MATSUKISM ~松木円宏の役者道~

~NO ACTING,NO LIFE~
-「演」を通じて 「縁」をつなぐ-
「感動」が「人」と「世界」を変えていく

『プロフェッショナル』

2010年10月27日 | 日記・エッセイ
毎週すごく背中を押してくれる番組だ。
仕事の流儀を自らの歩みの中で生み出し、身体に落とし込んで実行している人たち。
そんな人たちの生き様と画面越しにでも向き合うことで、力をもらって自分もさらに闘っていける。

何かを成そうとするとき、結局のところすごくシンプルなところに行き着くのだと思う。
特に行動においては、やるかやらないか。
偶然だとか運だとかいろいろ言い様はあるのだろうが、きっとそういうものは実はほんの一握りで、ほとんどすべてが必然の結果なのだろう。

結果が思い通りにいかないときは、プロセスに問題があるという。
因果関係という言葉があるぐらいだから、おそらく確かであろう。


今の過程で今の結果。


それならどうするべき?


…ということ。


プロフェッショナルはきっと、この自問自答実行の繰り返しができる人間を言うのだろう。

制作は一人ロビーに佇む

2010年10月14日 | 日記・エッセイ
無事に本番がはじまり、制作の作業も早々に終わらせ、いま一人思考に耽っております。

他人の口から間接的に聞いたことは必要以上に敏感になるものです。
主観はあれどそこには一定の真実があるように思うから。
話す人の話し方にもよるが、だいたい良い話はそこそこに、悪い話はできる限り最悪なものとして受け取る。
それぐらいがちょうどいい。
良いことには満足せず、悪いことは二度とやるまいと思うから。
しかしまぁ、必要以上に受け取るから、相手には迷惑なことに次から接するときに壁一枚つくってしまう可能性があり、自分が納得したり解決するまでその壁は払拭できないように思う。
それはやはり、勝手だろうが何だろうが猛省すべき点として捉えるからだ。
解決できなければずっとそのままでもいい、曖昧にしてやり過ごすよりは何倍も。

考えるべきことがたくさんあって、何かいろんな痛手をいつの間にか背負っていたりする。
それでも、その痛手が成長につながると思えるから、そのきっかけをくれた人には早く堂々と会えるようにと思う。


そんなことを…


一人ロビーで考えたりしてみた。


さて、初日がもうすぐ終わる。

ニッポニア・ニッポン小屋入り

2010年10月12日 | 日記・エッセイ
ポムの第一回目で脚本を提供してくださった碧田直さんの企画公演がいよいよ小屋入り。
同じく一回目で出演していただいた田村信明さんも出演しております。
ボクはまぁ、ほぼ毎日受付あたりにおります(笑)
金曜と土曜のソワレのみおりませんが( ̄∀ ̄;)

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ニッポニア・ニッポンvol.1
『今宵もきっと、満天の星』

【劇場】
シアター風姿花伝
(〒161-0032  東京都新宿区中落合2-1-10日程)

【開演時間】
14日(木)19時半
15日(金)19時半
16日(土)14時、19時半
17日(日)14時

【料金】
前売・当日2500円


古い民家を舞台にしたコメディです。笑えて、ハラハラして、ちょっとグッとくるような作品をめざして、稽古に励んでいます。
また、芝居終了後、ロビーにて、フラワーアレンジメント講師をされている安藤信弘氏による、生花を抱いての写真撮影企画『人と共にある花』を開催します。希望者のみ、もちろん無料です。こちらもお楽しみください。

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お時間ありましたらぜひご来場ください◎

良質に触れて

2010年10月07日 | 日記・エッセイ
知り合いの一人も出演していない小劇場の舞台に足を運んだのはいつ振りだろう。
それぐらい珍しいことをしたが、何にしても観に行って良かったと思う。

最近よく脚本のことを考えたりちょいと勉強したりしておるのですが、質の高い作品を観ると、好き嫌いは個人の自由として、その脚本に組み込まれている、いわゆる「良質」を形成している要素の多さに気づかされてビックリする。
ボクが最近考えている良い脚本の大きな要素がいくつかあって、その作品には大なり小なりそれらの要素が全部入っていた。
そして、それが舞台に乗ったときに、さらに気付かされることも多くあった。
しかも、大なり小なりと言え、内容的にもそれらのバランスはおそらく絶妙で、何より……確かな力があった。

個人的な観劇ラッシュも来週で一段落。
出会っておきたい作品にも結果として出会えた。
いろんなものを再認識。
より一層、具体的にがんばるとしよう。