MATSUKISM ~松木円宏の役者道~

~NO ACTING,NO LIFE~
-「演」を通じて 「縁」をつなぐ-
「感動」が「人」と「世界」を変えていく

終電を逃して代表の家に。

2007年08月31日 | 日記・エッセイ
2日目でございました。
今日も本番が終わってから飲み会へ。
飲み会に行ったとかそんな話ばかりで、肝心の舞台の話を全くしていないのですが、それは公演が終わってから書きたいと思っています。

今日もなぜか終電が終わってしまい、しかも財布を小屋に置いてきたもので、代表の家に泊まらせてもらいました。
芝居の話をしながら電車に揺られ、トコトコ歩くその時間は、とても有意義な時間でした。
今回はみんなホントいろんな意味で大変な思いをしているから、それはボクも例外ではないので、話しながらいろいろ考えてしまいます。
しかしながら、家に着いてしばらくしたら、眠くてダウンしてしまった。
体力ないなぁ(泣)



初日の終わりはこんな感じで。

2007年08月30日 | 日記・エッセイ
初日を何とか無事に…??終えることができ、初日打ち上げへ!
たくさんのゲストがいらっしゃってくださって、経験的にも年齢的にも先輩の役者さんたちに、忌憚ない感想を言っていただきました。

パンクしそうなぐらい詰め込むことだらけの毎日。
いろんなことをおっしゃっていただけることが本当に有り難い。
お金をいただいている以上、それではダメなんだけどね。
純粋におもしろかったと言っていただき、盛り上がれるのが本来のはずなんだから。
まぁでも、その生の声が何よりの現実である。
そんなこんなで、ボクは朝まで飲んでいました。
最終的には4人だけしか残らなかったけど、その飲みの席でも大反省。
ただ、今回限り許されることは、おそらく「知らなかった」ということ。
多くいろんなことを今回の公演期間で教わってきたけど、今回で知ればいい。
次からはもう許されないけどね。
そうなると、やるべきことは自ずと見えてくるもんだ。

5時に飲み屋を出て、満喫で小屋が開く時間まで寝て過ごすことに。
なかなかのダメッぷりでしょ(笑)
でも、そのダメさ加減が何か役者らしい気がしましたね。

小屋入りする前からですが…

2007年08月29日 | 日記・エッセイ
最近は毎日飲んでます。
今日も明日も例外ではない(笑)
そして、いつの間にか終電を逃しているという…

松戸で終電がなくなり、どうしようかと考えた結果、初日の前日に何をトチ狂ったか、交番で家の最寄り駅までの道を聞いて、歩いて帰ることにした。
一人ひたすら芝居について考える夜道は、なかなか素敵なものでした。
翌日、終電逃して歩いて帰るところが役者っぽいねと言われ、ちょっと喜ぶボク。
ダメ人間への第一歩(笑)
でもね、悪くないですよホント。

小屋入り!!

2007年08月28日 | 日記・エッセイ
…のブログを一体いつアップしていることやら(笑)

たぶん、この公演期間のブログはかなり適当になると思いますが、勘弁してください。

その代わりと言っては何ですが、写真はちょこちょこ載せようかと思います。



稽古最終日!!

2007年08月27日 | 日記・エッセイ
自分で何が足りないのか、少しずつわかってきていると思います。

これから必要なものも、少しずつだけど気づかせてもらっています。

今できることは、残りの時間を死ぬ気で足掻くこと。

幕が開けたら、あとは千秋楽まで突っ走るのみ!!

初漫画喫茶

2007年08月26日 | 日記・エッセイ
今になって初めてっていうのが不思議なくらいですか?
終電を逃したので初挑戦してみました。
行ってみると、まぁ楽しそうですよね、やっぱり。
ただ、読みたい本が見つからなかったのと、とりあえず眠かったのと、ブランケットを借りても寒かったのとで、あまり良い初体験にはなりませんでした。
こういうのは店に寄るのかな。
あと、時間の経過が全然わからなくて、朝起きたらナイトパックの時間を1時間延長してて、400円の追加料金を支払う破目に。

時期が時期だけに、いろいろ考えが甘かったな。
何に支障をきたしたわけじゃないけど、これはちょっと反省だわ。



手の平を返します。

2007年08月25日 | 日記・エッセイ
すっげえ悔しいことってあるけど、終わったらもうどうでもいいやってな強さを持つこと。
どうでもいいっていうのはそのままの意味じゃなく、その瞬間に手の平を返して、新しい気持ちで次に行くということ。
自分がマイナスの状態にあるから、すごく大きなエネルギーが必要だけどね。
でも、それでも何とかする。
何か、そんな何とかしようって気持ちの源は、ボクにとって「怒り」だと思いますね。

できなくて言われて凹むし、言われなきゃわからない自分にも、ある程度仕方がないとは言えやはり腹が立つし、時にはどうしようもない気持ちにもなるけど、そんなこんなを含めた自分に対する「怒り」でもって、一瞬に手の平を返して、ひたすらセリフを繰り返しながら帰ってやった。
バカバカしいもん、無駄にボケ~っとして過ごす時間なんて。
そんな余裕もないクセにさ。

ダメだ、溢れんばかりの感情が表に出てきそうで…
とにかく、舞台で一つ結果を出しますよ。
本番、ボクはボクの役割をしっかり果たすとします。
個人的なところでは、役者としてボクの持つプライドがあり、そこを崩さないためにもね。
そしてその結果、お客様により素敵な舞台をお届けします!!

小屋入り4日前です!

2007年08月24日 | 日記・エッセイ
今日は突然いただいた現場の仕事と、舞台の通しとで、やたら体力を要した一日でした。
その理由には大量の荷物が原因にあるんだけどね。
仕事の内容は機密のため言えませんが、その現場の雰囲気や一線で活躍する女優さんを生で感じられたことが、よかったかなと。
しかしながら、その場にある種対等に立ち会えないというのは悔しいものです。
というのも、役割がエキストラ的なものだったので。
まわりはオーディションを勝ち抜いた人たちなのかな。
現場に行く度に、もう一歩先に進みたいと思いますよね。

現場が終わってすぐに稽古場に向かい、着いてそのまま通し稽古に参加。
自分でできなかったところは意識できるようになってきたし、ここまでやっても大丈夫だっていうラインも見えてきた気がするので、このままドンドン詰めていきたい。
本番までにあと二段階ぐらい突き抜けたい!!

ちなみに、稽古後には代表山本さん、小田さん、今回特別パンフをつくってくださる早狩さんというメンバーの中に紛れて対談に陰ながら参加してました。
まぁ、このメンバーの対談に口を出せるわけもなく、ほぼ聞き手として楽しんでましたけど。
しかし、その意識たるや高いもの改めて強く感じる。
そして、いろんな視点に触れ、役者としての、また日常での在り方・居方も考え、どうにかこうにか自分を変えていこうと思うのでした。
今日という一日もまた、とても有意義な時間でございました。

空気って存在するんだなぁ

2007年08月23日 | 日記・エッセイ
そりゃそうだよ、だってないと死ぬでしょ?
そんな話ではございません。
役者なもので、役者の話です。

「空気」を出せるってどんな領域だよと、自分ではまだ実感できないレベル。
皆さんは身近な人で見かけたことありませんか?
何かオーラ出てるよ、この人!!…みたいな。
ちなみにウチのバイト先には一人います(笑)

それは年齢だったり経験だったりが成せる技なのかもしれないが、それはやはりスゴイものだと言わざるを得ない。
思えば、一線で活躍している人にはやはりそれを強く感じます。
生で見たときに、こちらがもうヤバイって思っちゃうんです。
女優さんやモデルさんなら、もちろん化粧だったり光の当たり方ってあるかもしれないけど、それはあくまで相乗効果としての役割なのがわかる。
あっ、でもそれは「空気」ではなく「華」なのかもしれないけど。

空気を出すのは、オーラとは少し違う印象を受けるんです。
にじみ出てるものではなく、明らかにその瞬間「出す」し「出ている」んです。
もしかしたら、そのオーラの色を変えるような感覚なのかな。
正直、ボクにはまだわかりません。
ただ、その人の生き様は絶対関係していると思っています。
その人が生きている中で手に入れた大きな自信であったりね。
まだまだ未熟なところだらけですが、そういう役者になることが次のステップかな。
身近に素敵な手本がいるので、今回の公演をその取っ掛かりとさせていただければと思う。


夜に電気が消えない

2007年08月22日 | 日記・エッセイ
最近は台本片手にいつの間にか意識が飛んでいるので、朝起きてまたやっちまったかと…
睡眠なんてなけりゃいいのに。
いや、なかったらそれはそれでイヤだけど、今はなけりゃいい。
『フィフスエレメント』って映画だったか、設定が未来だから一瞬にして睡眠がとれるカプセルがあって、プシュー!ガクッ…って具合にさ。
カプセルだから起こしてくれるだろうし…って何コレ、軽く現実逃避?(笑)

いやいや、しっかり現実見てますよ。
大袈裟でなく、こんな環境には滅多に居られないですからね。
自分の未熟さに腹が立ち、頭を抱え、それでも道を示してくれる人たちがいて、今より先が見えて、そこからまた必死に足掻ける空間。
まぁ、舞台始めて5年も立つボクがこの環境に甘えていてはいけないんですが、今後の自分のためにも、恥も外聞もなく、最大限活用させていただきます。
役者としての生き様もろとも、目に映ることから感じたことまで吸収していきます。

そして、結果は全て舞台の上に。