虚構

たとえば出身校を偽る、職歴を誤魔化す。一般社会では「経歴詐称」は発覚すると役職の辞任や勤め先を失うことにもなりかねない。しかしながら、ことカラテ界には自称●段や●●全日本大会優勝、さらにはFBIで指導していたとか、夢でも見たのかと思うようなことを平気で言うものもいる。自分の仕事が武道・格闘技ショップなので、某会館の黒帯をオーダーされるが免状を提示いただいている。稀に免状を無くしたと言う方がいるが、どういう訳か「引っ越し」で紛失という理由ばかりだ。元某会館という方は凄く多いのだが、なぜか池袋の本部で？という方が圧倒的に多い。北海道にはそんなに本部道場に行っていた人が多いのか。マニアの小生は「年鑑」にその名が掲載されていた記憶がない。
たしかに大層な肩書は無いよりあったほうがよいのかもしれないが、生徒には「誠実」を押し付け、先生が嘘つきでは本末転倒だ。そういえば数見館長をお呼びして合宿をした時、誰だか忘れてしまったが「一緒に稽古したら俺達の段位がばれてしまう」なんてことを言っていた館長がいたことを後で聞いた。それって。
館長(オーナー)は誰でもなれるが師範は誰でもなれない。師範号、段位は自ら名乗るものではなく、允許・認定されるものだから。「詐称」「自分(が語る)伝説」は必ずばれますよ（笑）残念！

12読書日記05

真梨幸子 著「殺人鬼フジコの衝動」。まさに一気読みでやられたーな本、人間って醜悪で身勝手で。まあ現実はもっとかも。ふふふ。
重松 清 著「流星ワゴン」。親子、家族、いやになっちゃったなあ。そんな感じの時にどうぞ。でも、俺はそんな寛大にはなれんな（笑）

BATTLE MIX

このフライヤー記憶にある方はなかなかのマニア。六年前まで「KING XHMU」で開催していた格闘技イベント「BATTLE MIX」。いろいろな皆さんから復活してくれないかなと言われ、遂に復活。メインはプロフェッショナル修斗公式戦。キックボクシング、ブラジリアン柔術ほかあの興奮が帰って来る。時は4月22日。詳細はまた。

12読書日記04

浅田次郎 著「終わらざる夏上・下」。これ、読みたかったんだ。たまたまブックオフでみつけた。第二次世界大戦末期、旧日本領土の千島列島の最北端「占守島(シュムシュ島)」で終戦8月15日を迎えた精鋭2万3000人にも及ぶ九十一師団と女子挺身隊として400名の函館高女の乙女。突如日ソ不可侵条約を破棄し参戦したソ連。終戦にもかかわらず孤高の島に戦火は止まず。歴史はきちんと学び、忘れてはいけないと思います。
矢口敦子 著「それでも桜は咲き」。あの3.11大震災を乗り越え、生きる人々。ささやかな日常の中「あの日」を迎えたすべての人に贈る。復興は始まったばかりだ。
植西 あきら 著「折れない心を作るたった一つの習慣」。大ブレークのヒット作品。考え方は性格ではなく自分の「選択」だ。心の中の「へこたれない自分」を呼び覚ますヒントが。

受付

銀行のキャッシュコーナーではありません。病院の受付。なんとこの機械の前には30人くらい並んでいるじゃありませんか！これから超高齢化社会、機械も良いけど年寄りばっかりじゃ機械の前は長蛇だよ。術後の再診時のびっくりでした。