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MATSUKISM ~松木円宏の役者道~

~NO ACTING,NO LIFE~
-「演」を通じて 「縁」をつなぐ-
「感動」が「人」と「世界」を変えていく

時間と自分

2011年08月21日 | 日記・エッセイ
今日は個人的なラストオフで、一日じっくり自分の時間に当ててみた。
何ができるだろう、何をやるべきだろう、何がやりたいだろう、そんなことを考えながら。

時間は自分の想像を遥かに超えたスピードで過ぎていく。
時間は容赦なく、しかし平等に存在し、具体的な何かを手にしたいと願ったときにその限られた時の中でできるのはきっと、何かをこなす作業なのだろう。
長い時間をかけてようやく結果が見えることから、その場ですぐに結果が出るものまであるが、大事なのは、本当に重要なことを見極める力であると思う。

目先のものに釣られることは往々にしてあるが、それを自覚しながら本当にやるべきことに打ち込み、身体に馴染ませていけるといい。

現状は常に必然だと・・・特殊な環境下に生まれたのではない自分は、そう言い聞かせていいように思う。

何かが止まっている

2011年08月20日 | 日記・エッセイ
一分一秒、時は刻一刻と過ぎて行くというのに、距離が変化しない。
足は前に出しているのに、地面から数センチ浮かんだ場所で空気を蹴り上げていて、前に進んでいかない。
それすらも錯覚であるなら、きっと足すらも前に出していないのだろうか。

違和感・・・気持ち悪い。

もっともっとこの人生の歩みを身体に刻み込んでいかないと。
いつだってその一瞬一瞬の繰り返しだというのに、そのうちのどれだけの瞬間をのんびりしているのだろうか。

このモヤモヤから、何か少し掴めそうだ。

イレギュラー

2011年08月19日 | 日記・エッセイ


稽古後に共演者4人と飲みに行き、ボクともう一人は終電を前に朝まで飲むかなんてことになって、脚本を担当しているイマイ氏のお宅へ突撃。
コルク抜きがなくて大変だったけど、朝までたくさん芝居の話やら何やらして、楽しんでおりました。

いろんな時間の使い方はあるけれども、一日全部自分の計画通りにやったところで、新しい発見なんてそうない。
イレギュラーって大事だなと思いますよ、当たりハズレはあると思うけど(笑)

選択肢が二つあったら大変な方を選べって何かに書いてあった。
きっと大変な方には、それ相応のリスクはあれど、そこに新しい発見や可能性があるからなんだろうな。
もっと追い込んでいかないと。

公演案内

2011年08月18日 | 日記・エッセイ
ポムカンパニーを旗揚げして以来、初の客演でございます!
今年は11月にも客演が決まり、年内のポム活動は水面下になりそうです。
しかしながら良いご縁がありそうで、これを機に役者としてはもちろん、団体としても前進していきたいと思います!



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IDEAL KINGDOM 5th Tea party 
「退魔夜行カレン~契霊ノ理~」 
2011年9月8日(木)~11日(日) 
劇場:日暮里d-倉庫 
(JR日暮里駅南口より徒歩約7分) 

演出:川渕かおり 
作:イマイトシヒロ 

【公演日程 】
9月 
8日(木) 19時 
9日(金) 19時 
10日(土) 14時 / 19時 
11日(日) 13時 / 17時30分 

全6回公演 
開場は開演の30分前 

【鑑賞券 】
前売3000円 
当日3500円 

【出演】 
~退魔夜行~ 
川渕かおり 
相田健太 
関佑太 
すばる 
倉林美貴 
~財閥家~ 
三浦梢 
松木円宏 
~白ノ集団~ 
黒田龍矢 
升望 
森豊 
東虎之丞 
めぐみうみ 
~御国衆~ 
下井顕太郎 
園田シンジ 

【あらすじ】 
日本とよく似たココとは違う世界の物語。 
『大正』と呼ばれた時代を迎え、変わりつつあるその国で巻き起こる 
人と人の繋がりのドラマ。 
なぜ人は『契約』という不可視なモノに従うのか・・・。 
古の時代から魔を退ける生業を担う、神楽王院家、通称『退魔夜行』 
その現当主 神楽王院カレンの視点で描く「美しくも残酷な物語」・・・。 

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気付けばあと3週間もなく、ガツガツ追い込んでいきたいかと。
今から予定を空けておいていただけると嬉しいです!
ご連絡お待ちしております☆

他の人と違う何か

2011年08月17日 | 日記・エッセイ


とある大きな舞台のお手伝いに行きましたら、本日は初日ということで有名な方もちらほら。
あまりそんな方々と会う機会もないので、こうした場は何というか刺激になりますね、ホント。
あの人だと気づく前に既に、ちょっと他の人と違うなって思った人がやっぱりなんてことがあったりします。
男性なら、女性ならと、もちろん容姿や雰囲気もあるのですが、他の何かに一つまず惹かれる。
それが何かは・・・(笑)

身につけられるもの、あとはおそらく自分で気づくべきもの、それらを自分にも組み込んでいきたいと思う。
そしてまぁ、早くその段階にいかねばなぁ。

ルールを課すこと

2011年08月16日 | 日記・エッセイ
人間というものは弱いもので、自分で課したルールというものをなかなか貫き通せない。
やり方が悪いのはあるかもしれないが、結局は自分に甘く、単に心が弱いのではないかと個人的には思ったりする。
ある小説の一節にこんな文章があった。

「やればできる」のではない、「やることができない」のだ。

ちなみに誰の批判でもなく、自分批判です。
うん、こんな自分じゃダメだなぁと、改めて思ったりしたわけです。
でも、すごいポジティブに捉えておりますけどね。
ただ、こんな思考を繰り返すことには意味がなくて、そこには行動が伴わなければ、何も変化しない。

良い状態、行動が伴っている状態が何年も続いた試しがないから、どれほどの効果があるのかはわからない。
そして、この「わからない」というのが問題なわけです。
ここらで一度実証しておかないといけない。
のんびりしていても大丈夫な年齢ではないのだから。
 

忘れられた日

2011年08月15日 | 日記・エッセイ
ブログを久しぶりに連日書き続けていたのに、この日のブログが更新されていないことに気づいた。
それがこの日から数日後のこと。
つまりは日時をわざわざこの日に変更して書いてるわけです。

忘れられないと言葉にしている日にも、忘れてしまうことがある。
そもそも、忘れられない、覚えていなければいけないと思っている時点で、それは何か違うのだろうか。
そういうものじゃないんだよな、忘れられない「何か」というのは。
すべてひっくるめて、ただ「そう在る」ことができるということ。
そこを意識して生きたいと思うのです。
広くても、浅くても、狭くても、深くても・・・

ツッコミは愛ですね

2011年08月14日 | 日記・エッセイ
誰かが昔そんなことを言ってました。
変な空気になった時に切り捨てる人はたくさんいるような気がするんだけど、そうすると相手が辛いから、何かアクションを起こして助けられる人はすごい。
稽古が昼だけで、途中合流も含め6人で5時間ぐらい飲んでいた。
何の生産性もない話ばかりだったけど、笑いが絶えることはなく、こんなに何も気にしないで居られたのは久しぶりかもしれない。
何せ、本当に生産性がないから(笑)
いやぁ、楽しかった。


制限をしないこと

2011年08月13日 | 日記・エッセイ
答えを知った瞬間に想像することをやめてしまうことがある。

1+1=2

だれでもわかるであろうこの計算式に一切の疑問はもたない。

週間少年ジャンプが一冊240円。

表紙や裏に値段が書いてあって、それがその値段であることに疑いの余地はない。
考えないままに明確なものに頼ることで、想像をやめてしまう可能性は大いにある。
それはつまり演出も一緒で、最初の段階で「答え」をドンと伝えてしまうと・・・

全員が全員そうではないが、演出がうまくリードしてあげれば、役者は勝手に深めていってくれるものではないだろうか。
そのリードという点は本当に大事だと思うけど、つまりは「制限をしない」ことによって、発想の自由度が変わってくるということだ。
同じ演技をなぞろうとするなとはこの世界でよく言われていることで、なぞる要素を可能な限り少なくする、そのような伝え方をしていくことで、新しい発見も確かにあるのだと思う。
演出から基本、演技の方向について何も言われない状態で、自由に発見を繰り返せたらいいなと思う。
もちろん、時間との勝負だから、のんびり作ってはいられない。
だから、高い質で。

今日は荒通しをした。
衣装も決まり、小道具も徐々に完成してきている様子で、音も入り・・・と、
外枠はいい感じに埋まってきた。
さぁ、役者はひたすらに掘り下げよう。

自主性の連鎖

2011年08月12日 | 日記・エッセイ
同じゴールに向かって進む、同じ志を持つ人たちが集まると想像以上にすごい力を発揮するものではないだろうか。
それは足し算ではなく掛け算であると個人的には思う。
個人個人の志が数値化されたとして、その度合いに差があれば掛け算にはならないかもしれないけれど。

さて、明日は通せる限り通すとの話ですし、台本を読むとします。