新型コロナワクチンの健康被害について思うこと

　SNSで新型コロナワクチンの健康被害について、両極の意見があるようですね。
　一方は、家族親戚だけでなく周りの多くが健康被害を受けている。毒をうたれたと言い、もう一方は、全然そんなことはなく、みんないたって健康を維持していると言う。

　私が思うに、多少の誇張はあるにしても両者とも事実なのでしょう。

　つまり健康被害が偏って発生しているということです。
　っで、偏って発生しているのなら、ワクチンロットによるものだという考えになるわけですが、実はそんな単純な事ではありません。

　少し話がそれますが、以前スーパーで牛乳を購入した時に、すこしヨーグルトっぽい味に変化していたことがあり、それはとても美味しかったのですが、一応メーカーに連絡してみたところ、輸送過程でトラックのどこに置かれていたかで温度変化によって運悪く（良く？）そのように味が変化することがあるとのことでした。
　何が言いたいかと言うと、同一ロットであったとしても運ばれてくる過程でどこで何が起こったのかは誰にも分からないという事。
　ワクチンによる健康被害も単にロットの問題ではない可能性も残っているということです。

　ワクチンロットによるものだと言いたければ、そのワクチンロットが配布された接種機関全体にわたって偏りなく健康被害が出ていなければなりません。
もしそうなっておらず、健康被害が特定の接種機関に偏って見られた場合、それはもうロットの問題ではなく輸送途中に運悪く何らかの問題が生じていた、または接種機関におけるワクチンの取り扱いに問題があったと考えるべきでしょう。更に追及してゆくと従事した個人まで炙り出される可能性もあります。
　しかしながら、とにかく早くワクチンをと異常な騒ぎの最中での出来事なので、個人に責任を押し付けるべきものではなく、ロットの問題というところに落ち着かせるのが良いのかもしれません。