければ

  「梅の香と春季皇霊祭や線香の香」

なぜか60歳の半ばに差し掛かると、このような言葉が心に沁みるのは私だけしょうか。