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matsuodaの下山部(goo版)

teacupからの避難場所。更新はたまーに。ほぼ過去ログ倉庫です。

グランフォンド糸魚川2013

2013-10-06 23:12:00 | オンロード
 「そろそろ記事をかけ」と、お叱りを受けそうなのでぼちぼち書きます。(10/8に書いています(^^;)。)

 今年もグランフォンド糸魚川に参加してきました。



 以下、写真多数と長文です。
 台風23号が停滞という情報を得て、土曜日と天候がさほど変わらないと予想しました。土曜日はこの季節にしてはやや蒸し暑く、気温も26度くらいと高めでした。

 実家に土曜日に帰省し、kakuさん一家を迎え、にぎやかな夕食。夕食はひとあしお先に笹寿司を頂きました。(写真なし。)

 翌朝。朝6時半くらいに家を出てマリンドリームに向かうと、すでに長蛇の列。聞けば6時くらいに並べた人はわりと前だったようです。ちょっと遅かったですね。前泊しないで早朝受付のほうが前に並べるのって、地元にお金落ちないですね(笑)。前日受付した人が前列に入れるシステムのほうがいいなぁ。(こんな面倒なこと、お前がやるなら許可する、とか言われそうですが(^^;)。)

 Fin'sのみなさん。何年も一緒に出ているはずなのに、走行中に出会えたことがありません。(前の方で淡々と走っていくので追いつけないのです。)


 DASTYからはkinoさんとAllieさんも参加。二人とも妻有120km完走の実績がありますから、糸魚川も完走なるか?


 自転車のまち新潟の会のメンバーも何人か参加しています。

 開会式も段階から陽射しがなんだか暑いです。風もほとんど無いのは好都合のはずですが、私はすでにちょっとオーバーヒートぎみですorz(←F1か)。


 スタート時の写真を姉に撮ってもらいました。


 今日はkakuさんとライドすることにしました。前方に大学OBつながりのTがいるはずです。「序盤で飛ばすとあとがもたない」と言う私の忠告はしれっと忘れて、kakuさんは楽しげにさくさくペースを上げていきます。


 ペースをあげすぎると大変(主に私が)なので、私が先行して走ります。あれ、なんだかちょっとペースが早いけど、まあいいか。
 名立川沿いを遡る緩い登り道の途中でkinoさんらに追いつきました。すぐ先から峠道です。マイペースで行きましょう。


 1か月ほど前の大雨のため、コース上のあちこちでは土砂崩れがありました。しかし大会本部ではなんとかコースを一時開通させて走れるようにしてくれていました。あとは現地で自分で通るかどうかは決めてくれというのです。


 大学OBつながりのkatomは序盤、TouchMeチームの子供ライダーの伴走をしていました。


 峠を登りきり、下山して第一エイドの下倉に到着。ちなみに下山途中の高倉集落は「越の丸茄子」の特産地です。
 第一エイドではkakuさん家族と母が応援に来てくれていました。
 ナカシマのパン。これは新しいやつですね。バタークリームとカスタードクリームが入っていました。パン生地はちょっと塩味が効いておいしかったです。


 エイドで大学OB4人がちょうど集まったので、ここからは一緒に走ることにしました。ジャージはバラバラなので、同じグループとは気づかれないでしょう。
 ちなみに黒いジャージは大阪府立高専OBのジャージです。


 溝尾から大平に向かう途中の緩い登り道でkakuさんがパンク。パスっといい音がしました。チューブレスタイヤ(後輪)に大きな切れ目が入っており、ほかのライダーも同じようなパンクをしていたことから、鋭利なものが落ちていたようですが発見できず。サポートバイクに報告すると、その後は注意喚起をしてくれました。



 さてタイヤの修理ですが、チューブを入れたものの、やはり少し膨らんでしまいます。トレッドが切れているので、このあとどこでまたパンクするか分かりません。実家に予備タイヤを持ってきているのを思い出し、母らに連絡して、こえど越えの手前付近に届けてもらいました。無事交換して走り出します。

 こえど越えは平均8%くらいで5kmも続く峠道。各自マイペースで走ります。
 途中にある「Allez! Allez!」でちょっと元気になりますね。

 もう少しで登りきるという辺りで、例年通り赤鬼さんが迎えてくれました。katomがハイタッチしているところを撮影。

 続いて私もハイタッチしようとして落車orz(カメラを右手に持ち、左手をハイタッチのため離したら、そりゃ転びます)。

 峠に到着。珍しくキイロスズメバチにしばらくからまれました。パンクトラブルの間に追い越されたkinoさんに追いつきました。


 しかし暑いですね。風が少し吹いてきたのが吉と出るかどうか。

 長い下山を終えて第二エイドです。あんまりお腹はすいていないような、すいているような。でもおいしいものは食べられるのです。


 笹寿司、おにぎり、果物、ドリンクなどなど。お味噌汁がとくにおいしかったなぁ。


 このあとは緩いアップダウンが続いたりするのですが、ほかのメンバーはおいかけっこを始めて元気モード。現役時代を思い出したかな。登りを見つけると頂上スプリント合戦とか、小競り合いで無駄足を使います。とても大事なことなんですけどね。ほほえましいですが、もつのかな?
 
 私は途中で離脱して月不見の池に寄ってきました。毎年寄ってくることにしています。


 コースから200mくらい外れるだけですが、ひっそりとしたよいところです。(ありていに言えば気味の悪いところ、かもしれません(^^;)。)まあこれも観光。


 このあとは私はなんだか気持ちがちょっとくたびれてしまい、写真がほとんどありません。
 カレーエイドに到着。パンクトラブルなどで時間を費やしたので、今年は諦めていたのですが、ご飯は無いけどカレーは頂きました。エイドの食べ物には辛みのあるものは無いので、おいしかったです。


 このあとは来海沢(くるみざわ)の急登にチャレンジとなります。ここはどこがきついかというと、林道までの一般道路の勾配が12%あり、一番きついです。(この先の集落の人たちは、冬の生活はどうしているんでしょうね。)
 12%坂を登りきったところに自販機があり、なんだか人が集まってコーラエイドになっていました。
 そこからがまたつづら折りで長いのですが、コースを知っている私やkatomは淡々と走ります。kakuさんらは先行き心細く走っていたのではないかな。
 しかし今年はこの見知ったメンバーでギャーギャーと騒ぎながら走っていたので退屈することなく、またきつい坂で自問して苦しんだりすること無く、走れました。時間も短く感じましたね。
 登りきった辺りで低い雲が差してきて、涼しくなってきました。疲れが出始めているところですが、暑くなくなり助かりました。

 で、第三エイドです。にぎやかさがひとしきり過ぎた感じがあります。私たちはかなり後方になるでしょうね。(実はこの後ろの参加者には足切りショートカットが始まっていて、このエイドまでは来れなくなっていました。)
 根知の笹寿司は四角くてちょっと甘め。これもおいしいです。インスタントコーヒーが売り切れていたのは残念でした。コロッケはあったのかな?


 このあと下って登って登ってとありましたが、やはり4人固まって走るので阿吽のリズムがあるというか、走りやすかったです。美山の踏み切りまですぐでした。
 この坂がまたきついのですが(8%)、最後なのでキリキリと登ります。今年はタンデムじゃないのでバイクの重量は昨年比半分ですから、楽なものです。

 新幹線沿いの緩い登りはkatomが強く引いてくれるのがありがたかったのですが、気を抜くと切れそうでちょっとベソかいていたのは内緒です。(疲れていたのでもう無理はできませんでしたよorz。)
 海沿いの久比岐自転車歩行者道も風は強くなく、快適に走れました。ここも短く感じましたね。

 15:30頃にゴール。ゴール後に知ったのですが、今年はリミットが16:00だったんですね。兄はそれよりもちょっとだけ遅れて帰ってきました。あ、悪魔おじさんもそのあたりでゴール。悪魔おじさんは、峠のあちこちで長いこと声援を送ってくれ、時間いっぱいを使って帰ってきたのです。今回はシングルギヤでした。佐渡210kmも妻有も山古志も糸魚川もシングルで完走。スゴイ方です。

 今年は閉会式に間に合いました。ゴール後のつみれ汁もおいしかったのですが、余っているからおかわりしろといわれ、3杯くらい頂きました。おかわりする度、つみれが倍々と増えているんですが? 「気のせいです。」と言われました。おいしかったです。(ちょっと食べ過ぎ。)


 毎年のことですが、大会本部のみなさんや関係者のみなさんの尽力にはほんとうに頭が下がります。前日(というか当日)は朝3:30就寝とかも聞きました。今回コース上は10箇所くらい土砂崩れや道路の崩壊がありましたが、どこもきれいにしてあり、不安はありませんでした。
 今年はこの大会初参加の方が多かったらしく、通常言われる「完走」ができない方も多かったようです。妻有を完走したこともあるうちのメンバーも、残念ながら足切りとなりました。いまは辛い思い出かもしれませんが、1か月、いや1週間もしたら「来年こそは走りきるぞ」と元気がふつふつと湧いてくると思います。

 また来年、糸魚川に集まりましょう。

きんぱちの湯ライドその2

2013-09-22 22:38:00 | オンロード
 夕食後は部屋に戻ってみんなで談笑しました。いつも以上にいろいろな話で盛り上がりました。

 翌日は朝から曇り。出発前に記念撮影。


 "用事ができた等々により早く帰る組"3名は、朝食後すぐに出発していきました。
 雲行きがなんだか怪しく、レーダーをみると前線ぽい通り雨がありそうです。我々はしばらく待ってから出発しました。



 出発を少し遅らせたのは好判断だったようです。分水沿いを遡る途中の路面は濡れていて、けっこう降った跡がありました。先発の3名は降られたんじゃないでしょうか。


 道の駅国上で休憩ののち、ふじたファームのLegaroさんに寄りました。
 せっかくなので一番豪華なやつにしました。ジェラートが2種類あるのですが、クリームの下に埋もれていて見えません(^^)。


 道路の反対側には、藤田ファームのミルクを使ったカフェがオープンしていました。しかし朝10時頃だというのに、大変なにぎわいでした。(ピザの体験教室があったみたいです。)


 片隅に置いてあったカボチャ。もうそんな季節ですね。


 沿道には彼岸花。こうやって丁寧に育てている人がいるのだと思うと、いいところだなと思います。


 どのルートで帰るか相談しましたが、一番早そうな広域農道を選びました。広域農道はちょっと狭いので車列ができるときは車に気を遣いますね。
 ライドしながら観察していると、興味深い傾向に気づきました。
 ・追い越しする車は、車列の長さを判断せずに飛び込んでくることが多い。
 ・そうすると対向車とにらめっこになり、きっと「自転車邪魔」と思っている。
 こうなるのは自分の判断ミスだということに、ドライバーはなかなか気づかないんですね。ではどうしたらいいのかというと、「機を待つ。」これですね。対向車がいないタイミングで前に出れば、にらめっこする必要はないのです。 

 ついでに、こういう状況における、自転車のより好ましい隊列の組み方も分かってきました。
 「一列棒状」は、一見車に気を遣っているようで、実は長い車列をつくり、また上の例のように「追い越しできそう」という判断ミスを誘発します。
 これを回避するには、「千鳥配置」がいいです。オートバイ乗りを経験した方ならごく当たり前の作法なのですが、自転車ではなかなかみませんね。
 千鳥配置のよいところは、

1)追突しにくい
 千鳥配置では3番目のライダーは先頭ライダーの真後ろに位置しますが、1台分の長さの車間がとれます。追突しにくいです。

2)お互い認知しやすい
 前を走るライダーは、真後ろを見るのはなかなか難しいですが、斜め後ろならちょっと振り向けば見えます。

3)会話しやすい
 背中越しにならない会話の距離は短く、声も通りやすくなります。

4)隊列を変化させやすい
 いつでも一列棒状に隊列を変化できますから、積極的に追い越させるときなども邪魔にはなりません。

などが挙げられます。
 実は自転車の会の朝サイなどでは追突がけっこう多いです。一列棒状なのが原因のひとつかもしれませんので、次回以降、千鳥配置もトライしてみたいと思います。
 なお、千鳥配置は並進にはならないので、道路交通法にも違反しません。(後方から見ると並進に見えることがありますが。)JCAも推奨しています。

 ただし、道路中央よりにオフセットするのが怖いという方もいるでしょう。そういう方は外側の隊列に並べばいいのです。子供らも外側に配置すればガードできます。
 
 閑話休題。
 そんなこんなで向かい風の中、最年長の森下翁を先頭に走ってきました。内野あたりからは西川沿いを走りました。ちょうど草刈りがされたばかりで、走りやすかったです。途中で切れ切れなのは、今後直してほしいですね。

 で、お昼です。かつ一(かついち)でお腹いっぱいおいしいトンカツを頂きました。

 もうね、この2日間は消化する間もないくらい食べましたよ。食い倒れツアーだったのだなと、改めて実感しました。

 食後は青山付近の、「鉄道跡地を自転車歩行者道にしたけれど大変なことになっているよ」な道路の視察をし(この件はまた後日紹介します)、その後スタート地点の本川大橋まで帰り着きゴールとなりました。


 「これくらいなら私も走れるかも?」
 そう思った方、ぜひ次回はご参加ください。一緒に楽しく走りましょう。

きんぱちの湯ライドその1

2013-09-21 22:36:00 | オンロード
 自転車の会のメンバーであるSMDさんのご発案により、着々と準備を進められてきたイベントに参加。
 寺泊のきんぱちの湯に一泊二日のお泊まりサイクリングです。




 朝10時に本川大橋に集合。10名程度です。402号沿いに西へ向かいました。
 西スポーツ体育館でOKZさん親子と合流。この二人はお泊まりなしですが、一緒にサイクリングです。
 今日は天気もよく、風もほとんどありません。秋というにはまだちょっと暑いくらいでした。

 着替えなどの荷物は、スタッフバッグに詰め込んでサドルにくくりつけました。これとハンドルバッグで十分です。



 だいたい40分から1時間ごとに軽い休憩を挟みます。新川橋の上で休憩、そして記念撮影など。



 その次に寄った越前浜ではパン屋さんが出てきて招いてくれたので、せっかくなので菓子パンを頂きました。私はここは初めて寄りましたが、いいですね、ここ。シティライドのASにもいいんじゃないかな。



 カーブドッチの先で山側に進路をとり、山麓沿いの道へ入ります。岩室の村の中を走る道は、素敵な家屋や庭を眺めながらのライドで車もほとんど無く心地よいです。

 その後は先日新潟ヒルクライムで利用した、いわむろやで昼食。


 先ほど食べたパンのおかげであまりお腹は減っていませんね。食堂はなかなかのにぎわいで混雑しており、売店のおこわを2つ買って3人で分けて食べました。

 いわむろやさんにはバイクラックも用意してあるので、訪れた方はご利用ください。(片付けてある場合は出して使っていいみたいです。)


 そこから弥彦へのルートは、県道2号線を使うとなかなかのアップダウンがあるので、田んぼ道へと迂回しました。こういうルートは先週下見をして調べてあったようです。体力に自信の無い方が参加しても対応できるよう、用意されていました。幹事のSMDさんの心遣いが嬉しいところです。

 次は国上の道の駅に寄りました。お腹は減っていませんが、足湯があるということで何人かは足を浸けてくつろいでいました。
 OKZさんが帰宅時間を心配し始めていたので、「では有志で先発して、国上山に登ろう。下山した頃に後発隊が追いつくだろう」ということで、5名ばかりで国上山の駐車場までヒルクライムへ。
ここは2kmくらいしかありませんが、ちょっと足を伸ばすにはちょうどいい坂です。(途中8%とかありますし)
 新潟ヒルクライム以来のダンシングなんかしちゃってクタクタですが、でもそれがいいですね。

 下山してOKZ親子は新潟市へ、私たちは寺泊へ向かいます。
 大河津分水に出たところで前方に後発隊を発見。ちょうどよかったです。
 分水の左岸に渡っていくとなんだかちょっと勾配のある道に入りました。国道沿いよりも車が少なくていいですが、疲れが見え始めたメンバーもいて、ちょっと大変だったかな。

 寺泊のアメ横(?)で休憩。西日が暑いのでかき氷を頂きました。(ブルーハワイって何味?)
 寺泊のまちなかを走るときんぱちの湯はもうすぐそこです。


 話はちょっと横道にそれますが、寺泊に来ると私はいつも映画のロケを思い出しますね。椎名誠さんの「遠灘鮫原海岸(とおのなださめはだかいがん)」という短編映画ですが、これの撮影のお手伝いをしたことがありまして。(エンドロールに名前が出てきたりします。)

 酒屋さんで今晩のお酒を調達して、きんぱちの湯に到着。きんぱちの湯では駐輪スペースを大きくとって頂いていましたが(屋根のある駐車スペース4台分くらい)、ラックが無いので困りました。仕方が無いので寝かせてみたり、前輪を外してフォーク立ちさせたり。(ぜひバイクラックの用意をお願いします。サイクリストがわんさか来ますよ。)

 深層水のお湯に浸かって汗を流し、日本海に沈む夕日を見ながらごちそうを頂きました♪


第一回新潟ヒルクライム

2013-09-08 21:37:00 | オンロード
 弟家族と一緒に、新潟ヒルクライムにでかけました。



 地元開催の大会なので、同窓会的な雰囲気。久しぶりにお会いできた方も何名かいました。やっぱり嬉しいものですね。


 バックボードには佐々木輪店と日直さんが隣り合わせでした。なんだか嬉しいですね。(家族ネタですみません。)


 いわむろやさんで開会式。小雨ですが風もほとんどなく、気温は低めですが寒いということもなく。このままだといいのですが、レーダーをみると9時頃から降りが少し強くなりそうです。


 受付ではゼッケンやタグのほか、参加賞のTシャツ、それと昼食の弁当または食事の予約をしていました。岩室温泉街のお店のお弁当がずらりと並んでいたようです。参加費と抱き合わせだと思いますが、こういう方法は直接現地にお金を落とせますね。


 自転車の大会では久しぶりに会ったshuさん。それと義弟と義父。父は我々からの強いプレッシャーに根負けして渋々の出走?。


 開会式会場からだいろのゲートまではパレード走行形式です。坂道なのでマイペースで登っていきますが、標高にすると80mくらいは上がるんじゃないでしょうか。けっこうな運動量です。

 今回のタンデム車の参加は、私とkinoさんの1組のみとなりました。ゲートまでは道路の通行止め規制をしないため、新潟県条例に従い二人乗り走行はできませんので、kinoさんは小径車で走ってもらいました。私は一人乗りで走ります。
 スタートゲートに到着。時間に合わせて4グループに分かれてのスタートです。我々は二人とも元々「ロードA」のクラスなので、そのクラスでスタートしました。スタートの号砲は篠田市長が務めてくださいました。
 
 kinoさんが同乗し、いよいよスタート。若干よろめきつつもビンディングをしっかり装着、ギヤも合わせて流れに乗ります。

 コースは5.3km程度と短いのですが、序盤から勾配11%の坂があるなど、手強い設定です。お互いのリズムが掴めるまではウォームアップということで抑えめに走りました。

 二人乗りのタンデムは、お互いのペダリングのリズムを同調させることで大きな出力を得ることができます。このリズムがうまく噛み合ないと、ペダリングがぎくしゃくしたり、重く感じたりします。

 序盤は少し重く感じました。私が二人乗りの重量バランスに苦労したのと、kinoさんが私と同調するのに苦労しただろうと思います。

 しかしタンデムのよいところは、こうした細かな動作の指示伝達が、会話でできるということです。自転車は2台並んでいても会話は可能ですが、タンデムは背中を挟むだけという近距離ですから、会話が聞き取れないということもほとんどありません。


 全体のざっくりとしたペース構成を組み立て、あとは状況に応じてペースを上げたり落としたり、コーナリングなどの伝達を行いました。

 コース上には1kmごとに「あと何キロ」という看板が設置してあり、走りやすかったです。心配していた天候は、小雨が続きましたが、風の影響もほとんど感じませんでした。(お互いのシンクロ率を上げるのに必死というのもあります。)

 ラスト1kmあたりからは、勢いをつけて走る方法も試してみました。とあるところから、「右、右、右、右、右」とお互いリズムを合わせて踏み込みます。そうすると速度が上がりますから、その後はトルクを少し減らしてもスピードが乗っていくのです。これは二人で協力するタンデムならではの走り方かなと思います。

 勢いを落とさずにゴールできました。タイムは27'02"で、目標としていた30分以内は達成できました。


 ゴールエリアでは姪っ子らと、誕生日祝いのデジカメを携えた娘が迎えてくれました。


 Allieさんも無事ゴール。


 ゴールエリアで荷物を受け取り、カッパを着て他の選手らと会話を楽しみました。
 長岡技大の面々も大勢。


 義父はスタートゲートまでの坂で「今日は無理」と判断し、DNSとしたようです。最近はロードライドもできていなかったようですし、良い判断だったと思います。

 全員のゴールが順調に進み、予定よりも早めの下山となりました。こういう対応が臨機応変にできるのは、スタッフがうまく動いているからでしょうね。


 開会式会場に戻るとサイクリング協会さんがおもしろ自転車の体験コーナーを開いていました。下山してリザルト待ちのライダーらが、あれこれと試乗していました。なかなか盛況でしたね。

 
 姪っ子らもタンデム車に挑戦していました。



 いわむろやさんの軒先では地元の食品の物販やら食事の販売が行われていました。占有してゆっくりくつろげる場所は必要ですね。


 シティライドでお世話になったダイドコさんがかき氷を販売していたので、無花果味を頂きました。これが食べたかったんですよ。


 表彰式は私は着外なので遠巻きにみていました。タンデムクラスがあれば優勝だったのですが。(同時にビリでもあるわけですが。)
 折しも今朝、2020東京オリンピックの開催が発表され、タンデム競技も活発化するといいなぁと考えていました。そのためには練習場所として一般道路の走行が必須と考えます。オリンピック開催を機に、タンデム車の一般道路での走行可が全国的に広がるといいなぁと思います。


 昼食は和田屋さんの天カツ丼にしました。娘が選んでくれたのですが、かなりのボリュームで、食べきれないかもと思いました。


 和田屋さんのほぼ向かいに、ダイドコさんの新店舗KOKAJIYAさんを確認。古民家でイタリアンとはなかなかしゃれていますね。今度寄りたいと思います。


 第一回大会でしたが、コース運営、会場設営等、とてもよくまとまっていました。良いところをどんどん取り入れて、シティライドももっともっと向上していきたいですね。
 今回はタンデム車の出走を快諾して頂きました大会本部、そして協力して頂いた地元の方々、多数の協賛各社、そして一緒に走った参加者のおかげで、楽しいライドができました。ありがとうございました。

 タンデム走行でのヒルクライムは2度めですが、前回とは違う経験や気づきを得ることができました。そしてやっぱりタンデムは、一人乗りにはない何か別の楽しみがありました。これを多くの方々に体験していただきたいと思います。

 目指せ東京オリンピック。

新潟ヒルクライムの準備

2013-09-07 21:08:00 | オンロード
 明日はいよいよ新潟ヒルクライムですが、天気が心配ですね。前線が伸びているので数時間で状況が変わるという気象条件ではなさそうです。

 午前中のうちにkinoさんに来てもらい、セッティングをしました。
・シートの高さ、前後位置の調整
・ハンドルのポジションなど

 本来競技車両であれば、ライダーに合わせてサイズをフルオーダーするわけですが、現存するフレームにライダーが乗り込むわけですから、最適なポジションが必ずしも出るわけではありません。

 セットバックするシートポストも持っているのですが、kinoさんのシート高さには長さが足りず使用不可。シートレールの許す範囲で後退させておきました。
 ハンドルはパイロットの尻のところになりますし、背中が近いと乗っていても窮屈だろうということでアップライトなポジションにしました。

 そして雨対策として前後フェンダーを装着。少しでも快適に乗るというのは大事なことだと思います。


 ペダルは歩きやすさを重視していつもどおりSPD。ストーカのペダルもSPDとしました。開会式会場からスタートゲートまでは2台で移動、ゲートから二人乗りという面倒なことをやるので、これが最善と思います。

 セットアップも終えたので、kinoさんと軽く乗り方講習をしました。
・乗る順番はパイロットが先、ストーカが後。降りるときはこの反対。
・ペダルは右足を装着してスタート、回転しながら左を装着。
・ストーカは体重移動等をせず、「塊」として振る舞う。
・あとは実戦で覚える(^^;)。


 午後になってから積み込みをしました。VWトゥーランは2列目の左側シートを外せば、このとおりタンデムバイクを呑み込んでしまいます。(このバイクが比較的ショートホイールベースというのもありますが。)


 明日は雨模様のようですが、荒天にならなければいいなぁと思います。