MATSUKISM ~松木円宏の役者道~

~NO ACTING,NO LIFE~
-「演」を通じて 「縁」をつなぐ-
「感動」が「人」と「世界」を変えていく

案内メールが送れない

2010年07月30日 | 日記・エッセイ
プロデュースするポムカンパニー、早いことに小屋入りまであと3週間とちょっとでございます。
作品とは別に、製作作業(主にチラシ)に関しては後手後手ながら、確実にやることは潰していっております…ものの、なかなか個人的な案内まで手が回っておらず、今日にも明日にも何とか送りたいのですが、もうちょっと時間が掛かります。
あと、チラシが3日に届くので、DMはそれ以降になるかと思います(汗)
DMが欲しいという方は【ご住所】とともにご一報ください。
メールで大丈夫だよって方は、近々、そう今日にも明日にも…明後日にもですね、送りたい気持ちが満々です、はい、気持ちが、気持ちが……。

そんな状況なもので、よかったらまず、この日記を見た方は頭の片隅にでも8月末かと思って予定を空けておいていただけると嬉しいです!!

ポムカンパニーは毎回脚本家さんが違います!
ボクが舞台で伝えたいことの根本をお話した上で、脚本家さんに自由に書いていただいてます。
テーマなんかもその都度まったく違うものになったりします。
なので、前回とはまた雰囲気の違うものを楽しんでいただけるかと!

今回脚本を書いてくださった奥村拓(オクムラ宅)さんの作品、ボクのわがまま(条件)をいろいろ聞いてくださった上で、素晴らしい作品を書いてくださいました!
あとは役者・演出、そしてスタッフの力を一つにして舞台に乗せるのみ!!

是非、ご来場ください!!

お楽しみに☆


自己責任

2010年07月27日 | 日記・エッセイ
事あるごとに自分に言い聞かせる言葉であったりする。
もしこうだったら何とかできたのではないかと思うようにしているから、度を超えない限り、大抵のことはどんな形にしても自分に責任を落とし込むようにしている。
夜になってからいろいろ気付いて、そして考えてしまったのがよくなかったんだろうな……ちょっとしたことなのかもしれないけど、妙に引っ掛かってしまって。

以前ボソッと言っていた友人のある言葉がわかるような気がした。
その人はきっと、もっと人と近い距離で居たい人なのだろう。
でも、自分は相手の働きかけを待つようなことはしないし、特別な期待もしない。
いや、期待はして座っているし、必要とあらばドアは叩くけど、返事がなければやはり自分から踏み込まないというか。

いま自分に降り注ぐあらゆる現実が、変えようもなく起こるべくして起こっている必然的なものであるということには、「自分」というフィルターを通して見たときに、あまりにも一目瞭然である。
というか、そういうものなのだと思っている。
だから、そういうものだと区切りをつける。
そこからがいつも「今」のはじまりでなくては、と思うわけだ。

成長を目指して身体に刷り込んだ「自己責任」が、いつしか自分を守る「盾」にもなっている。
むしろ最近は「盾」としての要素が強いような気さえする。
でもきっとそれでいい。
いろんな人たちがいる中で、自分なりに失いたくないと思うからこその「盾」なのだ。
それが破られない限りは好きでいられる。

夜の静けさの中で生まれた思考のせいだろうか、小さな感覚から随分と飛躍したものになったが、人に嫌われてもそれは仕方がないと割り切って生きてはいるものの、やはり孤独はイヤなんだろうと思った。
まぁそれでも、自分は自分として、思うように生きる以外ないのだけど。


経験の数だけのめり込む

2010年07月27日 | 日記・エッセイ
今年の3月にポムカンパニーの第一弾を終え、二回目以降はそれなりに落ち着くんじゃないかと思っていた。
作品は違っても、要領はよくなるだろうし、裏方として支えてくれる人もいたりするから。
でもそれは大きな間違いで、経験を積めば積むほど、試行錯誤の幅が広がり、やるべきことの総量が大幅に上がる。
とくに作品を創り上げる過程において。
それが楽しいことに疑いはないのだけど、他のことに余裕が持てなくなってはいて、それがつまり今の段階での経験不足なのだろうと思う。
関係者でなくとも、そんな自分に対するまわりのあたたかい対応に、ちょっとホッとして、その分またがんばろうと思えて救われております。
ありがたや。


雨の散歩

2010年07月23日 | 日記・エッセイ
久しぶりに終電を逃した。
楽しんでるなぁと自分で思う。
そうでないとギリギリまでいることなんてない。
傘もないままにタオル一枚頭に巻きつけて家路を行く。
あとおよそ30分、思考回路もうまく働かないままトボトボと。
雨が強くなってきた。
身体は反比例するかのように熱を発していく。
天気予報というのは当てにならないものだ。
一人取り残される雨宿り。
家はまだ遠い。

何かが足りない、何もかも足りない

2010年07月21日 | 日記・エッセイ
毎日ポムカンパニーの製作と演出と俳優としての準備で、本当に濃い時間が流れている。
バタバタではなく、時間がいろんなものによって凝縮され続けていて、この今歩いている軸から踏み外せないし、そうしたくない感覚も同時にとても強く働いている。
その空間の中に生きていることが心地よく、ここから何かが生まれていくんだろうという感覚がある。

うん、感覚がある。

たぶん緩めたらいけない時間なんだろうな、そんな余裕もないけど。
なかなか他に顔も出せないけど、自分の仕事が出演者・スタッフ全員に関わる以上、まずそれを一段落させないことには外に動けない。
その分、やれることは徹底してやっていきたい。



このある種の充実になぜこのタイトルか。

まぁそういう気分だったからですが(笑)

それは舞台に関してではないですよ、そんなアホな発言はしません。
ものすごく個人的な感覚です。


何かが足りない、何もかも足りない


たまにものすごくこういう「圧」がドンと落ちてくる。
でもこの感覚が個人的には非常に大切で、こういうことを強く感じられることは、こんなにもプラスの作用を及ぼすんだなぁと思うし、自分がそうであることに感謝したいぐらい。
それなりにぐわぁ~ってなった後でだけど( ̄▽ ̄;)


足りないのなんて多くにとっては当たり前の現実であり、大事なのはそこから自分がどうするか。

それだけ。


いつか…


は、一生来ない気がするから、ん~この一年以内に、少し足りてきたかなと思える自分になっていたいと思う。


それよりもまずは次の舞台!

是非観ていただきたい!!




ポムカンパニー2nd effect『まばたき』

2010年07月15日 | 日記・エッセイ
役者も決まり、やっと少しずつ準備が整ってきました。
と言っても、これからプランを考えては打ち合わせの日々が続き、かつ役者としても役に向き合っていかねばなりません。
おかげで知人の舞台にも足を運べていなかったり…
うん、でもね、何かこの余裕ない感じがワクワクします。
焦りではなく「挑戦」という感覚を全身で感じられているのが良い。

今回もいろんな人に支えられていますが、それに報いることのできる作品を板に乗せます!

こりっちには載せてあるけどブログでは初公開、ドドン!!


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第三回旬の観たいもの展参加公演

松木円宏プロデュース
ポムカンパニー2nd effect『まばたき』

【脚本】
奥村拓(オクムラ宅)

【演出】
松木円宏

【公演期間】
2010年8月25日(水)~29日(日)

【時間】
25(水)20:00
26(木)14:00 18:00
27(金)20:00
28(土)14:00 18:00
29(日)12:00 16:00

【場所】
ギャラリールデコ5F

【前売・当日料金】
2000円

【キャスト】
本堂史子(カリバネボタン)
菅田将輝
石田迪子
美穂
倉持徹也
福田滋((株)コーラルアイランド)

松木円宏

【スタッフ】
基本舞台:長堀博士(楽園王+)
宣伝美術:真木淑江
音響プラン:香田 泉(猫ノ手)
音響オペ:横山仁美
照明オペ:大畑麻衣子
演出助手:長田大史



まばたきをするわずかな瞬間に
私は私じゃない自分を感じる

違和感――

本のページを捲りながら
手を伸ばす
指先が空をきる
コーヒーカップは
私が認識していた場所から30cm離れたところにある

危機感――

赤信号向かってくる車
30m手前を走行中、
安全を認識する私、
いつも通りの感覚で横断歩道へ歩を進める
耳をつんざくクラクション
気がつくと車は私の数cm後ろを横切っている

喪失感――

あなたの匂い、体温
私の居場所
いつもと少しだけ違う
あなたの匂いと、体温を私は感じる
トカトントントカトントン
私の27cm隣に私はもう一人の私を感じる
その私はあなたをもう愛していない

**********


ご連絡お待ちしております!

是非お楽しみに☆

本日、顔合わせ!

2010年07月11日 | 日記・エッセイ
早い…ですね、うん、早い。
何がってね、あまり焦りはないものの小屋入りまであと6週間、つまり42日間ってことがですよ。
一部だけ後手に回っている問題があるからか、いつもにはない不安は若干。
いやはや、始まる前から反省点いっぱいで嬉しくなっちゃいますよ(笑)
まぁ、次が楽になるって意味でも( ̄∀ ̄)

おもしろくやりがいのある脚本が届きました。

俳優・女優も良い雰囲気を持った方々が集まってくれました。

あとはやるだけ!!

タイミングという必然性

2010年07月10日 | 日記・エッセイ
キャスティングの交渉を繰り返しながら、出会いというものに心から感謝したいと、そう思える日が続く。
いろんなところから支えてもらって、そうやって今の自分が立っていられるんだなと実感している。

タイミングが「合う」ということは、ある意味で偶然なんだけど、だけどそこに必然性みたいなものもきっとあって、それが合わないがために今けっこう大変なんだけど、でもそれが合った時にはこれでもかという出会いが待っていたりする。
どこかで他の人に決まっていたらなかったであろう出会い。
それが良いと素直に思えるから不思議だなと…不思議な力が働いているんだろうなと思う。

偶然も必然もただの言葉に過ぎない。

大事なのは出会えたという事実だ。

思い立ったが吉日

2010年07月05日 | 日記・エッセイ
キリがいい日に更新しようと思ったら、キリがいい日なんてないんだってことに気づきます。
そんなわけで思い立ったが吉日、今日何となく更新。

プロデュースの準備が難航しつつも、こういうひとつひとつが次の糧になる。
一回目ではなかった壁にぶつかっており、まぁこの段階で一度はぶつかっておいて良かったのかなと思いつつ、もう二度とごめんだし、今は早くこの現状を打破したいというのが本音。
しかしながらホント良い経験だとは思う。
おかげでいろいろ浮かんできました。
今は活かせないけど(泣)

求める力が強くなるほど動けるし、良い環境を見るほど「今」を抜け出す最良の選択は何かと自問自答する。
ここまでに結果が出なかったら捨てるべきであろう選択肢を、しっかり自分で持たなくてはならない。
過去が無駄とは思ってないが、捨てても良かったであろう時間はあったと思うし、それは理想を追う場所ではやはりなかったのだと思う。
外から見たら一発でわかることも、自分のこととなると見えにくい。
環境を変えたらどうかと言われれば、それは一つのきっかけとしてまず胸に留めておくぐらいの必要はあるように思う。
同時に、続けるべきだと言われることは、やはり続けていきたいとも。

自分にしても誰かにしても

口だけか…

行動しているか…

行動には結果が伴う以上、判断の基準はわかり易い。
結果がすべてだ、ある意味では。

ある意味…

しかしながら確実にそれを欲する。

さて、今日は一歩前進。

夜の打ち合わせでまた一歩進めるか…

がんばらなくては。