まつざき歯科クリニック

埼玉県北本市のまつざき歯科クリニックのブログです。

”摂食嚥下機能障害”について

2008年09月27日 | Weblog
今日は、摂食嚥下機能障害について話したいと思います。

摂食嚥下障害は、高齢者、特にパーキンソン病、脳血管障害、口腔・咽頭・喉頭疾患、食道疾患を持たれている患者さんに多く、その結果、低栄養、脱水症状、食べる楽しみの喪失、誤嚥性肺炎や窒息の危険など、様々な不利益を被ることになります。

以下に、摂食・嚥下障害のある人の特徴を挙げました。
①食べ物や飲み物が飲み込みにくくなる。
②食事の時間が長くなる。
③むせやすい物や硬い物を避け、食事に偏りがみられる。
④口から食べ物がこぽれる。
⑤長時間、口に食べ物をため込んで、なかなか飲み込めない。食後、口の中に食べ物が残っている。
⑥上を向いて食べ物を飲み込む。
⑦喉にゴロゴロ感があり、痰の量が増える。
⑧食欲がない。
⑨特定の場所の皿をいつも残すなど、認知障害がみられる。
⑩体重の減少がある。

まず水を飲んでむせないか確認します。次にどんな食べ物でむせるのかを確認し、医師や歯科医師などに相談してみてください。

まつざき歯科クリニック 院長 松崎 哲
http://www.green-pk.jp/

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