自分がフライに求めるモノ
少ない種類のマテリアルで巻くのが簡単で良く釣れること
だいたいマテリアル2~3種類ってとこを目安にしてます。
淡水用にはこれを満たすフライパターンを幾つか作って実績も上げてきたが、海用となるとなかなか良いものができない。
っで、先日ふと思い立った。
フェザーウィングだけで釣れるんじゃない?
そしてできあがったのがこれだ・・・・ワン・ツー・スリー
フックのシャンクにキールになるようにフェザーを2枚巻き止めて、ヘッドにかみつぶしを付けただけ。
ボリュームを出すためにフェザーを4枚にしたり、フェザーの長さを変えたり、ヘッドのかみつぶしに目を描いたり、フェザーが左右きれいに揃ってるのも揃ってないのも、結局どれも大差なかった。
まあ、大差が出るほどの釣果があったわけではないのじゃが、どれも同じように釣れるのじゃ。
今週末のメバル狙いの夜釣りは全てこのフライで釣果をあげた。
本日午後の黒鯛狙いはヒットしたもののフッキングが甘く、バレた。
結局カブラフックなど苦労して作らなくても、この作り方で水中姿勢はばっちり保てたわけですね。
このフライの唯一の欠点は、ヘッドのかみつぶしがいつの間にか無くなってしまうこと。
魚に盗られたり、フォルスキャスト中に飛んでいったり、底石に噛んで抜けたり、護岸に当たって割れたり・・・
っで、ヘッドが外れるのはヘッドセメントで糸を固めた後に瞬間接着剤を垂らしてかみつぶしを付けたものだということが判明。
エポキシで固めるという手もあるが、それはわしの主義に反する。あくまでも直ぐに作れて直ぐに釣りに行けると言うことが大事。
っでヘッドセメントを省いて、スレッドに直接瞬間接着剤を垂らし、噛ませ方も少し強くすることで対策した。
とりあえず完璧とまではいかんが、今日使った感じでは、かなり保つようになった。
とりあえずこれで完成形としよう。
でもそういう複雑なフライって、釣れた時なにが良かったのか、逆に釣れんかった時に何が悪かったのかを整理できんのよね。
っで視点を変えて、何が大事なのかを突き詰めてシンプルにまとめたらこうなった。海版テンカラ針・・爆!
まあこれもメバルとかソイをターゲットに絞ったからこうなっただけで、大型のスズキや表層を回遊する青物とかをターゲットにしたらまた違うモノに落ち着いたかもしれんね。笑)
今回のもパクらせてください。カラフルなの作っちゃおっと。