さて本日は 05：30起床 いよいよ 大峯奥駈道を歩く
寒さで 自然と 目が覚めた 小屋の中の氣温は 4怒 モウ怒って飲みたくなるが 飲んだのは 野菜ジュース(紫)
陽が昇り始める前の 美しいひと時 みんなが食事の準備を始める中 ボクと蓼科仙人は ジュース一杯で Day.2をKickOff!!!
Adviceを聴き お礼を述べて出かけると みんなが送りに出てきてくれた AOKIさんとは 夕方 玉置山で 再会出来そうだ
目の前には 最初のPEAKである 笠捨山がそびえている 俄然ヤル氣が出てきた では いってみよー!!!
モウ何度も書いているが 大峯奥駈道というのは 世界遺産"紀伊山地の参詣道"の一つで 吉野～本宮大社を結ぶ 100kmの山岳
開祖 役行者が 開いた 山岳修験の道で 山開きになると 多くの修験者(山伏さんですね)が ココに修行に来る
TRAIL上には 大峯75靡(なびき) っと言う 神聖な場所が点在し 行者はそこで 祈祷をしながら進む
Route上の山は 一つの取り残しもなく キレイにPEAKハントし 登り降りを繰り返す 時には鎖の下がった 懸垂下降AREAもアリ
さて のんのんずいずい 霊氣と冷氣を押しワケて 07：45 笠捨山に登頂 寒い モウ怒って 一本目プシュする
『はい お次の山はアレねー』 こんな感じで 一難去ったら… じゃね ひと山越えたらまたひと山 って具合なワケよ
槍ヶ岳～地蔵ヶ岳へ かなり 禿げしくリッジーな箇所もあり それ以外は 急坂で まったくもってタイムが稼げにゃい!!!
寒風が吹きすさむ 北壁では なんとま!!! つららが タレ下がっていました ボクたちの鼻からも 鼻水がつららの如く…
08：45 地蔵ヶ岳に登頂 ドコで槍ヶ岳をメイクしたのか 結局わからず… 鎖や縄梯子アリの かなりリッジーなAreaだった
そして本日のビックリドッキリゾーン!!! 6mの懸垂下降Areaへ ボクがTOP行って その後蓼科仙人 二人とも難なくメイク
09：10 四阿の宿跡 宿は お宿ではなく 宿(しゅく)ですね いわゆる お経ポイント ってニュアンスの処でしょうか
09：20 菊が池跡
09：25 檜の宿跡 っときて
09：40 香精山に登頂 このあたりで 補給食投入 モウEnergyBarとか 食べる事ないと思うので 消費しに持参 重い
10：15 貝吹之野 貝は 恐らく 山伏が持っている ほらがいの事かな あれ高いんだよね
10：20 塔の谷峠 此処への登りが かーなーり 急で てこずった
10：50 古屋の辻
11：10 如意宝珠岳を経て 蜘蛛の口へ ココで小休止 モウ疲れたので 怒って飲む!!! 柿ピー食べました
11：32 稚児の森
11：50 水呑金剛
12：30 花折塚 だんだんと 登り基調になってゆく
13：00 世界遺産だってのに 誰もいないけど 高級石碑を 通過
ココから かつえ坂を越えたら 本日のGOAL地点である 玉置神社だ是 "かつえ"ってドンナ字書くんだろうね
って噺ながら歩いてたら "かつえ"の文字が "餓"って書くのか…
13：25 玉置山山頂をメイク とりあえず PEAKをメイクしたら この旅唯一の 補給ポイントへ!!!
なぜそんな事が出来るかと言うと 玉置山のある玉置神社は カーで来る事が 出来るんだよ
だから イキナリじいちゃんばあちゃんとかアベックの一行に出くわして 娑婆に押し戻されたような 場違いな氣になる
んでも ボクたちハイカーの方が ドッチカっつーと正しい巡礼者なワケだから ドヤ顔全開で 威張りながら 歩いてみる
御樂しみの茶店へ ネットで見つけて 『絶対ココでBeerを飲むんだ!!!』 っとキメていた
中に入ると おでんの良いカオリ 桂春団二師匠に似たおやっさんが 『AOKIさんから聞いてるよ』 っと 招き入れてくれる
おやっさんの 玉置神社の噺に 耳を傾けながら Beerとこんにゃくおでんで カムパイ!!!
補給にBeerをゲトったら 『モウええから持って行き!!!』っと 一本サーヴィスしてくれた 嬉しいですね!!!
30m歩いて 玉置辻へ 今夜の宿は 此方でテント泊 ボクはいつものフロアレスシェルタ BlackDiamondのBetaLight
暮れなずむ夕景を見ながら テントサイトでまったり乾杯 テントはペグダウン出来ず 岩で固定 風もなく ココチンヨカ～
ふと見ると 一台のカーが飛んできて目の前で停車 中からは…ありゃま!!! 新宮山彦ぐるーぷのAOKIさんじゃあーりませんか
心配して 帰りがけに 顔を見に来てくれました 手には 目張寿司にみかんにBEER おみやげをたくさんいただきました
ホント 今回の山旅では 新宮山彦ぐるーぷさんに お世話になりっぱなしで ナニからナニまで恐縮です 大慶に存じやす!!!
ボクのシェルターで 飲み交わして 21：00頃 お互いのシェルタで就寝 外は明るい月夜 風もなく オダヤカンなィ夜
バボン!!!
風が シェルタを多多いて Poleが倒れる音で 目が覚める 深夜24：00
急いで外に出ると 森が轟轟と 唸り声をアゲている 鬼凄い狂風が 迫って来ている 急いでPole修復
その後も 何度も何度も 狂風がシェルタを多多き まんじりとも出来ないィ夜が 始まった
六根清浄(シックスセンスですね) 感度のボリュウムを 最大限までひねって ィ夜の狂風と向き合う事に
眠気が襲ってくるが 風の音がひどくて 眠れない そうだ 春分の日 季節の変わり目の嵐じゃないか 長い夜になりそうだ是
禿しく 続くー!!!
