読書日記

黒川博行著「煙霞(えんか)」。著者が元高校教師だったとは知らなかった。関西が舞台のアダルトな著作が多いので。私学助成金の不正受給をネタに理事長を誘拐、教育現場の金と闇を痛快に描いた一冊。
角田光代著「ドラママチ」。生きることの閉塞感、焦燥、虚脱、ひとときの明るさ、希望、句切り。人は人と別れるために生まれ、死ぬために生まれる。
国友隆一著「”不況知らず”のお店9割のお客がリピーターになるサービス」。お客様が増えない原因は自分にある！まさしくその通りですね。お客様が感動するサービスを目指さなければならないです。反省します。
佐々木譲著「密売人」。北海道警察シリーズ第五弾、狙われた自分の協力者を守るため佐伯警部補の裏捜査が始まった。後輩のデカ長に聞いたが小説のような訳にはいきませんと(笑)